県連主催「第18回日本祭り」開催期間中の25日と26日(いずれも終日)、武闘空手の森山道場(森山雅和師範)が「小児と高齢者を対象にした施術」を同祭会場内「高齢者広場」で行う。案内のため、同道場生の波場瑞樹さんと中堀千幸さんが来社した。 昨年は約1000人を施術したという同道場の恒例行事で、0歳から15歳までは小児喘息治療を、60歳以上の人へは指圧・整体・お灸を行う。 森山師範は「現代医学では治りにくい病気だと言われる小児喘息だが、背骨を矯正すると簡単に治ることが多い。喘息を放置すると慢性化し、長期にわたり苦しむ」とし、「早い段階での治療」を勧める。 その背景について、波場さんは「ブラジルでは出産時に、自然分娩(ぶんべん)ではなく90%以上が帝王切開のため、赤ん坊が子宮を通らない。子宮を通ることで背骨が矯正される効果があるので、帝王切開で生まれた赤ん坊の背骨は少しずれが生じる。小児喘息治療を知らないブラジル人が多いので、この機会に知ってもらえたら」と説明し、その必要性も訴えた。 また、60歳以上を対象にした施術では指圧・整体以外に、今年からお灸も行う。中堀さんは「長年の疲れが老廃物として溜まっている場合もありますので、血行を良くし、疲労回復・健康増進のためにも、ぜひお越しください」と来場を呼び掛けた。 2015年7月23日付
Mês: julho 2015
在日日系人向けにブラジルの食料品などを日本で輸入販売しているアイメックス・トレーディング株式会社の小林圭介代表取締役(46、東京)が、24日から26日まで開催される県連主催の第18回フェスティバル・ド・ジャポン(日本祭り)で滋賀県産日本米のコシヒカリ(2キロ入り)を販売する。 プロポリスなどの健康食品販売を中心に2002年に設立した同社は、06年から日本在住日系ブラジル人を対象にコーヒーや調味料などを輸入販売している。日系ブラジル人の日本食化が進む中、20回以上に及ぶ日伯間往来の経験とネットワークを生かし、「ブラジルの販売市場に活路を見つけたい」と意気込む小林代表。初のテストケースとして昨年12月、滋賀県産コシヒカリを2トン分ブラジルに輸入した。 「モチモチふっくらとして歯ごたえがある」とブラジル在住の消費者からも好評を得たため、今回は平成26年(2014年)度産で今年4月に精米したばかりの滋賀県産コシヒカリ4トン分をブラジルに改めて輸入。21日に来伯した小林代表は27日まで1週間滞在し、日本祭り会場で自ら販売を担当する。 「米どころ」でもある滋賀県産品コシヒカリを自身で食べて選んだ小林代表は「新潟のコシヒカリに比べても遜色(そんしょく)なかった」とし、「現在は為替レートの問題もあるが、今後は北海道産の『ゆめぴりか』など、産地を広げて日本米をブラジルに仕入れていきたい」と話している。 また、日本祭り会場では滋賀県産コシヒカリの販売をメーンに、来場者からの希望があれば各種日本製品のブラジルへの輸入注文も受け付ける考えだ。 滋賀県産コシヒカリの販売は、12番ブース(サンタ・クルス病院と日伯友好病院ブースの間)をはじめ、滋賀県人会ブース(郷土食29番)でも行われる。 滋賀県産コシヒカリの注文は、日本祭り終了後もサンパウロ市リベルダーデ区の事務所(Rua Galvão Bueno, 212 , cj52 5コandar)で月曜日~金曜日の午前11時から午後6時まで受け付ける。詳細はチーナさん(電話11・3207・1038か11・98369・8288)まで。 2015年7月23日付
