06/03/2026

Dia: 18 de março de 2015

貧富の差と県系人の裕福さ感じて 海外県人会人材育成・活用推進事業実行委員会が主催する「グローバルステージin Brazil」の訪問団7人(引率役員2人、一般参加者5人)が5日午前、本紙を訪れた。「グローバルステージ」とは、福岡県の青年たちをブラジルやハワイに短期派遣し、現地の福岡県人会や青年部と交流を深めることで、次世代のパイプ役を担う人材を育成することを目的としたプログラム。今回が第1回目となった。 2年前に福岡で開かれた海外福岡県人会の代表者会議の中で、各国代表から「母県の青年を受け入れたい」という強い要望があり、今回の実現に至った。武田誠一団長は「在外福岡県人会の若手人材を日本に招くプログラム(県費留学、県人会担い手育成招へい事業)はあるが、その反対がなかった」と記念すべき日本からの訪問団派遣を喜んだ。 一行は、今月1日から8日まで9日間にわたりブラジルに滞在。日系企業や現地企業の視察、総領事館やJETRO等の政府機関、移民史料館、大学・研究機関等の訪問、県人会員や現地青年との意見交換会、ホームステイ等を行った。 来社した5日は旅程の折り返し地点。サントスにある日本移民ブラジル上陸記念碑やサンパウロ大学などを訪れ、ブラジルを肌で感じた団員たちに(1)ハワイではなくブラジルを選んだ理由と(2)渡伯後の心境の変化を尋ねた。 (1)では「時間的・距離的にブラジルは行く機会がないから」が3人。「祖母の祖母がブラジル移民」の東雲雄飛さん(20、大学生)、「職場でブラジル人とかかわる機会が多く、彼らを通してブラジルを見て来た」と話す米村淳平さん(31、社会人)、ブラジルに対し何らかのつながりを持つ団員もいた。 (2)では5人全員から「貧富の差を強く感じた」という声があった。東郷秀明さん(34、英語科教諭)は「日本で先人たちの苦労とその環境の苛酷さを学習して臨んだが、衣食住の観点から県人会の人は裕福な家庭が多い印象を受けた。教育に投資する家庭が多い」と述べ、平牧子さん(20、建築学科学生)は「ブラジルの建設中の建物に日本との違いを感じた」とそれぞれ自己の専門分野からブラジルを観察していた。 福岡県からの移住者がブラジルでどのように適応したのかを知りたかったという平野梓さん(21、大学生)は「それまで移民に対して、どこか貧しい印象があった。しかし、裕福な移民の暮らしぶりに驚いた」と話す。 武田団長は「現在、同プログラムの派遣先はブラジルとハワイの2カ国だが、いずれは福岡県人会のある世界9カ国21カ所すべてに拡大していきたい」と展望を述べ、一行はブラジリアへと向かった。 2015年3月14日付
新潟県人会の定期総会が8日、同県人会館で開かれ、会員約60人が出席した。2014年度の事業報告、収支決算が承認された後、15年度の事業計画、収支予算案について審議され、同案についても満場一致で承認された。 続いて役員改選が行われ、朝妻エレーナ会長は「来年新潟県人会は創立60周年を迎える。これから母県との連絡が頻繁になることを考えると南雲さんが適任だと思う」と推薦、これに対して会員からも異議がなく、拍手で副会長の南雲良治氏が新会長に選任された。 南雲新会長は、3度目の会長就任となり、「今さら私の出る幕ではないが、60周年を考えて母県との連絡に専念し、県人会の維持、運営についてはこれまで通り朝妻さんにお願いし、皆さん一緒になって県人会を盛り上げていこう」とあいさつした。 また、同県人会会館は白蟻被害がひどいため屋根などの改修工事が急務となっている。一昨年以来、母県に対して補修費の補助を要請してきたが、回答が得られないでいる。ところが、最近になり同会館の一帯がこれから建設が予定されている地下鉄6号線の新駅の敷地となることが関係当局から通達があったため、立ち退きせざるを得ない状況になった。このため、大幅な改修工事をせずに雨漏りを防ぐ程度の応急処置で済ませることを決め、県人会内部で資金調達が急務となった。 総会終了後に行われた新年会の席上で改修費用捻出のための奉加帳が回され、会員の支援を求めた。 新役員は次の通り(敬称略)。 会長=南雲良治。第1副会長=朝妻秀子エレーナ。第2副会長=樋口香。正監査=佐々木ルイス、水本法子、平井恵子。 2015年3月14日付
