ニッケイ新聞 2015年6月25日 日系諸団体が11日夜、聖市文協で中前隆博・在聖総領事の歓迎会を行なった。日系5団体代表にJICAやJETRO、麻州からも来場者があり、貴賓室は約250人が詰め掛ける超満員となった。 あいさつに立った呉屋春美・文協会長は「外交120周年、在聖総領事館設立100周年と重要な年を迎える本年。距離は離れている両国だが、より密接な関係になることを望む。新総領事には管轄内の隅々に足を運んでいただき、移住者らに励ましの声をかけてほしい」と激励した。 雅子夫人と共に出席した中前総領事は、「これまで大使館のあるブラジリア勤務だったが、日系社会の中心地であるサンパウロに赴任できたことは喜び。慰霊碑にも参拝したところで、先駆者のご苦労は敬服に値する。昨年は安倍晋三首相の来伯が実現し、さらに友好関係を緊密にする機会を迎えている。大部一秋、福嶌教輝に続く総領事として業務に励みたい」とポ語で決意表明した。 呉屋会長から雅子夫人に花束が手渡され、援協の与儀昭雄副会長の発声で乾杯した。その後は懇談の時間が設けられたが、新総領事にあいさつするため大勢の参加者が列を成し、中前総領事は午後10時まで丁寧に対応していた。 □関連コラム□大耳小耳 今月9日に着任以来、すでに何度も日系行事に足を運んでいる中前隆博聖総領事。自身の歓迎会、故・大部一秋前総領事を偲ぶ会、芸能祭に白寿者表彰と毎週のように文協ビルを訪れている。白寿者表彰では式典後、貴賓室で受賞者の大先輩と記念撮影に収まる姿も。この調子で〃伝統〃の移住地巡りもフル回転?!
Mês: junho 2015
ニッケイ新聞 2015年6月25日 山口ロータリークラブ(RC)がブラジル山口県人会を通じ、救済会「憩の園」と聖市の託児所「ジラソル」に日本米や生活用品を寄付した。贈呈式が23日午後、リベルダーデ区の山口県人会館で行なわれ、関係者らは日本からの支援を喜んだ。 山口RCは毎年同県人会を通し、当地の福祉団体に10万円相当の物品寄付を行なってきた。今年で21年目を迎える。10年目まではオザスコ市の孤児院に、20年目までは希望の家福祉協会に10万円相当の米を贈っていた。同一団体への寄付を10年で一区切りとする方針から、今回は新たに冒頭の2団体がそれぞれ5万円(約1300レ)分の物資を受け取った。 ジラソルには洗濯用洗剤140キロ、液体洗剤84リットル、塩素消毒液288リットルが贈られた。運営者の和田アンナ・サチコさんと遠藤オズワルド・シロウさんは、「子どもたちの良い生活環境が維持できる。こうした支えは運営の助けになる」と感謝した。 270キロもの日本米を5月に受け取っていた救済会の吉安園子会長、相田祐弘副会長は、「手巻き祭りで早速活用いたしました。貴重な日本米とあって何よりもありがたい」と礼を述べた。 要田武県人会長は「仲介役として慈善団体を支援する事業は我々にとっても大切なこと」と話し、山口RCによる継続的寄付を喜んだ。 □関連コラム「大耳小耳」□ 託児所「ジラソル」は聖市ヴィラ・マリアーナにある。現在は生後6カ月の幼児から10歳まで、母子家庭や自閉症児など約20人を預かっているという。責任者の和田アンナさんは1989年に13歳の養子を溺死事故で失っており、それをきっかけに恵まれない児童向けの施設を始めたそうだ。山口ロータリークラブの寄付は、一世の高齢者介護を支援しつつも、伯人児童福祉施設にも援護―というバランス感覚がなかなか絶妙。