高知県人会(片山アルナルド会長)の郷土食コーナーには、「鰹(かつお)のたたき」「姿寿司」「鯛(たい)の蒸し」が並ぶ。どれも魚を使った料理だが、これは高知県の地理条件に起因する。高知県は前に土佐湾、後ろに四国山脈がそびえ、他の県との接触が少なかった。交通網が発達していない時代では、採れた海産物を他県に売ることもできず、食べるか保存するしかなかった。そのような環境が高知県の郷土食を生み出した。 高知県と聞き、まず思い浮かべるのは「鰹のたたき」だろう。土佐湾では鰹がよく捕れ、高知では家庭料理として食べられている。高知県人会の高橋一水名誉会長は「鰹のたたき」を担当しており、2日かけて市場から選りすぐりの鰹を2000キロ仕入れる。高橋氏の作る「鰹のたたき」には魚が見えないくらいの薬味が乗せられ、高橋氏の妻のマリアさん秘伝のタレが味付けに使われる。マリアさんのタレでないと売り上げが落ちると言われる、絶品のタレだ。 そのマリアさんが担当しているのが「姿寿司」。高知では鯖(さば)の中に酢飯を詰めた料理だが、ブラジルではペスカーダが使われることが多い。酢が効いているので保存に優れ、1週間は日持ちする。「4日後くらいに焼いて食べるともっと美味しい」と高橋氏は県民ならではの食べ方を教えてくれた。高知県の祝い事には欠かせない一品で、祝宴で並ぶ皿鉢料理の主役のような存在だ。 元々は石川県の金沢由来の料理として多くの県で食べられていたが、現在は高知でしか食べられていないのが「鯛の蒸し」。高知ではかつて家庭料理として食べられていたが、現在はあまり食べられていないという。鯛の背中を切り、おからや魚の切れなど、捨てるしかなかった食材を入れて蒸した料理だが、高知県人会では小エビ、シイタケ、ねぎなど9種類の具を入れており、「こんなに具だくさんなのはブラジルだけ」と言われる、毎年売り切れ必至の人気商品だ。 郷土食ではないが、油揚げに餅を入れた「餅入り土佐うどん」もこれを食べるためだけに祭りを訪れる人がいる人気商品。祭りに向け、同県人会ではサンタ・カタリーナなど、地方からも手伝いに来る会員が2日間泊まり込こんで準備に追われる。人気料理の数々をぜひ、味わってみてはいかがだろうか。(つづく、佐久間吾朗記者) 2015年7月22日付
東京―札幌間完歩した体験中心に 【既報関連】美容室「SOHO」(蒼鳳)の創立者で、「ブラジル掃除に学ぶ会」や「YOSAKOIソーラン大会」を主宰する飯島秀昭氏の講演会が、埼玉県人会(尾崎眞次会長)主催で15日午後2時から文協5階の県連会議室で行われた。今回の講演は「魂のサクセスストーリー・行動なくして結果なし」をテーマとし、4月から1カ月かけて東京―札幌間を完歩した体験を軸に、自身の哲学などを交えて2時間にわたり語った。 お馴染みの短パン姿で会場に現れた飯島氏。「今日来てるのはほとんど身内ですが、僕のことを知らない人もいるでしょうから」と前置きし、美容師になった経緯やブラジルに来た理由、これまでの活動などを来場者に話した。 飯島氏が歩き始めたのは愛知県で開かれた「100キロ歩け歩け大会」への参加がきっかけで、2007年には四国の「お遍路」に挑戦した。10キロの荷物を担いで歩く道は主に激しい山道。「無理せず、バスかバンで行った方が良い」と言い、会場の笑いを誘った。 その後、九州を制覇。そして満を持して、今回の東日本縦断挑戦となった。この挑戦に至ったのは、飯島氏が通っていた埼玉県の高校の慣習に起因する。その高校では、生徒が自転車だけで北海道までの旅をすることが伝統のようになっており、自身も挑戦するつもりだったが資金が足りず断念。「その時の悔いがずっと頭にあったかもしれない」と回想した。 また、今年9月に65歳を迎えるにあたり、「まだやることがあるのではないかと思い、それをやり遂げる自信をこの旅を通してつけたかった。日語も伯語も分かる。日本とブラジルのために働きたい」と語った。 