06/03/2026

Dia: 21 de maio de 2015

ニッケイ新聞 2015年5月20日  沖縄県人会(島袋栄喜会長)による「第39回琉球民謡コンクール」が、24日午後2時から同会会館(Rua Dr. Tomas de Lima, 72, Liberdade)で行なわれる。  琉球伝統芸能の普及と継承を目的に開催される。一世は年々減少しているが、三、四世の活躍が目立ってきているという。  聖市やその近郊を中心に、参加者61人がエントリー。各カテゴリー(ちびっ子、一般、高齢者、グランプリ)に分かれ、自慢ののどを競う。  実行委員長の知念直義さん、副委員長の大城英健さんが案内に来社し、「県人会主催の中でも古い伝統行事。琉球民謡をぜひ聴きにきて」と呼びかけた。  問合わせは同会(11・3106・8823)まで。
ニッケイ新聞 2015年5月19日  ウチナーグチ(沖縄語)の継承・保存をテーマにした沖縄県人会主催の第8回沖縄フォーラムが17日午後、聖市の同本部で開催され、約230人が「ただの方言ではなく一つの言語」「ウチナーグチの中に沖縄文化の精神が宿っている」などの7人の話に聞き入った。ブラジル日本都道府県人会連合会の本橋幹久会長は「故郷の文化や言葉を残そうというこの種のイベントを開催できるのは沖縄以外にない」との感想をしみじみ語った。  比嘉アナマリア実行委員長は開会挨拶で「ウチナープレスで高良ケイジ・エウトンのコラムにあった言葉『沖縄文化の無上の象徴であるウチナーグチを消滅させてはならない』と読んだ時、これをテーマにするしかないと即断した」と振りかえった。  最初に大城・保久原アパレシーダさんが、「子供の頃、何の潤いもない貧しい生活の中、父が粗末な三線を手作りして歌うのが唯一の安らぎの時間で、家族の会話は全てウチナーグチだった」との経験を語った。「その生活を通して祖先崇拝、恩義を忘れない事、相互扶助などのウチナーンチュにとって大事な精神を学んだ」。  与儀哲雄さんは、ユネスコ(国連教育科学文化機関)が「琉球諸島でウチナーグチを含む六つの〃言語〃が絶滅の危機に晒されている」と09年に発表したことを根拠に「日本政府はただの方言として扱っているが、ウチナーグチは一つの言語。豊かな精神が込められている」と熱く論じた。沖縄の黄金言(こがねことば)として《頭(ちぶる)ぬ動(んじゅ)きわる尾(じゅ)ん動(んじゅ)ちゅる》(頭が動いた時だけ尻尾も動く)などのリーダーのあり方を示す言葉を紹介し、会場では書き留める姿も見られた。  ニッケイ新聞の深沢正雪編集長も「沖縄系コミュニティの価値」を説明。支部としてウチナーグチ教室を初開設(09年)した聖市ヴィラ・カロン会館で教師をする上原博さんは「最初は教材不足に悩んだ。多くの人が聞けば理解するが話せない状態だった」などと話した。初心者向けと中級者向けの2教室がある。当地でウチナーグチ教室を初開講したのは県人子弟が創立したコレジオ・エザッタスだ。  上間明エドゥアルドさん=ブラジリア在住=は留学などで母県に6年間住む間に、宜野湾市の島人講座で教えていた。「この言葉にはウチナー精神が宿っている。残念なことに母県の若者の関心は薄い。むしろ我々のような海外在住者の方が強い思いを持っている」と熱く語った。  来場者の米須清光さん(こめす・せいみつ、77、二世)は「僕は家族でウチナーグチだけで育ったから言葉の重要さは痛感するが、文化そのものや精神をいかに残すかも大事だと思う」と語った。東京都出身の畑勝喜(かつよし)さんも「ウチナーグチの素晴らしさを初めて知った。このような取り組みは沖縄県人会ならでは」と感心した様子だった。 母県でウチナーグチ教えた三世  上間明エドゥアルドさん(31、三世)は元々、ブラジリア日本語普及協会直営のモデル校で日本語を習い、それの飽き足らずに沖縄県の名桜大学に留学した。そこでウチナーグチに目覚め、父が米国人で沖縄に生まれ育ったウチナーグチ復活運動家の比嘉光龍(バイロン)さんから習い、宜野湾市で1年間教えるまでになった。  父は非日系と結婚し、家庭内ではまったくウチナーグチを聞くことはなかった。「沖縄の歴史に興味があって、言語学が大好き」というが、実はブラジリア大学では機械工学科で学んでいた変り種だ。2014年に帰伯。「オジイの故郷今帰仁が一番好き。自分のルーツはここだと心底感じた」。母県の人の尻を叩くように復活運動をする三世の存在もまた、〃島人の宝〃に違いない。(深)   【大耳小耳】関連コラム  沖縄県人会フォーラムの講評で、高良ケイジ・エルトンさんは「以前、沖縄県の副知事が来伯したときに、ウチナーグチで歓迎の言葉を述べたら『なんで私にポルトガル語でしゃべるの?』と返されて、あきれた経験をした人の話を聞いた」との話を紹介した。母県では使わなくなりつつあるウチナーグチの貴重さを、ブラジルでは熱心に討論し、継承保存する運動が起きているのは確かに不思議な現象。「名古屋弁」「山形弁」「新潟弁」保存運動など、ほかの県でもどうですか?