ニッケイ新聞 2015年6月24日 カンピーナス日伯文化協会主催(花田忠義会長、白沢セシリア実行委員長)による「第11回日本祭り」が13、14日、同会館で盛大に行われた。両日とも好天に恵まれ1万5千人が来場、身動きが出来ない程の大盛況となった。実行委員は汗だくで働きながらも、晴れ晴れとした表情で喜びの悲鳴をあげていた。 13日午前11時半からあった開会式は、林葵氏の流暢な日伯両語による見事な司会で進められた。同市役所代表の屋比久ルイス市議、本橋幹久・県連会長、渥美誠氏、長沼智之・在聖領事、松尾治・聖市文協副会長、頃末アンドレこどものその理事長、歌手の中平マリ子氏、羽藤ジョージ聖州議、中山喜代治モジ文協会長、名代アルベルト・ジュンジャイ文化協会代表、梅岡ホゼリオ・ブラガンサ・パウリスタ市文協代表。野村アウレリオ聖市議ら30数人の来賓の出席があり、カンピーナスの底力を感じさせた。 その後アトラクションに移り、聖市のコロニア芸能祭に勝るとも劣らぬ名司会の進行に乗って、日本文化の真髄を遺憾なく発揮、観客全てを魅了していた。非日系からも感嘆の声が盛んに上がり、大きな拍手が送られていた。演じ物は古典技能、武術、舞踊から舞踊まで、全てが目を離せない物ばかり。これで日本祭りの本領発揮となり、一般市民にも大うけの様子だった。 また、50以上のバザリスタが日本製品を始めとする様々な日常品を出品し、伯人に人気を博していた。館外特設テント会場では主催文協婦人部と各部自慢の日本食、近郊文化団体協賛の農産物、青果物、魚、菓子、花など試食したくなる物が勢ぞろいで、大繁盛していた。 「ムイント・オブリガード」と感謝しきり、1万5千人の来場者は2日間、心と胃袋で日本文化を堪能した。花田会長は疲れも忘れ、満面の頬笑みで会場を隈なく頭を下げて回り、来場者に礼の言葉をかけていた。14日の午後9時、花田会長の「今後もよろしくお願いします」との言葉で閉会となった。(樋口四郎通信員)
いわき市との姉妹都市計画も 日本人歌手の中平マリコさんが、今年1月に宮城県人会の中沢宏一会長に渡した綿の種の様子を観察するため、12日にサンパウロ州アチバイア市を訪れた。福島県いわき市の震災復興プロジェクトの一環として、中平さんを通じ中沢会長にいわき市のオーガニック・コットンの種を渡したことから、いわき市とアチバイア市共同のコットン・プロジェクトが始まった。アチバイア市に住む中沢会長の働きかけで、同市といわき市をつなぐ一大プロジェクトとなった。 アチバイア市には福島県人会の支部があり、同市の乾マリオ副市長や文化協会会長も福島県人2世。元福島県知事の松平勇雄氏が2度同市を訪れたこともあり、福島県とは縁が深い。同市にはかつて綿栽培に従事した人が多く、乾氏も幼少の頃に綿を採取した記憶があるという。中平さんと中沢会長は同市の市役所を訪れ、サウロ・ペドロソ・デ・ソウザ市長と乾副市長らと会談し、プロジェクトの進展状況などを報告した。 さらに、現在アチバイア市はいわき市と姉妹都市提携を結ぶことを計画しており、市長からいわき市へのメッセージが中沢会長に託された。メッセージは同日中に中沢会長から永山八郎ブラジル福島県人会会長に渡され、同日夜に永山会長はメッセージを携え、日本へと旅だった。 またソウザ市長、乾副市長共に、綿の栽培は同市の利益にもつながるとし、プロジェクトの協力を約束した。 中平さんは「現在のいわき市は報道で伝えられているようなものではない。市民は生きる希望を失くしている。いわきの綿の種がブラジルで花を咲かせていることを伝えると、皆喜んでくれる。プロジェクトの進展や姉妹都市提携が生きる希望につながれば」と話した。 一行はその後、中沢会長の自宅で栽培されている綿の苗を視察。1月に植えた種は現在2メートル近くまで伸び、綿はあと少しで収穫できるまでに成長していた。4月に植えた種も順調に成長しており、中平さんを喜ばせた。 同行していた福島県人会アチバイア支部副会長の乾光衛氏は「いわき市の復興に役立つなら、それに越したことはない」と笑顔を見せた。 中沢会長は「アチバイアには昔、綿栽培をしていたイタリア移民やポルトガル移民が多く、みんな懐かしがっている。今後ははインジオにも加わってもらえれば」と話す。 中平さんは「日本から渡った綿がブラジルで育ち、そして日本へまた戻る」と感慨深そうに話した。 2015年6月24日付