飯島氏は4月13日に東京の日本橋を出発。初めの3日間は雨に降られ、まだ肌寒い4月の気候は堪えたという。都市部を歩く時は何の心配もいらないが、民家もコンビニエンスストアもない田舎では、いつ次の水が買えるか分からない。喉が渇いても口を濡らす程度で、その場をしのいだという。 過酷な道中にあっても、多くの同年代の人との出会いや、改めて気付く日本の自然の美しさや豊かさに助けられた。「水のせせらぎを聞きながらだと、どんな峠道も苦にならなかった」と語り、歩いている時に大都市のサンパウロで暮らす自分ではなく、田舎で生まれ育った自分自身を再発見したそうだ。 結びに日本国内の問題、今後の日系社会、「YOSAKOIソーラン大会」を2017年にはサンパウロ市で開催することなどを語り、「やってダメなら仕様がない。やらないで諦めるのは納得いかない。死ぬ時に納得できる人生を送りたい」という言葉で講演会は幕を閉じた。 最後に尾崎会長から希望者に飯島氏の著書を先着10人に贈呈することが告げられると、多くの手が挙がった。 講演を聴いた森光マリアさん(72、3世)は「3年前にお遍路に行ったが、リタイアした。飯島氏の体験談や、生き方を知ることができて良かった。講演会があるなら、また来たい」と感想を述べた。 2015年7月22日付
ニッケイ新聞 2015年7月22日 3日後に迫った『第18回日本祭り』。何といっても欠かせないのが、各県人会による「郷土食広場」だ。今年は44都道府県から、ラーメンや寿司はもちろん、「きりたんぽ」や「チキン南蛮」等、各県ならではの料理の数々が味わえる。行列必至のブースも多数。気になる料理は、忘れずにここでチェックをしておきたい。 北海道協会からは「焼きいか」とノルウェーから取り寄せる「焼きにしん」など芳ばしい海の幸の数々。滑らかな食感の北海道の人気お菓子、「生チョコレート」には今年から新しく抹茶味が仲間入り(いずれも価格未定)。 秋田県人会は「きりたんぽ」(20レ)を出品。ウルグアイ産の秋田こまち「弥勒米」を使った手作りきりたんぽを鳥の出汁と醤油のあっさりスープで煮込んだ自慢の逸品だ。 福井文化協会から名物の大根おろしたっぷりの「越前おろしソバ」(15レ)に加え、新しく手作りの「鱒寿司」、「焼き鮭寿司」(いずれも20レ)が登場。子ども向けにかわいらしく盛り付けた「子ども寿司」(18レ)等も販売予定。 愛知県人会からは「味噌串カツ」(10レ)と「味噌煮込みうどん」(20レ)。こだわりの調合で作られた味噌は伯人からも人気。うどんはコシのあるものを日本から取り寄せている。 鳥取県人会の栗入りの「大山おこわ」(17レ)は椎茸出汁とモチモチの食感が毎年好評。祭り初日の午前3時から婦人部総出で調理を始める逸品だ。ボリュームたっぷり「牛丼」(25レ)も。 山口県人会からは名物「バリバリソバ」(15レ)が登場。製麺所に特注する細めの麺を油で揚げ、毎年改良を重ねる肉と野菜たっぷりの椎茸だしのあんをかける。山口市の料理店発祥と言われる名物料理だ。 宮崎文化援護協会からは延岡市の名物料理「チキン南蛮」(値段未定)を出品。串揚にした柔らかいモモ肉を甘酢につけて、上からたっぷりの手作りタルタルソースをかける。県費留学で本場の味を知る同会青年部のレシピで作られる。昨年は1000食を売りつくすほどの大盛況だった。 <- メインステージ 郷土食ブース地図 企業ブース ->
