06/03/2026

Mês: julho 2015

ニッケイ新聞 2015年6月30日 サンタカタリーナ州のニッポ・カタリネンセ協会(篠原ロシャーナ会長)とブラジル宮城県人会(中沢宏一会長)が共催し、『第1回日本祭り&七夕祭り』が4、5日、州都フロリアノーポリス市の州立歴史博物館(Rua Arcipreste Paiva/Praca XV de Novembro, Centro)で行なわれる。 初日は午前11時~午後7時、二日目は午前9時~午後5時。太鼓や茶道、マツリダンスなどがステージを彩り、折り紙、書道、漫画などの展示や体験教室が行なわれる。同地の海産物を使った食品や民芸品、小物販売もある。 池田敏雄在クリチーバ日本国総領事の提案がきっかけで開催に至った。州政府や日系諸団体が後援する。石巻若宮丸の漂流民による日本人初上陸(1803年)を契機に交流する宮城県人会も、七夕飾りの指導等で協力することになった。 実行委員会渉外担当のナジール・デ・モラエス・ヨシイさんと中沢会長が来社し、「第1回目の日本祭りです。SCの日系社会を応援するためにも、ぜひ来場下さい」と呼びかけた。 翌6日午前10時半からは、州政庁(Rodovia SC 401, km 5, 4600)で外交120周年記念式典も行なわれる。...
ニッケイ新聞 2015年6月27日 日伯外交関係樹立120周年の本年、寄港が正式に発表された。23日に在聖総領事館から概要が明かされ、当地には7月末からの11日間にレシフェ、リオ、サントスへ寄港することが分かった。艦隊来伯は移民百周年の2008年以来、7年ぶり11回目となる。 昨年から調整していた練習艦隊の寄港が正式に決まった。海将補の中畑康樹氏(愛媛)を司令官とする艦隊が、海上自衛隊初級幹部を対象に長期間航海(5月21日~10月27日)をすでに始めている。 出発したのは「かしま」(小沢輝男艦長、兵庫)、「やまぎり」(橋本聖一艦長、熊本)「しまゆき」(小圷聖一艦長、愛知)の三隻で、幹部としての必要な知識と技能を育成させるとともに、友好親善関係の増進寄与を目的に12カ国16寄港地を訪問する。 現在は米国、グラテマラといった北中米地域を巡航しており、ブラジルには今から1カ月後の7月28日、ペルナンブコ州都レシフェに到着する。31日まで滞在し、リオには8月4~7日に「かしま」が、サントスには同月5~8日に「やまぎり」と「しまゆき」が分散入港することになっている。 初級幹部166人の出身県も公開された。主だった県で埼玉15、愛知、東京が14、神奈川、千葉が13、福岡8など全42県。また女性乗員は55人となっている。サントスを出港する8日まで各地で行事が行なわれる見込みだ。 レシフェでは到着した28日夜、港で中畑司令官、梅田邦夫大使による交流レセプションが行なわれる。在レシフェ領事事務所によるとまだ詳細は調整中だが、レシフェ日本文化協会の伊与田明会長は「7年ぶりの来伯。交流会や一般公開があるので楽しみ」と地元から期待する声を寄せた。 在聖総領事館によれば、サントスに寄港する5日に聖市を訪れ、歓迎会が行なわれる見込み。日系諸団体が主催し、文協大講堂で昼に開催を予定し、式後には各県人会による歓待行事も準備中だ。6、7日にはサントスで公式行事(艦上レセプション、サントス日本人会訪問など)に臨む。 リオでは6日夕方、外交120周年記念委員会が主催し、市内の日系協会会館にて歓迎会を行なう。リオ州日伯文化体育連盟の鹿田明義理事長は「我々も到着を心待ちにしている」と胸を膨らませた。離伯後はウルグアイ、亜国、チリ、ペルーなどに寄港する。
