在サンパウロ日本国総領事館の福嶌教輝総領事の送別会が、23日午後7時半からサンパウロ市リベルダーデ区の文協多目的ホールで行われ、関係団体及び関係者が約200人訪れた。
送別会で福嶌総領事は日系5団体の会長と共に壇上に上がり、木多喜八郎文協会長のあいさつの後、各諸団体から記念品を贈呈された。福嶌総領事は目に涙を浮かべ、終始感動した面持ちだった。
福嶌総領事は、ポルトガル語と時折日本語を混ぜたあいさつを述べ、冒頭では感極まり、声を詰まらせる場面もあった。あいさつでは、各団体、関係者や集まった人たちへの感謝を繰り返し述べ、日系社会の重要さを強調した。また、同総領事があいさつを終えると、2度にわたり会場総立ちの拍手が送られ、しばらく止むことはなかった。その後は集まった人たちと記念撮影の時間が設けられ、多くの人が共に写真に収まった。
乾杯後、会場は歓談の時間となり、総領事との会談を待つ人で長い列ができた。
会談後に記念撮影したブラジル日本会議の徳力啓三理事長(64歳、三重)は、「福嶌総領事は『日本会議のことは忘れませんよ』とおっしゃってくれた。せっかく日系社会に理解がある人が来てくれたのに、帰国してしまうのは非常に残念」と漏らしていた。
送別会は遅くまでたくさんの人が残り、福嶌総領事の人望の厚さを窺わせた。
2015年4月28日付