ニッケイ新聞 2015年7月21日 ついに開催まで1週間を切った『第18回日本祭り』。24日から3日間聖市の「サンパウロ・エキスポセンター(Rodovia dos Imigrantes, km 1,5, Cursino)」(旧イミグランテス展示場)で18万人を超える来場者を見込む。今年のテーマは「日伯120年の絆」。1800人収容のメインステージでは日本からのゲストも多数参加出演予定のほか、「ジャパン・パビリオン」や「アキバ・スペース」など行列必至の企画が目白押しだ。 豪華ゲストが伝える古今の日本文化 メインステージでは国際交流基金の協力で武道芸能一座『武楽座』の公演が土曜(午後0時5分から)、日曜(午後1時半から)に行なわれる。座長の源光士郎さんを含む4人が刀や甲冑を用いて、能や歌舞伎を思わせる迫力ある舞台を披露する。土曜日には在聖総領館ブース内でワークショップも開催する。 日本の人気作品『ラブライブ』で声優を務め、歌手として活動する飯田里穂さんは金曜(午後2時40分、午後4時50分から)、土曜(午後0時40分から)に公演を行なう。当地でも人気の高い作品とあって、当日は混雑が予想される。 三重県伊賀市の忍者集団『阿修羅』の3人は土曜(午後0時10分、午後3時5分から)、日曜(午前11時10分、1時50分から)に忍者ショーを行なう。 や鎖鎌を素早く振り回し、側転や宙返りで華麗にステージを駆け回る。三重県庁のブース内で写真撮影会も開催する。 中平マリコさんやシンガーソングライターの今村つばささん、オペラ歌手の鶴澤美枝子さんなども出演する。 農水省が日本食アピール! 新規企業も 「ジャパン・パビリオン」には日本政府の日伯外交関係120周年の記念写真展ほか、多数の政府関係機関が出展する。...
ニッケイ新聞 2015年7月21日 ブラジル広島県人会(平崎靖之会長)は18日、6月に着任した中前隆博・在サンパウロ総領事を会館に招き、歓迎会を催した。役員、会員ら約60人が出迎えた。雅子夫人、次男の遼城(はるき)くん、長女季子(ときこ)ちゃんも出席した。 平崎会長による総領事の略歴、県人会の活動の紹介に続き、中前総領事は、「私を育ててくれた古里広島のみなさんにお会いでき、今後支えて頂きながら仕事出来ることは何よりの幸せ」とあいさつ、花束を贈呈された。 今年卆寿を迎えた〃長老〃の谷口範之さんが乾杯の音頭で祝賀会に移り、参加者らは食事に舌鼓を打ちながら歓談を楽しんだ。 余興として、ブラジル神楽保存会が、目出度い席に舞う『恵比寿』を披露、広島弁で来館を喜ぶ口上を述べ、やんやの喝采を受けていた。夫妻は、感激の面持ちで楽屋を訪れ演者らを労った。 「大感激。県人で良かった」と笑顔を見せたのは同じく広島出身の雅子夫人。「(今までの赴任地で)県人との交流などなかった。移住者が多いと知ってはいたが、これほどまでとは」と目を丸くしていた。 平崎会長は、「大変喜んで頂けたようで我々も嬉しい限り。赴任中はもちろん、県人として末永く応援して頂ければ」と上気した様子で話していた。
今月24~26日まで開催される県連(本橋幹久会長)主催第18回フェスティバル・ド・ジャポンで、毎年恒例の各県人会の郷土食。今年も数回にわたり、各県人会自慢の郷土食を紹介する。(佐久間吾朗記者) 大分県人会(矢野敬崇会長)からは「だんご汁」と「吉野鶏めし」が出される。だんご汁は、幅広く伸ばした団子と野菜がたっぷり入った大分県を代表する郷土食で、家庭でもよく食べられている。 「だご汁」と呼ばれる、だんご汁と似た料理は九州各地にあるが、だんご汁との最大の違いは肉を一切使わないこと。そして欠かせないのは、里芋、ごぼう、ニンジンと全国一の生産量を誇る乾シイタケ。これらの素材でうま味を出し、汁の味付けには2種類以上を使った合わせ味噌を使用。最後に刻んだ油揚げを乗せるのが大分県人会流だ。 最高の味を出すために、野菜を切ったり、団子を練る等の作業はすべてフェスティバル当日に行われる。団子は手作りで粉から練っており、シコシコとした噛みごたえが堪能できる一品となっている。 