06/03/2026

Dia: 24 de julho de 2015

ニッケイ新聞 2015年7月24日 本日24日に開幕する日本祭りに向け、各県人会が前日準備に大忙しだ。富山は朝から30人ほど集まり、コロッケの下ごしらえに汗を流した。元研修生や10代の学生も手伝いながら、千個以上を準備。おそろいのエプロンに身を包み、天ぷらやすき焼きの下ごしらえも進めていた。 昨年6月に会館を売却した鹿児島県人会は、東洋街の飲食店「さむらい」で和菓子のかるかんを仕上げた。この日だけでも約550個を用意したが、翌日以降も追加で作っていくという。さつまあげはすでに作り終えており、婦人部らは「早めに売り切れるのでお早めに」と呼びかけた。 お好み焼きが好評の和歌山県人会は、早朝から480個のキャベツを刻む音が会館に響いた。祭り開催中も、販売と同時進行で〃キャベツ部隊〃の準備が進む。総勢100人体制で運営を支え、4500枚以上の販売を目指す。 新潟は会館改修の影響で利用スペースが限られたため、笹団子の販売をやむなく中止に。代わりに白餅の販売量を増やしたという。この日はもち米240キロの下準備を進めていた。南雲良治会長は「来年は創立60周年。式典を日本祭りに合わせて開催できれば、そこで物産展もできる」と、すでに来年に目を向けている。 山口県人会はバリバリそばに使う肉類の下ごしらえを行なった。好評のいちご大福は、近郊サンベルナルド・ド・カンポ市の瑞穂村で4千個を用意。通称「山口村」と言われる同地で、関係者を巻き込みながら着々と準備を整えた。
ニッケイ新聞 2015年7月24日 『第18回日本祭り』参加のため、三重県(鈴木英敬知事)から職員3人と同県伊賀市に本部を置く忍者集団「阿修羅」の4人が来伯した。同県では観光客誘致を目標に海外展開を行なっており、D13ブース(アキバスペース近く)で県の魅力を伝える観光案内を行なう。迫力満点の忍者ショーも必見だ。 同県ではブラジルとの交流を強化しており、2013年には同県移民100周年や聖州との姉妹都市提携40周年等を記念して、鈴木知事が来伯している。また、在日ブラジル人が鈴鹿市や四日市市に多く居住するなど関係が深い。 設置されるブースでは、今回の訪伯のため制作されたポ語の観光パンフレットや、観光資源をポ語で解説する動画の上映等を行なう。また物産展示会として、名産の伊賀市の日本酒「半蔵」や四日市市の「冷麦」「伊勢茶」、志摩市の「かつお節」等の試食・試飲会も併せて行ない、視覚、味覚で県の魅力を存分にアピールする。 来社した県国際戦略課の山内伸晃さん、大平和輝さんは、「日系人の方々はじめ広い層の方々に魅力を感じて頂き、三重県を訪れていただければ」と意気込む。 サンパウロ州からの国際交流員として同県多文化共生課に勤務する薩川レオさんは、「伊勢神宮はもちろん、遊園地や美食、どんな方でも楽しめる観光資源を案内したい」と語り、ブースでポ語の案内に対応する。 忍者集団「阿修羅」の4人は会場メインステージ等で手裏剣や二丁鎌を用いた迫力あるパフォーマンスで会場を盛り上げ、またブース内での写真撮影にも応じる。 忍者集団の代表の角田才蔵さん(43、東京)は、「日々鍛錬を重ねる本物の技を体感してほしい。見所は全てです」と自信を覗かせた。 詳しいショーの日程は次の通り。▼土曜、昼0時10分(メインステージ)、午後3時5分(盆踊り会場)。▼日曜、午前11時10分(盆踊り会場)、午後1時50分(メインステージ)。   【コラム 大耳小耳】 「阿修羅」は先月イタリアで開催中の「ミラノ国際万博」の日本館でも、同様に忍者ショーを披露し、大喝采を受けたようだ。他にも世界中で公演を行なってきたようで、当地でも多くの歓声があがることは間違いなさそう。しかし、同じような忍者集団は日本に数多く存在するらしく今回来伯した面々も「阿修羅」東京支部ということらしい。「職業・忍者」は2015年でも珍しくない!?
