06/03/2026

Mês: junho 2015

石川県人会(森永ジェラルド会長)主催の「第16回文化祭」が20、21日午前10時から午後5時まで、サンパウロ市パライゾ区の同県人会館(Rua Tom疽 Carvalhal,184)で開催される。案内に和田浩一石川県人会第1副会長、絵手紙講師の石井惠子氏、水彩画講師の脇坂グラシエラ氏、陶芸講師の九十九ミチコ氏が来社した。 会場には俳句、水彩画、絵手紙、生け花、陶芸作品など様々な作品が展示される。各種作品の販売や絵手紙のワークショップもあり、来場者も参加できる文化祭となる。作品は各教室の生徒を中心に出品され、世代も若者から高齢者と幅広く、非日系人の出品者もいる。 開会式は20日午前10時から行われ、能楽と謡曲が披露される。日本語が分からない人を考慮し、ポルトガル語での解説もある。式の後にはカクテルパーティーが開かれる予定。20日には会場でカレーの販売や、餅つきも行われる。特に餅は毎年販売開始後、すぐに完売する人気となっている。 「餅はすぐ無くなるので、早めに来てください。文化祭は先生と生徒が一緒になって作るお祭り。ぜひ見に来てください」と一行は来場を呼びかけた。 入場無料。問い合わせは同県人会(電話11・3884・8698)まで。また絵手紙、水彩画、陶芸各教室は生徒を募集している。前記の電話番号か、当日会場で問い合わせのこと。 2015年6月16日付
ニッケイ新聞 2015年6月11日 北海道協会(大沼宣信会長)が5月31日、同会館で「第20回北海道祭り」を開催した。北海道らしさ溢れる「焼き秋刀魚」や「焼イカ」、「北海ちらし」など会員の手作り料理を求め、約350人が集まった。 婦人部「はまなす会」による日本舞踊の披露やYOSAKOIソーラングループ「一心」の演技も加わり、会場はさながら北海道のような雰囲気だった。 焼き秋刀魚を食べたという寺本喜美子さん(74、二世)は、「秋刀魚は高くて家庭ではあまり食べないけど、なんとなく懐かしい味がして、美味しかった」と満足げに話した。 日系人の友人と共に訪れたというフレデリコ・マルチンスさん(32)は、「日本文化は大好きだけど、焼きイカを食べたのは初めて。ますます日本に興味を持てた」と興味津々の様子だった。 同協会青年部「ひぐま会」の副会長として会場の設営や会計など全面的に関わった中野寿則さん(27、三世)は、「沢山の家族が集まる楽しい時間を作れたことが嬉しい」と喜んでいた。各県人会で「若手不足」が叫ばれる中にあって、彼のような会員は貴重な存在だ。 大沼会長は「天気が悪くて人が集まるか少し不安だったけど、会員中心に沢山集まってくれた。7月の日本祭りも皆で協力して盛り上げたい」と意気込んだ。
ニッケイ新聞 2015年6月11日 74人の死者・行方不明者を出した2014年8月の広島土砂災害に対し、コロニアから135万1000円(約3万3千レ)の義援金が集まった。寄付を呼びかけた広島県人会の平崎靖之会長、重田エルゾ副会長が先月26日、県連・本橋幹久会長と共に来社し感謝を示した。 2月の総会で新会長となった平崎さんが3月、会長交代と創立60周年式典(10月25日)の案内のため母県を訪問。広島市に寄付金を届けると、松井一實市長からは「行政と住民が一体となった防災のまちづくりに全力で取り組んでいる。本市を思う気持ちとご厚情に、重ねて感謝申し上げる」というメッセージが寄せられたという。 平崎、重田両氏は県連、文協、援協、アリアンサの協力もあった義援金キャンペーンに対し、「広島県系人はもちろん、中国ブロックやコロニア全てから援助を頂いた。皆さんの協力に心から感謝したい」と礼を述べた。
ニッケイ新聞 2015年6月12日 沖縄県人会(島袋栄喜会長)は14日午前10時より、同会大サロン(Rua Dr. Tomas de Lima, 72)で『第21回先没者追悼慰霊法要』を執り行う。入場無料。 今月18日に移民の日を迎えるにあたり、琉球芸能を通して先没者の冥福を祈願する。ブラジル禅宗本願寺のモンジャ・コウエン導師による読経と法話(日ポ両語)、三線や琉球琴の演奏や「琉球ぶくぶく茶道」による献茶や献花が行われる。 案内のため来社した島袋会長、比嘉パウロ副会長、金城ルイス法要実行委員長は「沖縄に縁のない方や日本語が分からない方でも、琉球芸能にふれる機会にしてほしい」と参加を呼びかけた。 問い合わせは同会(11・3106・8823)まで。