「吉野鶏めし」は大分市南部の吉野地区の郷土料理。20年前に大分県へ行った60歳の研修生が、「大分の料理を何か覚えたい」と吉野鶏めし保存会で3カ月研修し、その味をブラジルに持ち帰った。「同じような料理は多いが、醤油や鶏肉の味付けを工夫して、10年以上『フェスティバル・ド・ジャポン』で出している」と大分県人会の伊東信比古理事は話す。最近では、大分県でも地元住民が中心となって普及に努めており、日本での知名度も上がっているという。 伊東理事は「郷土食の味を若い人に覚えてもらいたい。そのためには本物の郷土食を作って、提供しないといけない」とし、「大分に行く研修生にも、何か1つ郷土食を食べて覚えてこいと言っている。一番の目的は郷土食を出して、広めていくこと」と、「フェスティバル・ド・ジャポン」で郷土食を出す意義を語った。(つづく) 2015月7月21日付
今週末に迫った県連主催の第18回日本祭り。各県人会では、出品する郷土食の仕込み作業で忙しい様子。 岐阜県人会の一品は串焼しめじベーコン、同県出身者が経営する仕出弁当会社の大型厨房に婦人部の6人が16日に集結。大量の串焼きを仕込んで当日に備えて冷凍庫に保管していた。 今年で18回となる日本祭りを支える各県人会のボランティアの、表には出ない支えがここにもあった。 2015月7月21日付
「第18回日本祭り」の高齢者広場では、24日から26日まで多くのイベントを実施する。案内に、鈴木・牧ウィリアン同広場担当部長と玉城ロベルト氏が来社した。 昨年、四国88カ所巡りを達成した遍路経験者の金子パウロ氏と香川県から松岡ひろふみ氏を招き、両氏による「四国遍路道」の講演会が開かれる。また、参加者は「アニマルセラピー」とも呼ばれる犬や猫などペットを使ったセラピー手法、無料マッサージなども受けることができる。特設されたゲートボール会場では、その体験だけでなく、高齢者向けの体操などの参加型ワークショップも行われる。 サンパウロ大学の教授らによる健康に関する講演会やアメリカの青少年合唱団による演奏会などもあり、終日楽しむための多くの企画が盛り込まれている。 問い合わせは鈴木氏(電話11・99604・2335)まで。 2015月7月21日付
農林水産省は「第18回県連日本祭り」の開催期間(24日から26日まで)に、日本食の料理講習会と試食会など各種イベントを設ける。 講習会(45分)と試食会(15分)では、1日に約4回、出汁、和菓子、飾り寿司、蕎麦打ちの4種を各回時間帯ごとに参加することができる。 料理講習会の座席数は、各回50席程度を予定。試食提供は、講習会開始60分前から整理券を配布し、100食分を提供する。 また、1日1回最後に「アトラクションじゃんけん大会」も行われ、終了後は盆踊りも実施される。 2015月7月21日付
プロポリス、はちみつや植物性石けん等の健康食品及び製品を、主に海外に輸出販売しているアピス・ブラジル社が、24日から26日まで開催される県連主催の第18回フェスティバル・ド・ジャポンに初出店する。出店場所は12番ブース。 伊江朝宏(いえ・ちょうこう)さんと朝彦(ともひこ)さんの兄弟によると、同社は20年以上にわたってプロポリス製造販売の実績があり、現在製品の90%は日本、中国、韓国などのアジア地域や北米などに輸出しているという。 残りの10%はブラジル国内で販売しており、消費者の健康志向が年々上向いている中、販売数も増加する傾向にあるそうだ。 同社が取り扱っている商品は、上質プロポリスのエキスをはじめ、同スプレー、錠剤、原液・原塊やはちみつのほか、プロポリス植物性石けんなど。プロポリスはミナス・ジェライス州南部で原料を仕入れ、同州から交通の便が良いサンパウロ州ピンダモニャンガバ市にプロポリス製造工場を所持している。 