ニッケイ新聞 2015年7月24日 日本祭りにマスコットキャラクター「どーもくん」を登場させるNHKから、英語放送PRのため、関係者が来社した。世界展開するどーもくんだが、南米は初上陸。東南アジアや北米、欧州ではすでに人気を博しているというが、ブラジルでもファン獲得を狙う。 企業ブースのほぼ中央に位置するバンデイランテスTV局との共同ブースでは、どーもくんとの写真撮影が可能。スマートフォンやタブレットから、NHKワールドTVの無料アプリをダウンロードした人には、日本語の初級学習用テキストがプレゼントされる。 また外交120周年と同局の国際放送開始80周年を祝い、NHKワールド・ラジオ日本ポルトガル語放送が『みんなのエピソードでつむぐ 日本―ブラジル120年』をテーマに写真展を行なう。移住者はもちろん、日本で暮らす日系人から寄せられた112枚を展示する。今月20日までには横浜放送局でも開催された。 来社した国際放送局の吉野実チーフプロデューサー、NHKワールドの野村美由紀さんらは、「プレミアムは多くの方に視聴いただき感謝。英語放送のNHKワールドTVも日系・非日系の方に楽しんでもらえたら」と抱負を語った。現在、プレミアムはブラジル国内で10~20万世帯が契約しており、およそ50万人が視聴しているとみられる。 どーもくんはバンデイランテスのジョニー・サアジ社長とも対面し、同局出演も予定する。
ニッケイ新聞 2015年7月24日 ブラジル日本交流協会(二宮正人会長)の研修生が「第18回日本祭り」で、東日本大震災により宮城県名取市閖上地区で被災し、現在は同市の箱塚桜団地仮設住宅で生活する人々が製作した「布地蔵」を販売する。一体35レ。 この活動は同会研修生の被災地支援活動の一つとして、3年前に始まった。高さ10センチほどのかわいらしい地蔵人形を販売し、その売上金を製作者の元に届ける。 4月に来伯し、現在伯国各地で研修留学中の研修生らは、来伯前の2月に仮設住宅を訪問し、住人と食事や音楽等の伯国文化を通した交流を行なってきた。 代表の淀貴彦さん(23、大阪)は「震災後、4年以上が経っても自宅に帰ることが出来ず、不安や寂しさを感じている人たちがいます。ブラジルから被災地に元気を届けましょう」と呼びかけている。
ニッケイ新聞 2015年7月23日 宮城県人会(中沢宏一会長)は今週金曜に開幕する第18回日本祭りに向け、着々と準備を進めている。20日から本格的に始動した婦人部が、連日仕込み中だ。はらこ飯、牛タンといった郷土食、焼きそば、餃子を販売するが、最も手が掛かるのが牛タン。1時間弱の湯通しから始め、硬い表面をそぎ落とし薄切りに。みりん、酒などを混ぜ合わせた特製味噌ダレにつけ1日置く。小分けにしたものを会場で焼き上げるが、焦げないように味噌ダレを取り除いてから調理する。開場から2、3時間で売り切れる人気商品だ。例年80本を仕込むが、手間と人手を考えるとこれ以上は難しいという。昨年は4、5切れを1パックに6・5レアルで販売した。伊藤フミヱ部長は「薄いと伯人に喜ばれず、分厚いと高齢者にはちょっと不向き」とコツを紹介。金曜の販売はないので、お求めの際は土日の午前中に。(祐)
長野県人会(高田アルマンド会長)の「フェスティバル・ド・ジャポン」名物となっている「野沢菜漬け」。長野では冬場によく食べられている郷土食だ。 「野沢菜漬け」は一般に緑色の浅漬けが知られている。緑の浅漬けは時間がたつとアメ色に変化し、酸味が出てくる。長野県内では、5月の田植えの季節になっても食べきれなかった時は炒めて食べきるという。野沢菜はカブの一種で、長野県内地方によってはカブごと漬ける場所もある。信州人はこたつに入って、お茶を飲みながらぼりぼり「野沢菜漬け」を食べるのが冬場の楽しみの1つだ。 長野県人会の「野沢菜漬け」に使われる野沢菜は、2年前まで長野県人会前会長の北澤重喜氏がビリチバ・ミリンで栽培を行っていた。しかし北澤氏が亡くなり、現在は長男であるユウジさんが栽培を引き受けている。「できるだけ若いのを」ということで、祭りの2カ月前の5月に種を蒔き、下ごしらえ当日の朝に収穫された。その量は重さにして約1000キロ。ユウジさんによれば「今年の野沢菜は幹が太く出来が良い」という。 20日午前10時から県人会有志が集まり、ユウジさんの農場の労働者の協力も得て下ごしらえの作業を行った。作業手順は、まずカブの根を丁寧に切り取り、水洗いした後、樽に2方向に敷き詰め塩漬けする。塩加減を決めるのは北澤前会長の妻のアキエさんの仕事だ。味が染みやすいように、シュラスコに使う岩塩を使用している。上から木の板で押し水を出して味を浸透させ、樽から少しはみ出るくらいに重ねたら木の蓋をし、野沢菜の約3倍の重さの石を乗せて2日間漬ける。 1000キロもの野沢菜を処理するのはさすがに一苦労。有志たちは昼食を挟んで午後4時まで作業をこなした。作業中も会員たちは会話をしながら笑顔を見せ、和気あいあいとした雰囲気ながら手際の良さが目立った。 塩漬けした野沢菜は2日間寝かせた後、ピンガ、砂糖、味の素で味付け。さらに1日寝かせ、祭り当日に袋詰めされ、会場へ運ばれる。 実は「野沢菜漬け」は昨年で終了する予定だったという。しかし「父が続けた長野県人会の伝統を守りたい」というユウジさんの意向から続行が決定した。今年も伝統の味が楽しめそうだ。(おわり、佐久間吾朗記者) 2015年7月23日付
県連主催「第18回日本祭り」開催期間中の25日と26日(いずれも終日)、武闘空手の森山道場(森山雅和師範)が「小児と高齢者を対象にした施術」を同祭会場内「高齢者広場」で行う。案内のため、同道場生の波場瑞樹さんと中堀千幸さんが来社した。 昨年は約1000人を施術したという同道場の恒例行事で、0歳から15歳までは小児喘息治療を、60歳以上の人へは指圧・整体・お灸を行う。 森山師範は「現代医学では治りにくい病気だと言われる小児喘息だが、背骨を矯正すると簡単に治ることが多い。喘息を放置すると慢性化し、長期にわたり苦しむ」とし、「早い段階での治療」を勧める。 その背景について、波場さんは「ブラジルでは出産時に、自然分娩(ぶんべん)ではなく90%以上が帝王切開のため、赤ん坊が子宮を通らない。子宮を通ることで背骨が矯正される効果があるので、帝王切開で生まれた赤ん坊の背骨は少しずれが生じる。小児喘息治療を知らないブラジル人が多いので、この機会に知ってもらえたら」と説明し、その必要性も訴えた。 また、60歳以上を対象にした施術では指圧・整体以外に、今年からお灸も行う。中堀さんは「長年の疲れが老廃物として溜まっている場合もありますので、血行を良くし、疲労回復・健康増進のためにも、ぜひお越しください」と来場を呼び掛けた。 2015年7月23日付