兵庫県の井戸敏三知事が8月18日から、各記念式典などに参加するため来伯する。案内に兵庫県人会の尾西貞夫顧問、クリチバ市の兵庫県ブラジル事務所の山下亮(まこと)所長と彌城(やしろ)正嗣副所長が来社した。 兵庫県とパラナ州が友好提携を結び今年で45周年となり、井戸知事はそれを記念して8月20日にクリチバ市イグアス宮殿で行われる式典に参加する。続いて、21日にブエノスアイレス市でのアルゼンチン兵庫県人会創立55周年式典、23日にサンパウロ市で開催されるブラジル兵庫県人会創立55周年式典と3つの式典に出席する。 その他にもパラグアイ兵庫県人会との交流、パラナ州知事や在サンパウロ総領事との会談なども予定されており、その後24日に帰国する。 また兵庫県職員の彌城氏が、5月29日付けで同事務所の副所長に就任し、あいさつのため来社した。3年間の任期を予定しており、「在伯の兵庫県人や日系人の方と交流を深め、良い関係を築いていきたい。兵庫の企業のブラジル進出の地盤作りができれば」と決意を語った。 式典などの問い合わせは兵庫県人会の平野氏(電話11・3207・0025)まで。正午から午後4時まで受け付けている。 2015年6月24日付
ニッケイ新聞 2015年6月23日 日系諸団体が共催し12日、聖市で大部一秋ウルグアイ大使(元在聖総領事、享年62)を偲ぶ会が行なわれた。同氏が肝不全で急逝してからちょうど1年が経過。異例ともいえる一周忌が文協で開催された。2008年から3年半の任期中、106カ所の集団地を164回も訪問し、コロニア各地で親しまれた。惜しまれつつ13年からは、ウルグアイ駐在特命全権大使を務めたが、当地では〃永遠の総領事〃とも慕われる存在だった。小講堂には管轄内各地から130人ほどが集まった。モジ文協の中山喜代治理事長は「モジには4回も来て頂いた。これまでの総領事にはなかったこと。移住者との会話には何の壁も感じさせない気さくさがあった」と人柄を称えた。公邸での食事会に招待されたことがあるコチア青年連絡協議会の村田重幸前会長は、「コチア青年十数人を公邸に招いて頂いた。移住者の話を親身になって聞いてもらえたことが印象的だった」と故人を偲んだ。遠路、麻州クイアバから訪れたブラジル中西部日伯協会の伊沢祐二会長は、11年から始まった七夕祭りを引き合いに大きな感謝を示した。「大部さんがクイアバを訪問した時に日系行事の開催を強く勧め、州や企業への働きかけてくれた。大部さんがいなければ実行できなかった。日系社会の結束も強まり感謝の気持ちしかない」。会では日系5団体の代表者が大部氏へ追悼の言葉を送った。雅子夫人と訪れた中前隆博在聖総領事は、「先輩の背中を見て業務に励みたい」と語り、梅田邦夫駐伯大使もメッセージを寄せた。哀悼の意を込め、尺八演奏や弦楽四重奏が行なわれ、参列者が順に献花し故人を偲んだ。日本から訪れた妻の栄子さんと長女の美栄子さん、聖市に赴任している長男の一城さんはしきりに感謝を示し、会場出口で全員と言葉を交わし見送った。 □関連コラム「大耳小耳」□ 送別会のときに「心はサンパウロに残る」という名言を吐いて伯国を去り、ウルグアイ大使になった〃永遠の総領事〃大部一秋氏を、コロニアが12日に偲んだ。突然判明した肝不全でこの世を去ったが、奇しくも長男は伯国に赴任し、あれよあれよという間に今年10月には伯人女性との結婚式を予定するとか。当地に親戚ができることもあって妻の栄子さんは「大部の魂は大好きなこの国にまだ残っているはず」と冗談交じりに話す。送別会の言葉通り、これからも〃永遠の総領事〃は天からコロニアを見守ってくれるに違いない。