「ブラジルでも忘れないように」 東日本大震災発生から4年となる11日午前、サンパウロ(聖)市の宮城県人会館で日系諸団体の協賛による追悼支援集会(主催=東日本大震災追悼支援委員会)が開かれた。震災を描いたアニメーションの上映や、被災地での活動紹介なども行われ、約80人の出席者はブラジルから犠牲者の冥福と被災地の復興を願った。 昨年の岩手、宮城、福島3県人会共催による追悼式に続き、今年も開かれた追悼の行事。集会は午前10時過ぎに始まり、最初に日本で製作されたアニメ「命の次に大切なもの」が上映された。 主人公は福島県相馬市の漁師。地震発生後、船を沖に出し津波を乗り越えて船を守ったが、翌朝戻った港で見たのは全てが流された故郷の姿だった。津波で家族を失い、原発事故の影響で、魚は安全検査を通っても昔のようには売れない。「命の次に大切な」船を守ったが、本当に大切なものは何かを問いかける作品に、出席者は静かに見入っていた。 震災犠牲者に1分間の黙祷を捧げ、永山八郎委員長、後援の在サンパウロ総領事館の佐野浩明首席領事ほか、日系団体代表らが献花。続いて参加者全員で復興支援歌「花は咲く」を合唱した。 永山委員長(福島県人会長)は、昨年福島で開かれた世界県人会サミットで被災地復興の状況や避難者を視察した経験を振り返り、今も全国で約23万人が避難 していることに触れ、「一番大事な人間の生活、心の問題は深刻な状況だと思う。こうして参加していただいた皆さんの温かい心は、必ずや日本の方々に届くも のと確信している」と述べた。 佐野首席領事は、日本で行われた追悼式での「心を一つにして寄り添っていくことが大切」と いう天皇陛下のお言葉を紹介し、ブラジルから寄せられた支援、同集会関係者に感謝を表明。「ブラジルには日伯関係を長年支えてきた日系社会という強い基盤 がある。引き続き、協力していただければ」と話し、この日の集会のことを日本政府に伝えたいと述べた。 川合昭氏(秋田県 人会長)は、震災直後の被災地へ山形、秋田からの道路・鉄道を利用して行われた物資等の支援活動や、土地を10メートルかさ上げして新しい町を作る岩手県 陸前高田のことなどを伝えた。「日本人の助け合いの心」を称賛し、「私たちもこういう機会を通じて応援していきたい」と語った。 このほか、宮城県名取市の農業従事者ら地元有志とオイスカが10年計画で進める海岸林再生の黒松植樹活動や、聖州オランブラ在住の武藤祥子さんが被災地を 訪ねて行っている「サークルダンス」の活動も紹介された。同ダンスは参加者が手をつないで輪になり、色々な音楽に合わせて踊るもの。武藤さんは「被災した 人たちが一瞬でも笑顔を取り戻せる活動を」と思いを語った。...
鹿児島県人会定例役員会(園田昭憲会長)が8日、サンパウロ市リベルダーデ区の県連会議室5階で行われた。 主な議題は、新会館・事務所の購入。鹿児島県人会は現在、専用の会館を保有しておらず、新会館設立に関して議論が進められている。今回の役員会では2件が検討されたが、いずれも却下となった。背景にあるのは、不動産価格の下落と一定の貯金の確保。園田会長は、婦人会・若い人々が集まりやすいことを物件の条件に挙げた。 「できるだけ出費を抑えて手持ち資金200万レアルを少しでも多く、次の世代に託していきたい。また、県人会の若い世代らは、リベルダーデから遠い場所に住んでいる。リベルダーデ周辺に今すぐ県人会館を建てる必要性を感じない」と述べた。また「会館を維持するために、会員が苦労することはあってはならない。毎年、黒字を計上し、会員にお金を返していけるように」(園田会長)とかつて財政難に苦しんだ同県人会は、その苦い経験を糧に、一歩ずつ前に進んでいる。 同日、定款の変更点が報告され、ブラジルの登記所に出す際に求められる「選挙」項目が新しく付け加えられた。 2015年3月13日付
県連(本橋幹久会長)主催の第44回移民のふるさと巡りが、9月24日から10月1日までの8日間にわたって実施され、今回はメキシコを訪れる。 メキシコ日本移民の歴史は、1897年の「榎本武揚殖民団」36人が同国南部のチアパス州アカコヤグアに入植したことに始まる。 今回のふるさと巡りでは、首都メキシコシティーでの交流を中心に、ティオティワカン遺跡、最初の移住地だったアカコヤグアの榎本殖民記念碑などを訪問する。 参加人員は80人を予定しているが、希望者が多いため県連では早めの申し込みを促している。 参加料金はツイン・トリプルルームが一人2855ドル+142ドル(空港使用税)。シングルルームが3160ドル。 詳細についての問い合わせ、申し込みはグローバル旅行社(電話11・3572・8990)まで。 2015年3月13日付
