約1時間にわたり練り歩いたアギア・デ・オウロに参加した人達の終了直後の感想を伝える。
興奮冷めやらぬ様子の福嶌教輝在サンパウロ総領事は、「面白かった! 一生の思い出です。(観客の)皆さんがすごくニコニコ笑っていて、手を振って拍手をしてくれ、日本に対するものすごい優しさ、温かい眼差しを感じました。感激です。ブラジルありがとう」と長期に渡る準備の苦労も吹き飛んだ様子。
立佞武多(たちねぷた)の招致に貢献し、衣装のデザインも手掛けたコシノジュンコ氏は、「終わってしまったのが残念ですが、素晴らしい大きな出来事だったと思います。立佞武多も本当に一段とカッコ良く、日本って本当にカッコいいんだなと思いました。大成功でした」と感無量の表情だった。
また、両氏と共に立佞武多の上で着物姿で踊った青森県人会の玉城道子会長は、本番を迎えるまでの心配を振り返り、「無事に終わってホッとしています」とひと安心。「五所川原市から来られた職人の方も、大変な中で準備してくださり本当に感謝。これからも世界に向けて立佞武多を発信し、世界の平和や友好に活用してもらえたら」と想いを語った。
同チームの女王「ライーニャ・デ・バテリア」を初めて務めたシンシア・サントスさんは、取材に対して日本語で「私達ブラジルと日本が一緒にできたこと大切。特別で素晴らしい気持ち」と答えた。
打楽器隊でカイシャを叩いたブラジル人のパウロ・ペトロシンキさん(39)は、「ブラジルの日系社会がとても素晴らしいように、今日のカーニバルも素晴らしかった」と日本をテーマに表現したことを称賛。
また、宇都隆史外務大臣政務官は、立佞武多を背に踊ったことで「皆さんが楽しそうに受け入れて見て下さる視線を感じ、ブラジルで日系社会が受け入れられていると実感した」と述べ、「日系社会という財産をもう一度大事に見直すことがこれからの120周年事業かなと思う。ブラジルの皆さんが温かく受け入れてくださるように、日本のブラジル人コミュニティーも大事できたら」との考えを語った。
2015年2月17日付