これまで、日本や中国など海外での取り引きが多かったが、昨年から聖市リベルダーデ区(Rua Galvao Bueno, 377 BOX2)に直販店を開店。東洋街を中心にした日本人及び日系人などアジア系消費者を対象に販路を拡大している。 朝彦さんによると、以前はプロポリスは一般的に値段が高いと言われたが、現在では値段よりも品質を重視する消費者が増えているとし、同社の実績をベースにした商品の信頼性が高まっているそうだ。 今回、日本祭りに初出店し、来場するブラジル国内の消費者に同社の製品をアピール。期間中はメーンのプロポリスをはじめ、はちみつやプロポリス植物性石けんなどを店頭販売するほか、はちみつなどのサンプル製品も配布する考えだ。特に、プロポリス石けんは植物性であるため肌に優しく、アトピー性皮膚炎やアレルギーのある人などに喜ばれているという。 問い合わせは同社直販店(電話11・2892・3113か、11・99727・6585)まで。 2015年7月18日付
ニッポ・カタリネンセ協会(篠原ロシャーナ会長)と宮城県人会(中沢宏一会長)が共催する「第1回サンタ・カタリーナ日本祭・七夕祭」が3、4両日、同州フロノポリス市の州立歴史博物館(旧知事公邸)で開催され、期間中は約1万人が来場した。 同市は1803年に「石巻若宮丸漂流移民」5人が日本人として初めてブラジルに上陸した場所。2003年には初上陸200周年を祝い、08年には同州の日系団体連合会が組織されている。 同祭は、フロリアノポリス市での「石巻若宮丸漂流移民」上陸にちなんで宮城県人会も加わることになり、実現の運びとなった。開会式には池田敏雄在クリチバ総領事が出席したほか、4日には梅田邦夫大使も夫妻で参加した。 会場の屋内では、折り紙、日本語、書道などを体験する日本文化関連のワークショップも行われ、親子で楽しむ家族の姿があった。また、屋外のテントではアニメやマンガのブースに若者たちが集まり、舞台上では和太鼓、剣術、居合道、合気道、ラジオ体操、健康体操、盆踊りなどが披露された。 さらに、「石巻若宮丸漂流移民」については2つの日本語パネルと9つのポ語版パネルで紹介された。 宮城県人会の中沢会長は「開催場所が市中央の旧知事公邸の部屋と庭園内で面積としては十分な広さではありませんでしたが、気品のあるピンク色の建物と庭園での七夕祭りはより優雅に映えました」と初めての同祭を振り返った。 2015年7月18日付
国際交流基金サンパウロ日本文化センターは芸能一座「武楽座」(源光士郎代表)を招き、24日にサンパウロ日本文化センターAdoniran Barbosaホールで、25日と26日に「第18回日本祭り」のメインステージで公演を実施する。 「武楽座」とは、「武の美」という切り口から源代表が提唱する新しい総合芸術として編成された舞と奏楽による歌舞劇。刀や薙刀(なぎなた)、甲冑(かっちゅう)を扱う技や型に、武士のたしなみとされてきた能や茶道の諸要素と音楽や華道、光の演出なども加えている。 日時と会場の詳細は次の通り。 【サンパウロ日本文化センター】24日午後7時半からサンパウロ市リベルダーデ区のサンパウロ文化センターAdoniran Barbosaホール(Rua Vergueiro,1000)。入場無料(先着622人)で公演2時間前より入場券を1人2枚まで配布する。 【第18回日本祭り】25日午後0時5分と26日午後1時半。いずれも会場メインステージ。日本祭りの会場はSao Paulo Expo Exhibition & Convention Center(Rodovia dos Imigrantes, Km...
