山口県のロータリークラブが山口県人会(要田武会長)を仲介し、憩の園とひまわり託児所それぞれに日本米と洗剤などの日用品を贈呈した。サンパウロ市リベルダーデ区の同県人会館で22日午後2時から贈呈式が行われ、憩の園の吉安園子会長、相田祐弘第1副会長、ひまわり託児所のワダ・サチコさんが同県人会館を訪れた。
同クラブがブラジルへの支援金10万円の寄付を始めて今年で21年になる。当初はオザスコ市の団体へ寄付していたが、日系社会に貢献したいという意向から憩の園とひまわり託児所が選ばれ、現金ではなく、「本当に必要としている物」を送りたいとし、5万円ずつの物資援助となった。
憩の園へは日本米270キロ、ひまわり託児所へは粉石鹸140キロ、消毒用塩素288リットル、台所用石鹸84リットルが贈られ、憩の園では先月31日に開催された「手巻き祭り」で早速使用され、来場者を喜ばせた。
同県人会の伊藤紀美子事務局員は「仲介役は大変だが、嬉しいこともある。スーパーの社長やお米屋さんが『何かできることはある?』と自主的に協力してくれる。足が出た分は要田会長が気持ちとして自費でまかなうなど、心のこもった支援を心がけて来た。誰かに良くしてあげたことは、自分に返って来る」と今までを振り返った。
来年の寄付は未定。ブラジルへの寄付が続いているため、ロータリークラブの決定によっては、違う国への寄付に変更する場合もあるという。
【コラム】 モザイク
アメリカの在ロサンゼルス山口県人会が、今年で創立110周年を迎えることに合わせ、第4回「在外山口県出身者の会」が11月14日にロサンゼルス市で開催される。当日は山口県議会議長も訪米し、参加者と交流するとか。サンパウロの山口県人会はこれに向けた準備で大忙しだが、同県人会では現在参加者を募集中。山口県出身者でなくても、山口で働いていた親や夫、妻が山口県出身など、山口に縁がある人なら誰でも参加可能。問い合わせは同県人会(電話11・3208・6074)まで。
2015年6月30日付
