聖市の歓迎行事は8月5日に
日伯外交樹立120周年の今年、日本の海上自衛隊練習艦隊が7月末から8月上旬にかけてブラジルを訪れる。寄港予定地はレシフェ、リオ、サントスの3カ所。練習艦隊のブラジル訪問は、移民100周年の2008年以来7年ぶりとなる。
艦隊の構成は練習艦「かしま」(小沢輝男艦長、兵庫)、「しまゆき」(小圷聖一艦長、愛知)と護衛艦「やまぎり」(橋本聖一艦長、熊本)の3隻で、司令官は中畑康樹・海将補(愛媛)。初級幹部が外洋航海を通じて知識・技能を実地に習得、訪問国との友好親善関係の増進に寄与することを目的に実施され、5月21日に東京・晴海ふ頭を出港した。
59回目となる今回は、最初の寄港地ハワイを皮切りに、10月末までの160日間に米国、メキシコ、ブラジル、アルゼンチン、チリ、ペルーなど12カ国を訪問する。航行距離は5万4000キロメートル。
乗員数は初級幹部166人(ほか、タイ王国海軍少尉1人)を含む約710人。初級幹部の出身県で多いのは、埼玉(15人)、愛知、東京(14)、神奈川、千葉(13)などで、そのほか福岡、茨城、岡山、広島、鹿児島、兵庫など計42県にわたる。女性乗員の人数は55人。
練習艦隊のブラジル訪問は11回目。今回はレシフェで3隻が寄港した後、リオ1隻(かしま)、サントス2隻(しまゆき、やまぎり)の分散寄港となる。寄港日はレシフェが7月28~31日、リオが8月4~7日、サントスが同5~8日を予定している。
リオは同地の日伯外交樹立120周年実行委員会が主催して、8月6日に市内の日系協会会館で歓迎会を開く。
サンパウロでは8月5日、文協、県連による歓迎式典を文協大講堂で開催し、式典後は出身県の県人会との交流行事が行われる予定。翌6日、7日にサントスで艦上レセプションや地元日系団体との交流などの行事を実施する方向で準備が進められている。
レシフェでも、具体的な日程は未定だが、レシフェ文化協会関係者によれば、寄港中に歓迎・交流行事が行われる見込みだ。
2015年6月25日付