ニッケイ新聞 2015年6月27日 パラナ州にある兵庫県ブラジル事務所の山下亮(まこと)所長が退職するにあたり、5月29日付けで元県庁職員の彌城正嗣さん(60、兵庫県淡路市)が新所長に着任、知事来伯や進出企業の支援に向けて意気込んでいる。 現地採用で長年所長を務めた山下さんは、「もう自分は老体なのでゆっくりするつもり」と引退を表明。今後は県派遣の駐在員が代わりを担うという。彌城さんは県庁退職と同時に再任用された。 彌城さんは「ブラジルに進出する県系企業が増えてきた関係もあり、直接県庁と話がしやすいように」との県の配慮を代弁し、「兵庫県は海外事務所を5つも持つ。ブラジルへの県職員派遣は兵庫が初めて」と珍しい取り組みであることを強調した。 技術研修制度など南米との交流が盛んだった80年代に入庁したため、当地在住の知人も多いという。「昔の交友を温めたいし、いろんな方にお会いしてこれからの役に立てたい」と語った。 県系企業や新たに進出を図る企業が増えていることから、その支援にも当たることになるようだ。2009年から当地進出を図る兵庫県漁業協同組合連合会の活動も実を結びつつあり、「海苔の工場設立はほぼ立ちえることになるだろう。二の足を踏んでいる間に、中韓の安い部材の供給がどんどん盛んになっていく。工場ができたらそれを基盤にますます部材関係の進出が可能になる」との明るい見通しを語った。 また、1986年に提携関係を結んだパラナ州パラナグアーと淡路はどちらも内海に面した漁業の盛んな都市のため、「例えばえびやひらめの養殖など、内海同士の協力も可能」と漁業面での交流活性化にも期待を示した。 8月23日にある兵庫県人会創立55周年には知事も来伯し、滞在期間中にリオ、パラナ、アスンシオン、パラグアイなどを訪問予定。彌城さんは「8月までは知事来伯に向けた準備を進める」と初仕事に意欲を見せた。
平成27年(2015年)春の叙勲伝達式が、24日午後3時からサンパウロ市モルンビー区の在サンパウロ日本国総領事館公邸で行われ、旭日双光章受章の吉岡黎明氏(78)に勲章と勲記が伝達された。会場となった公邸には、吉岡氏の家族や友人をはじめ、呉屋春美ブラジル日本文化福祉協会会長、菊地義治サンパウロ日伯援護協会会長、本橋幹久ブラジル日本都道府県人会連合会会長ら日系団体各代表者の来賓を含む約25人が集まり、吉岡氏の受勲伝達を祝福した。 開式の辞を中前隆博総領事が述べた後に、来賓紹介が行われ、吉岡氏の功績が読み上げられた。 同氏は、社会福祉法人救済会「憩の園」で会長を務め、「宮腰千葉太多目的ホール」を建設・落成するなど日系社会や地域社会における高齢者への支援及び介護技術普及に貢献。平成23年(2011年)には帰伯労働者情報支援センター(NIATRE)を創設して会長に就任すると帰伯者の就労支援に取り組み、日伯両国の社会問題解決に努めた。 功績が読み上げられた後に、中前総領事から吉岡氏へ勲記と勲章が伝達され、来賓者と家族から拍手が送られた。 引き続き、中前総領事が祝辞を述べ、「吉岡氏は温厚かつ、責任感強く、誰からも親しまれる人柄で、日系社会に大きな貢献をされてきた」と称えた。 学生時代はファベーラ(貧民街)でボランティア活動もしたという吉岡氏は受勲者あいさつの中で「夢にも思っていなかった勲章をいただき、その意味がまだ自分自身はっきり分かっていないような気がしますが、推薦された方々には深くお礼申し上げます」と話し、謝辞を述べた。 伝達式が終わると記念撮影が行われ、式はその後、軽食や飲み物が用意されたパーティー形式の懇談会に移行。参加者各人が吉岡氏との歓談を楽しんだ。 2015年6月30日付