昨年6月12日に61歳で死去した大部一秋ウルグアイ大使(元在サンパウロ総領事)を偲ぶ会が、日系5団体の共催により12日午後3時からサンパウロ(聖)市リベルダーデ区の文協小講堂で開かれ、夫人の栄子氏、長男の一城氏、長女の美栄子氏が出席した。 当日は、日系団体関係者や大部氏と親交の深かった人など、約150人が参列。日伯両語の司会で進行し、中前隆博在サンパウロ総領事は「大部氏は死してなお、追いかけるべき背中を見せてくれている。外交官の仕事は様々あるが、一番大切なのは全人格をかけて信頼関係を築いていくことだと信じて疑いません」と偲んだ。 その後、日系5団体の各代表者らによるあいさつや梅田邦夫駐ブラジル日本国大使と西林万寿夫ギリシャ日本国大使らのメッセージが代読された。また、シェン響盟氏による尺八の演奏や創価学会カメラタ池田によるバイオリンの演奏も行われた。 親族からのあいさつでは、栄子氏により「余命の宣告にも動じず、1日でも早くウルグアイに戻ろうとしておりました」と大部氏の晩年の様子が話され、「数々の赴任地の中でもブラジルにいる時が一番生き生きしていたと思います」と述べた。 長男の一城氏はブラジル人女性と結婚し、「父が生きていたら、話したいことがたくさんある」と胸中を語った。 最後はカメラタ池田の演奏により大部氏への献花が行われ、閉会した。 2015年6月23日付
「移民の日」の6月18日午後、今年もサンパウロ(聖)市リベルダーデ区の文協大講堂で開拓先亡者追悼大法要が営まれた。文協、県連、ブラジル仏教連合会、釈尊讃仰会、仏教婦人連盟が共催。日系団体・日本政府機関代表、一般参加者など約200人が訪れ、今日の日系社会の礎となった先人に感謝の気持ちを伝えた。 斉藤正行・釈尊讃仰会会長のあいさつで午後2時に開会。茶道、生け花、邦楽団体による献茶、献花、献楽に続き、文協コーラスの歌声の中、稚児、導師と僧侶らが舞台上に上がった。 導師の尾畑文正・仏連会長は敬白文で、「夢と希望を抱いて来た新しい土地で、苦労や悲しみを家族、隣人と助け合って乗り越え、今の日系社会を作ってくださった」と感謝を表明。続く追悼の辞で呉屋春美文協会長は、「今日の日系社会は先駆者が将来を見つめて築き上げたもの」と述べ、日本文化の普及や内外・地方日系団体との連携強化、人材交流、人材育成など今後の取り組みへの決意を表した。 夫妻で出席した中前隆博在サンパウロ総領事は、移住者・日系人がブラジル社会で獲得してきた尊敬と信頼、日伯両国の懸け橋として果たした役割を称賛。「今日日本とブラジルが信頼で結ばれ、世界の発展のために働けるのも日系人が築いた礎があってこそ」と述べた。JICAブラジル事務所の那須隆一所長も、ブラジルでの活動における日系社会の存在の大きさに触れ、「日系社会とともに日伯関係をより良いものにしていきたい」と話した。 読経、尾畑導師の法話に続き、舞台上で琴が演奏される中、一般参加者が焼香。仏教婦人連盟の中岡芙二子会長の閉会の辞で法要は終了した。 「移民の父」水野龍の三男、水野龍三郎さん(84)は今年もパラナ州クリチバから来聖し、追悼行事に出席した。サンパウロの行事に出席するのは6年目。今年は特に、笠戸丸移民以前の1906年に水野とともにブラジルに着いた鈴木貞次郎の孫と会い、一日を過ごしたという。「今年はとても良かった。他の年より良いような気がします」と笑顔で話していた。 平日午後のため毎年若い世代の参加者は少ないが、石原アラン勇二さん(27、2世)は日教寺を手伝って4年前から法要に出席しているという。「焼香すると、先駆者への感謝の気持ちが出てくる」と話す。 同追悼法要が始まったころから毎年訪れているという難波悦男さん(89、北海道)、道子さん(85、静岡)夫妻。今年で移民85年になる悦男さんは「平日ということはあるが、もう少し大勢の人に来てもらえたら」と期待を表す。「法要はいつも心に沁みる。コロニアの大きな行事だと思う。2世、3世の人にも続けてほしい」と話していた。 2015年6月20日付