梅田委員長「必ず実現する」 日伯外交樹立120周年特別事業の一つ、サンパウロ(聖)市での花火大会・日本文化イベントに関して資金面の懸念が持ち上がっている。実行委員会(委員長=梅田邦夫駐伯日本大使)が(寄付者に税制恩典のある)文化省ルアネー法に申請した金額のうち、「花火そのものの経費」が文化芸術活動として認められず、同経費分をルアネー法適用分以外の方法で集める必要が生じた。実行委では引き続き寄付を募っていくほか、他事業の経費圧縮などにより必要額を用意する考えだ。梅田委員長は「必ず実現する」と明言した。 デザイナーのコシノジュンコ氏プロデュースによる花火大会は9月12日に聖市インテルラゴス・サーキットで開催を予定。日本の花火師が来伯、7000発の打ち上げを目標とし、花火と併せてショーや日本の歌手、音楽家のコンサート、日本の食なども紹介する「花火祭り」として準備が進められている。 同事業の経費に関する実行委のルアネー法申請額は171万4550レアルで、うち承認額は114万1050レアル。花火そのものの経費(機材等含む)57万3500レアルは文化芸術活動として認められなかったため、同法適用口座から支出することはできない。 15日午後の実行委会合後に会見した梅田委員長らによれば、3つの特別事業(花火、日伯共同プロジェクト巡回展、日本館改修)に係る募金目標額200万レアルのうち、現在約170万レアルが集まっている。目標額までの残り約30万レアルと、花火を含む特別事業の経費節約などにより不足分をまかなう考え。同日の会合では、引き続き企業などへの寄付要請を続けていくことと、3事業の実施を改めて確認したという。委員長は「(花火の)キャンセルの可能性はない。必ず実現する」と強調した。 このほか、皇族のブラジル訪問の可能性について梅田委員長は、詳細は未定としながらも「来られるのは、ほぼ確実と思う」と説明。海上自衛隊練習艦隊のブラジル訪問に関しては、7月終わりごろから3カ所の寄港が予定されているという。 日伯共同プロジェクト巡回展はベレン(5月)、ブラジリア(6月)、聖市(7月)、リオ(8月)、マリンガ、クリチバ(9月)などで実施を予定。日本館改修工事の開始は年後半になる見込み。   音楽、能や陶磁器展も リオは音楽祭、聖市は100周年 会見ではこのほか、リオ、サンパウロの総領事館代表、国際交流基金サンパウロ文化センターの深沢陽所長がそれぞれの事業の進捗状況について説明した。 山元毅リオ総領事によれば、世界的指揮者の西本智美氏と和太鼓奏者が参加する日伯友好音楽祭が7月31日、8月2日にリオ市立劇場で予定されており、同行事に合わせて120周年のセレモニーを開催する計画。もう一つの記念事業である植物園内日本庭園の改修については「資金に限度があり、大それたことはできない」が、灯籠(とうろう)の設置などのプランを検討しているという。 聖市では同総領事館開設100年の記念行事を7月28日に予定。佐野浩明首席領事は「日系社会への感謝を表すイベントにしたい」と述べた。 基金聖文化センター深沢所長の説明によれば、主要3事業の「和楽器トリオ『結』」「クリヤ・マコト―クリエイティブ・ジャズアンサンブル」「バイオリニスト五嶋龍とブラジルのオーケストラ」の公演が国内各地で実施されるほか、現代陶磁器展、ブラジルでも有名な日本の漫画家の講演、日本語教育に関する国際シンポジウム、日本研究者による日伯関係の書籍出版等の事業を予定。基金本部助成による歌舞伎舞踊や能楽、和太鼓「鼓童」、舞踏、広島神楽等の公演、柔道講習、茶道、書道の紹介などが予定されている。 2015年5月20日付