ニッケイ新聞 2015年7月18日 国際交流基金サンパウロ文化センター(深沢陽所長)が主催する芸能一座公演が、24~26日に聖市内で行われる。24日は午後7時半からサンパウロ文化センター(Rua Vergueiro, 1000)で、25、26日は県連日本祭り(Rod. dos Imigrantes, km 1,5)でそれぞれ昼12時5分、午後1時半から舞台に立つ。 武楽座とは、侍の刀や甲冑を扱う技や型に現出する、〃武の美〃を表現した武道芸能。今回は源光士郎座長ら4人が来伯することになった。24日は公演2時間前から、先着622人に入場券が配布される。入場無料で一人につき2枚まで。 問い合わせは同基金(11・3141・0110/0843)まで
ニッケイ新聞 2015年7月17日 24日から聖市エキスポ会場(Rod. dos Imigrantes, km 1,5)で開催される第18回県連日本祭りに、今年も『高齢者の広場』が設置される。運営者の鈴木・牧ウィリアンさん、玉城ロベルトさんが来社し、様々なプログラムを紹介した。 高齢者向けに健康に関する講演会や無料マッサージ、ペット(飼育動物)を活用したリハビリが体験できる。広場内にはゲートボールコートが設置され、競技を体験できるほか健康体操など体を動かすワークショップが実施される。 お遍路で四国88カ所の寺を巡った金子パウロさんによる体験発表もあり、白装束の衣装を着て、寺院のパネルを背に写真撮影するコーナーも設置される。 鈴木さんと玉城さんは「高齢者のための広場は日本祭りだけ。元気な生活を送れるよう友達を誘っておいで下さい」と呼びかけた。 問い合わせは県連(11・3277・8569)、鈴木さん(同・99604・2335)まで。 【大耳小耳】 県連日本祭り(24~26日、聖市)で用意される『高齢者の広場(Espaco da Terceira Idade)』。幼児の遊具スペースや、託児所を設置するイベントは少なくないが、お年寄り用というとまだ珍しい。高齢化する日系社会ならではとも言えそう。ホーリネス教会などによって運営される同広場。囲碁や将棋も楽しめるので、年配者に限らずお勧めだ。
ニッケイ新聞 2015年7月17日 ブラジル日本都道府県人会連合会(本橋幹久会長)とブラジル日本語センター(板垣勝秀代表)が、『第36回サンパウロ・スピーチコンテスト』『第9回弁論大会』(9月20日、聖市・広島文化センター)の出場者を募っている。 スピーチの部は聖、麻、南麻州及び三角ミナス在住の14~40歳で、通訳や教職に従事していない者が対象。Aクラスは日本語能力試験N2程度以上で、Bクラスは同試験N3程度としている。発表時間は3~5分、テーマは自由(政治・宗教に関するものは不可)。 弁論の部はN3程度以上の16~40歳が対象で、職業や居住地は問わない。テーマは「私のルーツ」で、発表時間は5~7分となっている。 申し込み用紙は日本語センターで配布しており、サイト(www.cblj.org.br)から印刷も可能。締め切りは8月17日必着。 問い合わせは同センター(電話=11・5579・6513、メール=info@cblj.org.br)まで。