先人の遺徳を偲び足跡振り返り サンゴンサーロ教会ミサブラジル日本移民107周年を記念した毎年恒例の行事が18日、サンパウロ(聖)市内にあるサンゴンサーロ教会での慰霊ミサ、イビラプエラ公園内開拓先亡者慰霊碑前及びリベルダーデ区文協記念講堂での仏式法要がそれぞれ執り行われた。一般参列者が年々減少する傾向にある中、各行事には中前隆博在サンパウロ総領事をはじめ、文協、援協、県連など各日系団体関係者たちが出席。先人の遺徳を偲び、その足跡を振り返った。 午前8時からはセントロ区のサンゴンサーロ教会で先駆者慰霊ミサが行われ、昨年より40人も少ない約70人が参列した。ミサはフレイ・アレシオ神父の日本語の説教から始まり、続いて文協の呉屋春美会長をはじめ、日系諸団体代表及び在聖総領事館の飯田茂領事部長らがそれぞれ祈りの言葉を述べた。 ミサに訪れた瀧本エドアルドさん(71、2世)は「昔は仕事をしていたから来れなかったが、退職を機に10年前から来るようになった。父が移民としてブラジルに来たということを忘れないために来ている」と語った。 錦田カズエさん(75、3世)は「子供の頃から来ている。母は2世だが、『移民の日』のミサだけは絶対参加してほしいと言っていた。成人してからも毎年参 加している。参列者は減ったが、また戻って来ると思う。私たちの祖父たちが頑張ってくれたから、今の私たちがある。それに感謝したい。若い3世、4世に は、もっと日本移民に関心を持ってほしい」と若い日系人への希望を語った。 ミサの後はカフェや軽食が振る舞われ、参列者たちは交流を楽しんだ。 イビラプエラ慰霊碑追悼法要 午前10時半からは、ブラジル日本都道府県人会連合会(県連)と仏教連合会(仏連)による追悼法要が、イビラプエラ公園内の開拓先亡者慰霊碑前で営まれた。 各県人会・日系団体代表ほか、中前隆博在聖総領事など日本政府関係者ら70人あまりが訪れ、現在のブラジル日系社会の礎となった先人に感謝を捧げた。 慰霊碑前には36県人会が持参した過去帳が並び、原島義弘・県連慰霊碑委員長の進行で法要を開始。尾畑文正仏連会長が導師を務め、読経の中、出席者一人一人が焼香した。 碑を管理する県連の本橋幹久会長は追悼の辞で、故・藤川辰雄氏による慰霊碑建立の経緯について言及した。その上で、今年の3月に行われた県連ふるさと巡り 最終訪問先のリンスでの慰霊法要を回顧。「過去帳の最初のページを開き、1922年の6歳以下の幼年児童の死亡者数の多さに目を疑った。入植当初の生活環 境がいかに悲惨で苦しかったか、そういった時代を通ってこそ、今の私たちがあることを十分に承知しなければならない」と述べ、追悼行事を行う意義を強調し た。 中前総領事は「日本人移住107周年の供養を行うにあたり、私たちは開拓先亡者たちへの感謝を忘れず、両国の関係増進のため一層努力していくことを改めて誓います」と追悼の辞を述べた。...
ニッケイ新聞 2015年6月20日 グァタパラ移住地で入植53年を祝う「入植祭」が7月11、12の両日に開催されるにあたり、県連がバスツアーを実施する。10日午後11時半に地下鉄リベルダーデ駅前(リ大通り側)を出発し、翌日「拓魂碑」前で行われる慰霊祭と入植祭に参加する。リベルダーデ到着は11日午後9時ごろ。参加費は185レアル。県連の伊東信比古さんは「できるだけ早めの申し込みを」と呼びかけている。申し込みはグローバル旅行社(11・3572・8990/セリアさん)まで。
ニッケイ新聞 2015年6月19日 ブラジル日本都道府県人会連合会(本橋幹久会長)主催の「第18回日本祭り」(7月24、25、26日)前売りチケットが、15レアルで発売中(当日18レアル)。8歳以下と65歳以上の人は入場無料。取り扱い場所は次の通り。▼聖市=県連(Rua Sao Joaquim, 381, sala 51, 5o andar)、エンポリウム・オリエンタル(Av. Paulista, 523, metro Brigadeiro)、メルカリア・ニホンヒン(Rua Juno, 125- Vila Carrao)▼サントス市=オリエンタルハウス(R....