あなたのメッセージを世界に届けよう!   ブラジルに在住し、日本語学習に意欲的に取り組まれている皆さんに、日本語によるスピーチの機会を提供すると共に、ブラジルにおける日本語教育の一端を、広く社会の皆様に知っていただくことを目的に実施するものです。 本大会はブラジル日本移民100 周年を記念して行われた「日本語弁論大会」を継承した” 弁論の部”と、テーマに捉われずに、自由な発想で日ごろの日本語学習の成果を発表する” スピーチの部” に分かれています。   弁論の部の優勝者には、グローバル旅行社のご厚意により、日本への往復航空券が贈呈されます。また、国際交流基金主催の全伯スピーチコンテスト“サンパウロ地区代表” や、日本からの“招へい事業の招待”の選考も兼ねています。今年は、ブラジル日本語センター設立30 周年、日伯修好120 周年の節目の年。 この記念すべき年に、想いを世界に届けませんか。 皆様の応募、お待ちしております。    ...
 ブラジル日本都道府県人会連合会(県連、本橋幹久会長)は「移民の日」の18日午前10時半から、サンパウロ(聖)市イビラプエラ公園内の開拓先亡者慰霊碑前で「ブラジル日本移民107周年開拓先亡者慰霊追悼法要」を営む。同会では法要への出席と、各県人会には過去帳の持参を呼び掛けている。  当日午前9時半に聖市リベルダーデ区の文協ビル前(Rua Sao Joaquim, 381)から無料送迎バスが出発する。問い合わせは県連(電話11・3277・8569)まで。 2015年6月11日付
ブラジル北海道協会(大沼宣信会長)主催の「第20回北海道祭り」が、31日午前11時から午後3時までサンパウロ市ビラ・マリアーナ区の同協会会館で開催され、曇天の下、約400人の参加者が訪れた。 今年の目玉は、初の試みとなる炭火焼きサンマの販売。サンマは北海道の釧路から輸入し、本場の味を提供。恒例のニシンが手に入らず、その代わりとして釧路産のサンマを採用したという。今年で2回目の参加となった70代主婦は「ニシンも美味しかったけど、サンマも美味しい」と満足気だった。 サンマの味付けは塩のみで、大沼会長は「塩焼きが一番良い。薄味にしたのは、サンマの旨味を楽しんでもらうため」と説明した。 一般的に塩辛いものを好むブラジル人たちはどう感じたのか。日本食レストラン勤務のベリン・サユリ・イクナガさん(24、3世)は「魚の小骨が多くなくて食べ易い。普段扱う魚とは味も異なり、美味しい」と言う。一方で魚を食べ慣れていない人には、骨があり食べづらいとの声もあった。 レオナルド・ドラチオートさん(24)は「和食は味が強くないのに、美味しい。ブラジル料理はたくさん調味料を使うから」と話す。 他にも焼きイカの販売や、ちらし寿し、イチゴ大福の販売なども行われた。参加者の近藤堅一さん(65、2世)は「1世が作るちらし寿司は、味付けがしっかりしている」と述べ、料理した同協会婦人部の伊東六子さん(80、北海道)は「口がしっかりしてなきゃダメね」と美味しさの秘訣を話した。 鈴木妙子婦人部長は「具材も値段が高く、下準備をするのには骨が折れる。重い腰を上げれたのは、積極的に手伝いに参加してくれた青年部たちのお陰」とその苦労をねぎらった。 また、青年部のよさこいソーランの披露やビンゴ大会も行われ、大盛況で幕を閉じた。吉野加莉奈さん(23)は「じっちゃんやばっちゃんたちがもたらした日本文化を思い起こせた」と笑みを浮かべた。 2015年6月11日付
ブラジル日本文化福祉協会(Rua Sao Joaquim, 381)は、移民107周年記念行事を次の通りに開催する。 【先駆者慰霊ミサ】18日午前8時からサン・ゴンサーロ教会(Pra;a Joao Mendes, 108)で。 【開拓先亡者追悼大法要】18日午後2時から文協記念講堂で。 【第50回コロニア芸能祭】20日午前9時、21日午前10時から文協記念講堂で。 【白寿者表彰式】21日午前9時から文協記念講堂で。 【第19回桜祭り】7月4、5両日午前10時からサンパウロ州サンロッケ市の国士舘大学センター(Estrada do Carmo, 801 Rodovia Bunjiro...
