06/03/2026

Dia: 23 de julho de 2015

在日日系人向けにブラジルの食料品などを日本で輸入販売しているアイメックス・トレーディング株式会社の小林圭介代表取締役(46、東京)が、24日から26日まで開催される県連主催の第18回フェスティバル・ド・ジャポン(日本祭り)で滋賀県産日本米のコシヒカリ(2キロ入り)を販売する。 プロポリスなどの健康食品販売を中心に2002年に設立した同社は、06年から日本在住日系ブラジル人を対象にコーヒーや調味料などを輸入販売している。日系ブラジル人の日本食化が進む中、20回以上に及ぶ日伯間往来の経験とネットワークを生かし、「ブラジルの販売市場に活路を見つけたい」と意気込む小林代表。初のテストケースとして昨年12月、滋賀県産コシヒカリを2トン分ブラジルに輸入した。 「モチモチふっくらとして歯ごたえがある」とブラジル在住の消費者からも好評を得たため、今回は平成26年(2014年)度産で今年4月に精米したばかりの滋賀県産コシヒカリ4トン分をブラジルに改めて輸入。21日に来伯した小林代表は27日まで1週間滞在し、日本祭り会場で自ら販売を担当する。 「米どころ」でもある滋賀県産品コシヒカリを自身で食べて選んだ小林代表は「新潟のコシヒカリに比べても遜色(そんしょく)なかった」とし、「現在は為替レートの問題もあるが、今後は北海道産の『ゆめぴりか』など、産地を広げて日本米をブラジルに仕入れていきたい」と話している。 また、日本祭り会場では滋賀県産コシヒカリの販売をメーンに、来場者からの希望があれば各種日本製品のブラジルへの輸入注文も受け付ける考えだ。 滋賀県産コシヒカリの販売は、12番ブース(サンタ・クルス病院と日伯友好病院ブースの間)をはじめ、滋賀県人会ブース(郷土食29番)でも行われる。 滋賀県産コシヒカリの注文は、日本祭り終了後もサンパウロ市リベルダーデ区の事務所(Rua Galvão Bueno, 212 , cj52 5コandar)で月曜日~金曜日の午前11時から午後6時まで受け付ける。詳細はチーナさん(電話11・3207・1038か11・98369・8288)まで。 2015年7月23日付
高知県人会(片山アルナルド会長)の郷土食コーナーには、「鰹(かつお)のたたき」「姿寿司」「鯛(たい)の蒸し」が並ぶ。どれも魚を使った料理だが、これは高知県の地理条件に起因する。高知県は前に土佐湾、後ろに四国山脈がそびえ、他の県との接触が少なかった。交通網が発達していない時代では、採れた海産物を他県に売ることもできず、食べるか保存するしかなかった。そのような環境が高知県の郷土食を生み出した。 高知県と聞き、まず思い浮かべるのは「鰹のたたき」だろう。土佐湾では鰹がよく捕れ、高知では家庭料理として食べられている。高知県人会の高橋一水名誉会長は「鰹のたたき」を担当しており、2日かけて市場から選りすぐりの鰹を2000キロ仕入れる。高橋氏の作る「鰹のたたき」には魚が見えないくらいの薬味が乗せられ、高橋氏の妻のマリアさん秘伝のタレが味付けに使われる。マリアさんのタレでないと売り上げが落ちると言われる、絶品のタレだ。 そのマリアさんが担当しているのが「姿寿司」。高知では鯖(さば)の中に酢飯を詰めた料理だが、ブラジルではペスカーダが使われることが多い。酢が効いているので保存に優れ、1週間は日持ちする。「4日後くらいに焼いて食べるともっと美味しい」と高橋氏は県民ならではの食べ方を教えてくれた。高知県の祝い事には欠かせない一品で、祝宴で並ぶ皿鉢料理の主役のような存在だ。 元々は石川県の金沢由来の料理として多くの県で食べられていたが、現在は高知でしか食べられていないのが「鯛の蒸し」。高知ではかつて家庭料理として食べられていたが、現在はあまり食べられていないという。鯛の背中を切り、おからや魚の切れなど、捨てるしかなかった食材を入れて蒸した料理だが、高知県人会では小エビ、シイタケ、ねぎなど9種類の具を入れており、「こんなに具だくさんなのはブラジルだけ」と言われる、毎年売り切れ必至の人気商品だ。 郷土食ではないが、油揚げに餅を入れた「餅入り土佐うどん」もこれを食べるためだけに祭りを訪れる人がいる人気商品。祭りに向け、同県人会ではサンタ・カタリーナなど、地方からも手伝いに来る会員が2日間泊まり込こんで準備に追われる。人気料理の数々をぜひ、味わってみてはいかがだろうか。(つづく、佐久間吾朗記者) 2015年7月22日付