55周年を機にバトンタッチ ブラジル兵庫県人会は8日午前10時過ぎから、サンパウロ(聖)市の宮城県人会館で2015年度定期総会を開催した。20年間会長として会をまとめてきた尾西貞夫氏(72)が、この日の総会をもって勇退。新会長に元県費研修生の松下大谷マルリ氏(51、3世)が就任した。同会は今年創立55周年。8月23日に母県訪問団を迎え、静岡県人会館で記念式典を予定している。 当日は41人が出席。冒頭に昨年の県人物故者の氏名が読み上げられ、出席者が1分間の黙祷を捧げた。 続いてあいさつした尾西会長は、はじめに今任期限りでの退任を表明。高松浩二氏に代わって会長に就任したのが1995年1月の阪神淡路大震災の直後だったことを振り返り、在任中の思い出として、40周年から50周年まで3度の記念式典と記念誌の発行、旧神戸移住センターの改修への協力などを挙げた。 同会以外にも、自身の商売や他団体の活動を通じて培った人脈で母県、日本との交流に努めてきた。尾西会長は「後継者が育ったので辞めることを決めた。会員、役員の皆さんの声援のお陰で今日がある」と感謝。「8月の55周年式典は若い人にバトンタッチして、バックアップする覚悟」と述べ、出席者から大きな拍手が送られた。 昨年度の収支は、事務所家賃の上昇、職員退職に伴う支出などがあり、約7400レアルの赤字を計上した。補助金や会費、日本祭り等のイベント収入 のほか、兵庫県からの進出企業の協力も同会の運営を支えている。今年の予算は約6万4000レアルで、いずれも承認された。また、出席者から現在50レア ルの会費を上げることが提案され、来年から70レアルとすることも決まった。 今年の事業は昨年同様、ピクニックや日本祭 り参加、母県の若手農業派遣団との交流など。8月の55周年式典には井戸敏三知事はじめ、40人ほどの来伯訪問が見込まれている。尾西会長は「今年一番大 きな行事。ご協力をよろしくお願いします」と要望。日本祭りは出店料上昇で厳しい運営が予想されるが、「若い人たちが色んなことをやってくれると思う」と 期待を表した。 役員改選では、提出された単一シャッパの役員候補が一人ずつ紹介され、承認を受けた。 松下新会長は就任あいさつで、尾西前会長への感謝とともに今後の協力も要請。8月の式典では来伯する訪問団に対して「できる限りのおもてなしをしたい」と話し、「これから心機一転、新しいメンバーと頑張ろうと思います」と抱負を述べて協力を呼び掛けた。総会終了後は出席者一同で記念撮影。昼食会に移り、親睦を深めた。松下新会長は85年の研修生で、同会役員を務めて6年になる。現在、他の団体の青年との共同イベントなど、新たな活動も検討しているそうだ。同会から訪日 した研修生、留学生は約120人。子供のいる年齢の人も多い。松下氏は「子供たちのために頑張らないと」と話し、より多くのOB・OGが参加できる会作り に意欲を見せた。 2015年3月12日付
ブラジル鳥取県人会の2015年度通常総会が2月8日午前、サンパウロ(聖)市の鳥取交流センターで開催された。役員改選が行われ、本橋幹久会長の続投(4期目)が決まった。 昨年は、母県鳥取市の「第50回しゃんしゃん祭り」にブラジルの傘踊りグループが招待を受けて参加。日本祭り郷土食への出店や、焼きそば会、フェスタ・ジュニーナなど定例行事のほか、同センターを利用した文化サークルも順調だった。収入は27万7000レアル、支出は19万2000レアル。 今年度予算は28万5000レアル。11月8日に、県費留学・技術研修事業50周年と、県の支援も受けて建設した同センター創設20周年の記念式典を予定している。 当日は、同会創立60周年で聖州森林院内に造成された「サンパウロ鳥取友好の森」の現状説明や、県から中堅リーダー事業で来伯した2氏、訪日する留学生・研修員の紹介も行われた。総会終了後は新年昼食会とアトラクションを楽しみ、親睦を深めた。 15、16年度役員は次の通り。(敬称略) 会長=本橋幹久。第1副会長=山添源二。第2同=末永正。第3同=千田伊藤初美。【理事】総務=西坂幸二アンドレ、シャネス石井パシャ。会計=大西マリエ、西坂健治ジオゴ。財管=池堂美幸ミリアン、西坂ヨウイチ・ダニロ。渉外=東真澄ルシー、村信政幸。文化=美甘好重、竹下朝枝イルダ。正監事=西坂勇治ファビオ、西谷ユキ・オルガ、杉田アツコ。監査補=伊藤マコト・パウロ、加藤トミヒロ・エジソン、加藤アケミ・ベロニカ。 2015年3月12日付