昨年6月12日に61歳で死去した大部一秋ウルグアイ大使(元在サンパウロ総領事)を偲ぶ会が、日系5団体の共催により12日午後3時からサンパウロ(聖)市リベルダーデ区の文協小講堂(Rua Sao Joaquim,381)で開かれる。同行事に出席するため、日本から夫人の栄子さんが娘の美栄子さんと来伯。8日本紙を訪れた栄子夫人は、「皆様に感謝申し上げたい」と気持ちを語った。 大部氏は2008年11月から12年6月まで在サンパウロ(聖)総領事を勤め、中小企業基盤整備機構を経て13年4月にウルグアイ大使として着任。在任中の14年6月に病気治療のため一時帰国したが、同月12日に肝不全のため東京で亡くなった。在聖総領事在任中は106カ所の日系集団地を訪れるなど、栄子夫人とともに精力的に活動。離任前にサンパウロ名誉市民章を受け、亡くなった日付で瑞宝中綬章、正四位を授与されている。 栄子夫人にとっては大部氏の離任以来3年ぶりの来聖。現在、息子が進出企業駐在員としてサンパウロに滞在しているそうだ。今回のブラジル訪問に当たっては、大部氏が亡くなった時に訪日していた二宮正人文協評議員会副会長の協力もあったと振り返り、関係者に感謝を表す。 偲ぶ会では栄子夫人、家族があいさつするほか、梅田邦夫大使からのメッセージも紹介される予定。 栄子夫人は「主人が帰国する時、心はサンパウロに残ると言っていました。本当にその通りで、どこに行っても皆様のことをお話して、帰ってくるのを楽しみにしていました」と振り返り、「尊敬する皆様に感謝申し上げたい思いで来ました。本人の思いも叶ったかと思います」と気持ちを語った。 2015年6月11日付
奈良県人会長も務めた梅崎嘉明氏がこのほど、9冊目の自費出版本「奴隷と移民」を発行した。 今回の発行は「楽書倶楽部」誌の前園博子代表が、梅崎氏が過去に同誌に発表したエッセイを本にしないかと持ちかけたことが発端となる。収録されたのはエッセイが6編、さらに書き下ろしの小説1編に、梅崎氏が選んだ過去の作品140首。当時の写真も随所に収録されている。 タイトルとなった小説「奴隷と移民」では、梅崎氏が移住をしてきた82年前が描かれている。その頃はまだ元々奴隷だった人々が生きており、奴隷と移民の様子が対比して書かれている。「移住した当時の自分や移民たちの苦労話を書きたかった」と梅崎氏は語る。「コロニア移民の話は、もう受けない」と言われながらも、「奴隷の話は興味深いと周りからは好評だった」と話す。 現在10冊目の本を制作中で「歳も歳だからこれが最後」と笑う。かつてはパウリスタ文学賞を受賞したこともあり、他にも短歌の賞の受賞や、「コロニア文学界」の創立など、文学と共に歩んできた。 価格は20レアル。購入希望者は梅崎氏(電話11・5571・5043)まで。 2015年6月9日付
ニッケイ新聞 2015年6月9日 昨年6月12日に肝不全で突然亡くなった大部一秋ウルグアイ大使(元在聖総領事、享年62)を偲ぶ会が、12日午後3時から聖市の文協小講堂で行なわれるにあたり、妻の栄子さんと長女の美栄子さんが日本から訪れ、8日来社した。 日系社会への感謝を代弁すると共に、「夫はとにかくブラジルが大好きだった」と故人の思いを伝えた。逝去する2週間前まで、ウルグアイ国内の遠隔地に出張するなど通常業務をこなしてきた。体調を崩して一時的な治療だと思って、昨年6月3日に帰国したら、東京の病院でいきなり「余命は数日」と伝えられたという。 