【福岡発・吉永拓哉福岡支局長】母県で1年間を過ごした福岡県移住者子弟留学生(県費留学生)9人の留学証書授与式が15日、福岡市内のソラリア西鉄ホテルで行われ、県費留学生を世話した福岡県海外移住家族会や大学関係者ら約60人が集まった。
式典では(公財)福岡県国際交流センターの新宮松比古理事長らがあいさつし、それぞれに留学証書を手渡した。
続いて県費留学生による留学成果報告では、それぞれ1年間の思い出写真をスクリーンで紹介しながら、日本語でスピーチを行った。
県費留学生たちは福岡の各大学に通いながら、休日には餅つきや着物の着付けなど日本文化を体験し、農家で田植えや脱穀の手伝いもした。
また、夏休み期間中は『青春18きっぷ』を利用してユニバーサル・スタジオ・ジャパンや京都など日本の名所を見て回った。
日系4世の南ソフィアさん(サンパウロ市出身)は、同じ県費留学生の重エリッキさん(3世、同市出身)らとともに富士山の登山にチャレンジした。
会場でその時の写真を見せながら「頂上から景色を眺めると、日本のイメージがよく分かった」と嬉しそうに話した。
今回、兄妹で県費留学した行徳ロニーさんと、ミリアさん(4世、モジ・ダス・クルーゼス市出身)は、期間中に福岡県海外移住家族会から世話になったことについて触れ、「私たちのことを家族のように接してくれた恩は一生忘れない」と感謝した。
2015年3月19日付
