昨年6月12日に61歳で死去した大部一秋ウルグアイ大使(元在サンパウロ総領事)を偲ぶ会が、日系5団体の共催により12日午後3時からサンパウロ(聖)市リベルダーデ区の文協小講堂で開かれ、夫人の栄子氏、長男の一城氏、長女の美栄子氏が出席した。
当日は、日系団体関係者や大部氏と親交の深かった人など、約150人が参列。日伯両語の司会で進行し、中前隆博在サンパウロ総領事は「大部氏は死してなお、追いかけるべき背中を見せてくれている。外交官の仕事は様々あるが、一番大切なのは全人格をかけて信頼関係を築いていくことだと信じて疑いません」と偲んだ。
その後、日系5団体の各代表者らによるあいさつや梅田邦夫駐ブラジル日本国大使と西林万寿夫ギリシャ日本国大使らのメッセージが代読された。また、シェン響盟氏による尺八の演奏や創価学会カメラタ池田によるバイオリンの演奏も行われた。
親族からのあいさつでは、栄子氏により「余命の宣告にも動じず、1日でも早くウルグアイに戻ろうとしておりました」と大部氏の晩年の様子が話され、「数々の赴任地の中でもブラジルにいる時が一番生き生きしていたと思います」と述べた。
長男の一城氏はブラジル人女性と結婚し、「父が生きていたら、話したいことがたくさんある」と胸中を語った。
最後はカメラタ池田の演奏により大部氏への献花が行われ、閉会した。
2015年6月23日付