未亡人によれば「そんな状況でも自分より人のことを考える人。自分の葬儀の段取り、例えば場所取りや弔辞の依頼などをベッドの上から電話して自分で決めていた。後任のことも考え、執務室のどこに何があるとか、鍵の場所まで細かく指示をし、『やることは十分にやった』と友人に伝え、眠るように亡くなりました。死に顔はこの写真同様に笑顔でしたので、皆さん驚かれていたようです」との逸話を明かした。 3年半の任期で106カ所もの集団地を訪れたきっかけに関し、「最初のころにノロエステを訪問し、プロミッソンの安永忠邦さんらに『移民の歴史を語り継いでほしい』と依頼され、『コロニアには日本人の魂がある』との想いで訪ねて回り、ブラジルを離任した後も約束通りあちこちで移民の話をしていました」と思い出した。 「まさかサンパウロで偲ぶ会を行なって頂けるとは。ご挨拶の機会を設けて頂き、感謝しかありません」と話している。奇しくも息子の一城さんが昨年から聖市で駐在員となり、知り合った伯人女性と今年結婚する運びになった。「このブラジルとのご縁を一番喜んでいるのは夫だと思います」と元気に笑った。
ニッケイ新聞 2015年6月9日 水産業の専門家が集う「第3回水産会合」が先月22日、聖州エンブー・ダス・アルテス市のフランシスコ・リッゾ公園で開催された。同市とブラジルピラルクー愛好会の共催で、専門家を招いた講演会を中心に、有意義な意見交換が行なわれた。 聖州漁業インスチチュートのクボ・エジソン会長や、聖州工業連盟(FIESP)漁業委員会のイマイ・ロベルトさん、ピラルクー養殖家の末永リカルドさん、アラゴアス州水産局の丸田エジソンさんらが講演を行い、現状や今後の課題などが話し合われた。 参加者からは「エンブー市内や近郊には釣堀がいくつかあるのに、その多くの魚はパラナ産ばかりだと初めて知った」「自前の魚を生育するために、サンパウロでも環境を整える必要がある」「まだ聖州の市場は小さい。もっと拡大しなければ」といった声があった。 エルデル・バルバーリョ水産大臣からもビデオメッセージが届けられたほか、水産用品の展示・販売やピラルクーの刺身の試食も行われた。チコ・ブリト市長は、「水産業の強化は重要課題の一つ。軌道に乗せるためには、閑散期の支援なども必要かもしれない」との考えを示した。
ニッケイ新聞 2015年6月3日 福島県人会(永山八郎会長)が『第8回喜多方ラーメン祭り』を、14日午前11時から同県人会館(Rua da Gloria, 721, Liberdade)で開催する。午後3時まで。前売り券18レアル、当日券20レ。 醤油ベースに縮れ麺が特徴の喜多方ラーメン。曽我部威事務局長が腕をふるって、毎回300食ほど準備する。今回は餃子も用意され、ラーメンとセットで前売り25レ、当日30レ。持ち帰りにも対応する。 案内に来社した曽我部さんと今井マリーナさんは、「肌寒い季節に故郷のラーメンを味わって、身も心も暖まりましょう」と呼びかけた。 問い合わせは同県人会(11・3208・8499)まで。