高知県人会主催の「第21回カラオケ大会」が5月31日、サンパウロ市リベルダーデ区の静岡県人会館で行われた。 小雨の降る中、大会は早朝から始まり、夜まで続いた。出場者は346人で、年齢などで分けられた部門別に競技は行われた。長丁場になるので、審査員によって選ばれた各カテゴリーの優勝者には、順次同県人会館1階で表彰された。出場した遠藤清氏(90、福島)は「25年間カラオケを歌っている。慣れてるから緊張もしないし、今日はまあまあよく歌えた」と感想を述べた。 正午からは開会式が行われ、「カラオケはコロニアにとって、切っても切れない関係。日頃の成果を存分に発揮してもらいたい」と片山アルナルド会長はあいさつした。開会式の後、ゲストに呼ばれた若手民謡グループ、「民」が登場。片山会長は「民謡という、日本で何百年も歌い継がれてきた歌が、ブラジルでも歌われている。伝統を継承する若者たちをどうか皆さんも応援して下さい」と紹介した。 グループ「民」は民謡の歌唱から三味線、大太鼓の演奏など全部で7曲を披露。大太鼓の演奏時にはその圧倒的な迫力に場内は静まり返り、演奏後は盛大な拍手が送られた。最後に「ソーラン節」が歌われ、「はーどっこいしょ、どっこいしょ」の掛け声に会場は一体となった。「若い人の声は力がみなぎっている」と来場者は感嘆の声を上げた。 同館1階では高知県名物料理の鰹のたたきや、鯛の蒸し焼き、ゆず餅、牛丼などが販売された。前日に鰹のたたきの仕込みを手伝ったという甲藤マリオさん(54、2世)も、当日は会場で料理を楽しんでいた。会場では他にも高知の紹介や、バザー、マッサージが行われ来場者を楽しませた。 2015年6月19日付
サンパウロ(聖)州のグァタパラ移住地で7月11日、毎年恒例の入植祭が催される。今年で入植開始から53周年。同地農事文化体育協会から茂木常男会長と脇山俊吾副会長が、案内のため本紙を訪れた。 当日午前10時に移住地内のモンブカ墓地で慰霊祭を行い、その後中央公民館(Av.12 de Janeiro, 377)で記念式典、演芸会と農産展も催される。農産展では同地特産のレンコンや卵をはじめ多くの野菜が並ぶ。また同協会日本語学校の生徒らの作品展もあるという。 茂木会長は「お祭りを通じ、日本文化を移住地の後継者及び近隣都市に伝承すると共に、日伯友好を一層深めていきたい」と意気込みを述べた。 2015年6月16日付
7月11日にサンパウロ(聖)州グァタパラ移住地で開催される入植53周年記念式典に出席するため、県連(本橋幹久会長)では毎年恒例のバスツアーを実施する。 7月10日午後11時30分に聖市地下鉄リベルダーデ駅(リベルダーデ大通り側)を出発し、翌11日のグァタパラ慰霊祭、入植祭式典、昼食を挟んでの農産展・演芸会などに参加。同日午後9時ごろに聖市に到着する予定。 料金は1人185レアル(バス代、保険料込み)。県連では「期日が迫っていますので、早めに申し込んでください」と呼び掛けている。 希望者は県連事務局(電話11・3277・8569)まで。Eメール(info@kenren.org.br) 2015年6月19日付
ブラジル日本文化福祉協会(呉屋春美会長)など日系諸団体共催により、新しく就任した中前隆博在サンパウロ総領事館総領事の歓迎会が、11日午後7時からサンパウロ市リベルダーデ区の同協会ビル2階貴賓室で開催された。 当日は会場に200人以上の来賓、来客が訪れた。日伯両国歌斉唱、来賓紹介が行われた後、文協の呉屋会長が「ブラジルと日本は遠いが、サンパウロほど日本人、日系人がいる街は世界にない。日本の官民一体の姿勢は日系人にも心強く、総領事にもぜひ各地の日系人を訪ねて励ましの言葉をかけていただけたら」とあいさつした。 続いて中前総領事が「以前1年9カ月ブラジリアの大使館で働いていた。今年は日伯外交関係樹立120周年の節目の年。これからも日本とブラジル両国の仲が深まっていくように、一生懸命働きたい」とポルトガル語であいさつした。 歓迎会には中前総領事夫人の雅子氏も出席しており、呉屋会長から花束が贈呈された。 乾杯後は中前総領事との名刺交換の場が設けられ、長い列は2時間途切れることはなかった。 雅子夫人は「温かく迎えられて感激している。