沖縄県人会(島袋栄喜会長)主催の「第39回琉球民謡コンクール」が、24日午後2時からサンパウロ市リベルダーデ区の同県人会館(Rua Dr.Tomas de Lima,72)で開催される。 部門は13歳以下の子供の部、14歳から64歳までの一般の部、65歳以上の高齢者の部の3つ。今年は61人の参加者が各部門で自慢の喉を競う。 会場では協和婦人会による売店が出店され、弁当や餅、飲み物が販売される。 案内に来社した知念直義実行委員長と大城英健副実行委員長は「(開催日が)九州ブロックの運動会と重なったが、留学生OBの『うりずん会』のメンバーが手分けして参加してくれます。3世や4世の若い人がたくさん出ているので、ぜひ応援に来てください」と来場を呼び掛けた。 入場無料。問い合わせは同県人会(電話11・3106・8823)まで。 2015年5月20日付
岩手県人会(千田曠曉会長)主催の第9回わんこそば祭りが、17日午前11時からサンパウロ市リベルダーデ区の同県人会館で開催された。 当日は約200席用意された席がすべて埋まり、満席の状態が祭りの終了1時間前まで続く盛況ぶりだった。来場者には非日系ブラジル人も多く、千田会長も「県人会の若い人がフェイスブックに載せてくれたお陰で、たくさんのブラジル人が来てくれた」と喜んだ。 今回初めて来たという馬場セツ子さん(77、東京)は、「そばが美味しいと聞いて今日は来た。ブラジルで食べるそばは今ひとつだが、ここのそばはとても美味しい」と満足そうに語った。 わんこそば競技は子供の部1回、女性の部が2回、男性の部が5回、計8回行われた。子供の部では3歳の参加者もおり、会場から大きな声援が飛んだ。競技の3回目では記録が並び、千田会長が「今までやったことがない」という勝者決定戦が5分後に行われた。出場者の同僚や友人、家族がステージ前に詰めかけ声援を送り、会場の盛り上がりは頂点に達した。また、勝者決定戦は行われなかったが、5回目の競技でも記録が並ぶなど、熱い戦いの連続となった。 わんこそば競技を見たブラジル人も「初めて見たけれど、すごかった。来年は挑戦してみたい」と興奮気味に語った。 女性の部では、三宅みのりさん(38、大阪)が84杯の記録を叩き出し、他の参加者を引き寄せず2連覇した。昨年の77杯より今年はさらに7杯多い84杯で優勝し、場合によっては男性の部でも優勝可能という圧倒的な強さを誇った。三宅さんは「お腹が空いていたけど、食べずに我慢しました」と笑い、競技後にゆっくりとそばを堪能していた。 2015年5月20日付
第11回北海道・東北ブロック運動会が、24日午前9時から午後4時までサンパウロ市サウーデ区のマリスタ・アルキジオセサノ学校(Rua Afonso Celso, 840)で開催される。開催にあたり、今年度運営担当県の福島県人会から曽我部威事務局長と今井マリナ青年部長が案内のため本紙を訪れた。当日の収益等はサンパウロ日伯援護協会にすべて寄付される。 競技内容は綱引きや徒競走、リレーなどの一般競技のほか、岩手県人会所属の「雷神太鼓団」による太鼓も披露される。また、バザリスタの出店や、各県人会青年部による日本食・菓子の販売も行われる。 曽我部事務局長は「参加者の増加に伴い、今年から会場を変えた。ブラジル人は運動会を知らない人が多い。日系人のみならず一人でも多くの人に運動会の魅力を知ってもらえたら」と来場を呼び掛けた。 入場料は5レアルまたは5レアル以上の清掃用品(洗剤、シャンプー、石鹸、歯磨き粉など)を持参のこと。有料駐車場有り(約100台収容、15レアル)。 問い合わせは同県人会(電話11・3208・8499)まで。 2015年5月19日付