ニッケイ新聞 2015年6月2日 「あなたたちが、末代まで、苦しい時も嬉しい時も、この本を鑑としてくれるよう望みます」――コチア青年連絡協議会元会長、福島県人会長の永山八郎さん(80、福島県いわき市)は5月24日昼、聖州クアドラ市の別荘に親族・友人ら約50人を呼び、自分史『遥かなる旅路』(162頁、全カラー)の刊行パーティを行い、子孫らにそう呼びかけた。永山家は団結して日本食レストラン「永山」を聖市に7軒、リオにも支店を出して計8軒も展開している。 1988年8月にイタイン・ビビ区に4テーブルの小さな店舗から始め、現在では合計約1千席もの規模に達した。創立時、日本食店はほぼ東洋街に集中している時代で、日系人向けが大半。「永山」は最初から伯人客を相手に考えた先駆けだったという。 82年から2年間、次男・大成(だいせい)マリオさんは米国マイアミの日本食レストラン「ヒロ」に修行に行き、帰伯後に第1号店を開いていた。永山家は約30年間、バイーア州テイシェイラ・デ・フレイタスで大農場を経営していたが、折からのハイパーインフレや農政変更などに苦しみ徐々に農地を売って、聖市での飲食業に乗り換え、家族全員で現在の基礎を築いた。 大成さんは「最初は東洋街に作ろうと思ったが、競争が激しいし、考えを変えた。マイアミの店にはアメリカ人が沢山来ていたから、いずれブラジルも同じようになると確信していた。でもブラジル人は当時、生魚に抵抗があったので、最初のメニューは生姜焼き定食、チキン照り焼き定食などを昼食で出す、シンプルなものだった。当時は輸入ものの生魚はなかったから、国産魚を週一回だけ刺身でだした。今のように寿司、刺身中心になったのは、米国の影響で生食が広まった後」と振りかえった。 永山さんは「一番大変だったのは、93年頃にコレラが流行って生食禁止令まで出て、1カ月間ぐらい誰も客が来なかったときかな」と思い出す。 7年前にこの別荘(シッチオ・ソーニョ・コロリード)を買い、5年前には家族用のゴルフ場(9ホール)まで作った。そこで練習を重ねた孫ペドロさん(18、三世)が先日、チリで開催された世界選手権で好成績を上げ、伯国代表として日本大会に出場することが決まったばかり。 糟糠の妻てるさんとサントスに上陸したのは1959年。以来、子供4人(勝浩アントニオ、大成マリオ、礼子セシリア、真由美)、孫は10人を数える。コチア青年仲間の高橋一水さんは、「コチア青年2500人の中でもトップにはいる成功者。永山家三世代が団結してこのようなフェスタをすることは素晴らしい」と挨拶した。 大成さんは「日本食は普遍的料理だと思う。リオには2年前に出店しうまくいった。他の町にも。いつかは僕の原点マイアミに店を出すのが夢」と語った。長男の勝浩さんも「両親が勇気をもってブラジルきたおかげで現在がある。両親をとても誇りに思っている。父の人生に学び、それをなぞれるよう、この本を参考に努力したい」としみじみ語った。   関連コラム【大耳小耳】 聖市から西南に約180キロ、クアドラ市にある永山さんの別荘は敷地が55ヘクタールで、家族用ゴルフ場以外に、貴重な原生林が17ヘクタールも残されている。森を横切る散策路も作られ、自然観察が好きな人には堪えられない。1960年からすぐ隣のタツイ市に住み、この物件を永山さんに紹介した徳吉義男さん(79、鹿児島)も「この辺じゃ原生林が残っているのはほとんどない。貴重な森だよ」と太鼓判を捺す。日本語学校や日系団体のピクニックにも開放したら喜ばれるかも。