ニッケイ新聞 2015年7月18日 グァタパラ農事文化体育協会(茂木常男会長)が7月11、12日、聖州グァタパラ市内の同文協で『移住地入植53周年祭並びに収穫祭』を開催し、両日で約2千人が来場した。昨年は泥炭による余得があった同移住地だが、今年もその恩恵は続いているようだ。 初日午前10時にはモンブカ墓地の「拓魂」碑前で、恒例のカトリック式法要が行なわれた。約70人の参加者が墓に眠る215人の先没者を偲び焼香した。記念式典では、市の鼓笛隊が開会を祝い、来賓が祝辞をのべた。外交120周年を祝し、市役所から贈られた記念プレートもお披露目された。 来賓には飯田茂在聖領事部長、JICAの那須隆一所長、ウィルソン・ガスパリーニ聖州議、サミール・レドンド市長、日系三団体代表者、南米産業開発青年隊の渡辺進会長らが訪れた。 昨年は地下資源の泥炭を売った利益で、会館横に900平米の屋根を建設。今回はゲートボール場一面分に屋根と照明設備を設置した。台所も改修中で広さが3倍に。「出窓も設置して弁当の受け渡しも楽になった。前は人が何度も行き来する手間があった」と婦人らにも好評のよう。当日は午前5時から弁当作りに汗を流していた。 そんな甲斐もあって、入植祭は例年以上の盛り上がりだったようだ。茂木会長は「良い評判が広まりつつある。婦人部の料理はピカイチでハズレがないからね。出店も30から50弱に増えた。問い合わせが多く断った業者もあるくらい」と盛況を喜んだ。 毎年用意される県連バスツアーで20人が聖市から駆けつけた。恒例の農産展や日語校の製菓販売、金魚すくいなどが行なわれ、歌手の伊藤カレン、海藤三味線教室、日本舞踊の京藤間流らが会場を盛り上げた。 近隣のアララクアラから訪れた日系二世の60代女性は、「毎年レンコンを買いに来ます。去年はこんにゃくがなかったけど今年はあるかしら」と同地名物を求めていた。市内在住のジェフェルソン・ロドリゲスさん(41)は娘を乗せてバイクで来場、「来るのは3度目。焼きそばが大好きなんだ。今日は初めて太鼓を見たが、日本文化は独特だね」と話していた。
県連が主催する「第18回日本祭り」の開催期間(24日から26日まで)に、NHKワールドとブラジルのネットワーク放送局「Bandeirantes」が共同して出展する。参加4回目となる今年は、「日伯修好120周年」とNHKの国際放送開始80年にもあたり、これを記念して共同ブースでは、様々な催しが企画されている。 会場では、NHKワールドのマスコットキャラクター「どーもくん」が初来伯し、記念撮影もできる。また、「みんなのエピソードでつなぐ日本―ブラジル写真展」も催され、両国間に生まれた「友情」「愛情」「絆」の物語を写真で紹介する。 2015年7月17日付
ブラジル日本語センターと県連共催による「第36回サンパウロスピーチコンテスト」と「第9回弁論大会」が、9月20日午後1時からサンパウロ市の広島文化センター(Rua Tamandare,800)で開催される。現在、日本語センターで参加申し込みを受け付けている。 スピーチの部は「14歳~40歳」「サンパウロ、ミナス、南北マット・グロッソ各州、三角ミナス在住者」が対象で、Aクラス(日本語能力試験N2程度以上)、Bクラス(同試験N3程度)の2部門。テーマは自由。全伯スピーチコンテストのサンパウロ地区代表選考を兼ねる。 弁論の部は「16歳~40歳」「同試験N3程度以上」が対象(国籍、職業、居住地を問わない)で、テーマは「私のルーツ」。優勝者には日本への往復航空券が贈られる。 参加希望者は申込用紙に必要事項を記入し、発表原稿を添えて日本語センター(Rua Manoel de Paiva,45、メールでも受付)に提出する。用紙は同センター、サイトで入手可能。締め切りは8月17日(必着)。20日までに原稿審査の結果が連絡される。 詳細は同センター(www.cblj.org.br。電話11・5579・6513、ラファエル氏)まで。 2015年7月16日付