たくさんの人に来ていただき、壇上は緊張した。サンパウロは日本を身近に感じられる場所でほっとする」と笑顔を見せた。雅子夫人は7月いっぱい滞伯し、その後帰国する。 中前総領事に、節目の年に就任したことでプレッシャーを感じるかを質問すると、「時期に対する不安はない。先人たちが残してくれた偉大な功績の上で、私たちが両国の関係をより良くしていかなければならない。今は4世、5世が増えており、総領事館と日系社会の関係も変わっていくだろう。新しい世代とも良い関係を築いていきたい。総領事館への期待は高いが、良い意味でのプレッシャーを感じる。今はとてもわくわくしている」と答えた。 歓迎会は午後11時近くまで続き、閉会となった。 2015年6月18日付
ニッケイ新聞 2015年6月17日 高知県人会(片山アルナルド会長)が毎年恒例の『慰霊祭』を、21日午前10時半から同会館(Rua dos Miranhas, 196, Pinheiros)で開催する。参加無料。東本願寺による法要と講話、80歳以上の会員約80人を祝う敬老会が開かれる。表彰者には紅白もちや記念品が贈られる。片山会長と文野雅甫副会長は「高知県出身の方はぜひ、ご家族と一緒にお越しください」と呼びかけた。問い合わせは同県人会(11・3031・6799)まで。
ニッケイ新聞 2015年6月13日 石川県人会(森永ジェラルド会長)が20、21の両日10時より、同会館(Rua Tomas Carvalhal, 184)で『第16回文化祭』を開催する。入場無料。同県人会が主催する俳句、水彩画、陶芸など各文化教室の生徒作品を中心に展示販売する。絵手紙ワークショップや特設会場での謡曲、能楽の披露もある。土曜日は杵と臼を使った恒例の餅つきも行われ、手作りのカレーと共に販売される。来社した和田浩一副会長、石井恵子さん、脇坂グラツェラさん九十九ミチコさんは「今回から俳句、謡曲、能楽にはポ語の解説がつきます。日本語が分からない方も是非誘ってみてください」と来場を呼びかけた。問い合わせは同県人会(11・3884・8698)まで。
Domingo, 24 de maio de 2015 – a partir das 9hCCOB – Av. Sete de Setembro, 1670...
ブラジル高知県人会(片山アルナルド会長)は、21日午前10時半からサンパウロ市ピニェイロス区の同会会館(Rua dos Miranhas, 196)で恒例の開拓先亡者慰霊祭を行う。慰霊祭終了後は敬老会が催され、郷土食を楽しみながら親睦を深める。 慰霊祭は仏式法要で行い、終了後、正午ごろから80歳以上の同会高齢者を祝う敬老会を開く。当日は婦人会員が、姿寿司や鰹のたたき、鯛の蒸しなど馴染みの郷土食を用意する。今年の該当者は80人以上。昨年の会には50人ほどが出席した。 参加費は無料。案内のため来社した片山会長、文野雅甫副会長は「年に一度の機会なので、たくさんの方に来ていただきたい。ご家族そろってお越しください」と呼び掛けた。 問い合わせは同会(電話11・3031・6799)まで。 【モザイク】 姿寿司や鰹のたたき、鯛の蒸しなど、県連日本祭りでもお馴染みの高知県人会の郷土食。「蒸し」は鯛一匹におから・野菜などの材料を詰めた料理だけに値段も張るが、片山会長によれば、会で販売する機会には会員以外からも電話注文があるほどの人気だとか。◎高知県人会の文野副会長から聞き、ブラジル土佐清水市出身者親睦会の存在を初めて知った。同地出身者の集まりで、毎年の慰霊祭は37回目。今年は7月26日に行う予定で、その時期に来伯する土佐清水市長も出席の予定という。長年世話人を務める文野氏によれば、現在も30家族ほどで親睦を続けているそうだ。1世は少なくなったが、絆は今も強い。同親睦会に関する問い合わせは高知県人会(電話11・3031・6799)まで。 2015年6月17日付
日本語の実力を確認しよう 就職活動の幅を広げよう 試験日: 2015年12月6日(日) 申し込み受付期間: 2015年8月1日(土)~8月31日(月)必着。 受験料:[願書の料金を含む] N1 = R$ 160,00 N2 = R$ 130,00 N3 =...