ブラジル日本都道府県人会連合会(本橋幹久会長)は、5月28日午後4時からサンパウロ(聖)市文協ビル内5階の同会事務所で5月度代表者会議を開いた。各県人会代表など30県が出席。4月度事業・会計報告後、第18回日本祭りの準備状況など各種報告が行われた。 本橋会長は「日本祭り当日まで、2カ月を切った。実行委員会から大切な説明がある。疑問点を十分に解消してもらいたい」と述べた。 山田康夫同祭実行委員長は「今年は正念場。芳しくないブラジル経済の影響を受けてか、今年は議員割り当て金(イメンダ・パラメンタル)や聖州政府からの支援金(昨年度は約55万レアル)がまだ下りていない。これまでの貯蓄を切り崩し、赤字覚悟で開催する」と窮状を述べた。県連は支援金が下りないものとして、支出が280万レアル、収入が253万レアルを見込んでいる。差し引き27万レアルの赤字幅縮小のため、設備費用を抑えるなど、費用削減と新規スポンサー獲得による収入増加に奔走しているという。同時に、出席者らに1枚でも多くの前売り券(1枚15レアル)の販売や新規スポンサー紹介の協力を訴えた。 昨年と比較して、今年度は日本政府からの支援金協力があるようだが、出席者からは飲食部門の屋外から室内会場への移行に伴い、火事などの非常事態が起きた場合の対応について疑問の声も出ていた。 最後に、山田会長は「まだ2カ月ある。気持ちに余裕を持たせ、最後まで尽力していきたい」と語気を強めた。 2015年6月2日付
第11回東北6県・北海道親睦福祉運動会が、5月24日午前9時半から午後4時までサンパウロ市サウーデ区のマリスタ・アルキジオセサノ学校で開催された。ボランティアスタッフ150人、一般1100人が参加した。 開会式で本橋幹久県連会長は「運動会は子どもから大人まで楽しめる日本文化の一つ。それを各県人会の青年部たちが運営していることに感動した」と祝辞を述べた。 福島県人会(今年度運営担当県)の曽我部威事務局長によると「今年は子供たち、親子連れが多い」という。 参加者のチアゴ・リベイロさん(33、ぺルナンブッコ)は「妻が日系人。大人たちが週末に子どもたちと一緒に交じって運動する光景を見てとても驚いた」と話す。 当日は、綱引きや徒競走、リレーなどの一般競技のほか、岩手県人会所属の「雷神太鼓団」による太鼓も披露された。 二人三脚で抜群の安定感を誇った榎本サナエさん(60、2世)は「両親ともに東北とは無縁だけど、運動会が大好き。二人三脚で毎回一等を取ってるのは、相方のお陰。彼女とは運動会の度に再会しては、組んでいるの」と誇らしげだった。 また、バザリスタの出店や、各県人会青年部による日本食・菓子の販売も行われた。 ブラジルに来て1年目、参加者の鈴木奎哉(けいや)さん(6、東京)は「楽しかったです。太鼓の演奏が好き」と感想を述べた。 2015年6月2日付
青葉健康生活協会主催の6月度青葉祭りが6、20日、午前7時ごろから午後3時までサンパウロ(聖)市リベルダーデ区の宮城県人会館(Rua Fagundes,152)で開かれる。今月から「健康」に関するスペースを設ける。 地下駐車場ではADESC(農協婦人部連合会)による加工食品、有機野菜、薬草、クエン酸、餅各種、兵庫県産海苔等の販売や、整体、家紋コーナー。最近関心の高い薬草モリンガの苗、茶、ふりかけ等も販売する。6日は屋上食事コーナーでもモリンガを使ったメニュー(天ぷらうどん、イカ入りソース焼きそば)を用意する予定。 地下駐車場で新たに始める健康コーナーは、意見交換や資料提供の場とする考え。設置にあたり、同県人会では健康に関する書籍の寄贈を呼び掛けている。 問い合わせは同県人会(電話11・3209・3265)まで。 2015年6月3日付