東京―札幌間完歩した体験中心に 【既報関連】美容室「SOHO」(蒼鳳)の創立者で、「ブラジル掃除に学ぶ会」や「YOSAKOIソーラン大会」を主宰する飯島秀昭氏の講演会が、埼玉県人会(尾崎眞次会長)主催で15日午後2時から文協5階の県連会議室で行われた。今回の講演は「魂のサクセスストーリー・行動なくして結果なし」をテーマとし、4月から1カ月かけて東京―札幌間を完歩した体験を軸に、自身の哲学などを交えて2時間にわたり語った。 お馴染みの短パン姿で会場に現れた飯島氏。「今日来てるのはほとんど身内ですが、僕のことを知らない人もいるでしょうから」と前置きし、美容師になった経緯やブラジルに来た理由、これまでの活動などを来場者に話した。 飯島氏が歩き始めたのは愛知県で開かれた「100キロ歩け歩け大会」への参加がきっかけで、2007年には四国の「お遍路」に挑戦した。10キロの荷物を担いで歩く道は主に激しい山道。「無理せず、バスかバンで行った方が良い」と言い、会場の笑いを誘った。 その後、九州を制覇。そして満を持して、今回の東日本縦断挑戦となった。この挑戦に至ったのは、飯島氏が通っていた埼玉県の高校の慣習に起因する。その高校では、生徒が自転車だけで北海道までの旅をすることが伝統のようになっており、自身も挑戦するつもりだったが資金が足りず断念。「その時の悔いがずっと頭にあったかもしれない」と回想した。 また、今年9月に65歳を迎えるにあたり、「まだやることがあるのではないかと思い、それをやり遂げる自信をこの旅を通してつけたかった。日語も伯語も分かる。日本とブラジルのために働きたい」と語った。 飯島氏は4月13日に東京の日本橋を出発。初めの3日間は雨に降られ、まだ肌寒い4月の気候は堪えたという。都市部を歩く時は何の心配もいらないが、民家もコンビニエンスストアもない田舎では、いつ次の水が買えるか分からない。喉が渇いても口を濡らす程度で、その場をしのいだという。 過酷な道中にあっても、多くの同年代の人との出会いや、改めて気付く日本の自然の美しさや豊かさに助けられた。「水のせせらぎを聞きながらだと、どんな峠道も苦にならなかった」と語り、歩いている時に大都市のサンパウロで暮らす自分ではなく、田舎で生まれ育った自分自身を再発見したそうだ。 結びに日本国内の問題、今後の日系社会、「YOSAKOIソーラン大会」を2017年にはサンパウロ市で開催することなどを語り、「やってダメなら仕様がない。やらないで諦めるのは納得いかない。死ぬ時に納得できる人生を送りたい」という言葉で講演会は幕を閉じた。 最後に尾崎会長から希望者に飯島氏の著書を先着10人に贈呈することが告げられると、多くの手が挙がった。 講演を聴いた森光マリアさん(72、3世)は「3年前にお遍路に行ったが、リタイアした。飯島氏の体験談や、生き方を知ることができて良かった。講演会があるなら、また来たい」と感想を述べた。 2015年7月22日付
ニッケイ新聞 2015年7月22日 3日後に迫った『第18回日本祭り』。何といっても欠かせないのが、各県人会による「郷土食広場」だ。今年は44都道府県から、ラーメンや寿司はもちろん、「きりたんぽ」や「チキン南蛮」等、各県ならではの料理の数々が味わえる。行列必至のブースも多数。気になる料理は、忘れずにここでチェックをしておきたい。 北海道協会からは「焼きいか」とノルウェーから取り寄せる「焼きにしん」など芳ばしい海の幸の数々。滑らかな食感の北海道の人気お菓子、「生チョコレート」には今年から新しく抹茶味が仲間入り(いずれも価格未定)。 秋田県人会は「きりたんぽ」(20レ)を出品。ウルグアイ産の秋田こまち「弥勒米」を使った手作りきりたんぽを鳥の出汁と醤油のあっさりスープで煮込んだ自慢の逸品だ。 福井文化協会から名物の大根おろしたっぷりの「越前おろしソバ」(15レ)に加え、新しく手作りの「鱒寿司」、「焼き鮭寿司」(いずれも20レ)が登場。子ども向けにかわいらしく盛り付けた「子ども寿司」(18レ)等も販売予定。 愛知県人会からは「味噌串カツ」(10レ)と「味噌煮込みうどん」(20レ)。こだわりの調合で作られた味噌は伯人からも人気。うどんはコシのあるものを日本から取り寄せている。 鳥取県人会の栗入りの「大山おこわ」(17レ)は椎茸出汁とモチモチの食感が毎年好評。祭り初日の午前3時から婦人部総出で調理を始める逸品だ。ボリュームたっぷり「牛丼」(25レ)も。 山口県人会からは名物「バリバリソバ」(15レ)が登場。製麺所に特注する細めの麺を油で揚げ、毎年改良を重ねる肉と野菜たっぷりの椎茸だしのあんをかける。山口市の料理店発祥と言われる名物料理だ。 宮崎文化援護協会からは延岡市の名物料理「チキン南蛮」(値段未定)を出品。串揚にした柔らかいモモ肉を甘酢につけて、上からたっぷりの手作りタルタルソースをかける。県費留学で本場の味を知る同会青年部のレシピで作られる。昨年は1000食を売りつくすほどの大盛況だった。 <- メインステージ   郷土食ブース地図   企業ブース ->