山口県のロータリークラブが山口県人会(要田武会長)を仲介し、憩の園とひまわり託児所それぞれに日本米と洗剤などの日用品を贈呈した。サンパウロ市リベルダーデ区の同県人会館で22日午後2時から贈呈式が行われ、憩の園の吉安園子会長、相田祐弘第1副会長、ひまわり託児所のワダ・サチコさんが同県人会館を訪れた。 同クラブがブラジルへの支援金10万円の寄付を始めて今年で21年になる。当初はオザスコ市の団体へ寄付していたが、日系社会に貢献したいという意向から憩の園とひまわり託児所が選ばれ、現金ではなく、「本当に必要としている物」を送りたいとし、5万円ずつの物資援助となった。 憩の園へは日本米270キロ、ひまわり託児所へは粉石鹸140キロ、消毒用塩素288リットル、台所用石鹸84リットルが贈られ、憩の園では先月31日に開催された「手巻き祭り」で早速使用され、来場者を喜ばせた。 同県人会の伊藤紀美子事務局員は「仲介役は大変だが、嬉しいこともある。スーパーの社長やお米屋さんが『何かできることはある?』と自主的に協力してくれる。足が出た分は要田会長が気持ちとして自費でまかなうなど、心のこもった支援を心がけて来た。誰かに良くしてあげたことは、自分に返って来る」と今までを振り返った。 来年の寄付は未定。ブラジルへの寄付が続いているため、ロータリークラブの決定によっては、違う国への寄付に変更する場合もあるという。   【コラム】 モザイク アメリカの在ロサンゼルス山口県人会が、今年で創立110周年を迎えることに合わせ、第4回「在外山口県出身者の会」が11月14日にロサンゼルス市で開催される。当日は山口県議会議長も訪米し、参加者と交流するとか。サンパウロの山口県人会はこれに向けた準備で大忙しだが、同県人会では現在参加者を募集中。山口県出身者でなくても、山口で働いていた親や夫、妻が山口県出身など、山口に縁がある人なら誰でも参加可能。問い合わせは同県人会(電話11・3208・6074)まで。 2015年6月30日付
ニッポ・カタリネンセ協会(篠原ロシャーナ会長)と宮城県人会(中沢宏一会長)が共催する「第1回サンタ・カタリーナ日本祭・七夕祭」が7月3、4両日、同州フロノポリス市の州立歴史博物館(Praca XV de Novembro-Centro)で開催される。また、「日伯外交120周年記念式典」が、同州の州庁舎(Rodovia SC 401-km 5,4600 Bloco1)で6日午前10時半から開かれ、梅田邦夫特命全権大使なども出席する。 中沢会長と同祭渉外担当のナジール・デ・モライス氏が案内に来社した。 同市は1803年に石巻若宮丸漂流移民5人が日本人として初めてブラジルに上陸した場所。現在は宮城県との親善交流が進められており、その関係で宮城県仙台を代表する七夕祭を日本祭に取り入れた。 開催のきっかけについて中沢会長は「各州部では日本祭りを開こうと活気づいている。そんな中、池田敏雄在クリチバ総領事から声を掛けられ、小規模ながら同祭が実現した」と述べた。 当日は、和太鼓、茶道、剣術、居合道、合気道、ラジオ体操、健康体操、盆踊りなどが行われる。その他には折り紙、マンガ、切り紙、日本語、書道、生け花、盆栽、武道など日本文化関連のワークショップも企画され、日本食や民芸品、焼き物なども販売される。 ナジール氏は「フロリアノポリスは魚類、カキなどの海産物も豊富で美味しい。当地の連邦大学の学生らやその他大勢の方々に、日系社会を知ってもらい交流を促進したい」と願いを込めた。 3日は午前11時から午後7時まで、4日は午前9時から午後5時まで。 同祭への問い合わせは宮城県人会(電話11・3209・3265)まで。 2015年6月30日付
元本紙記者で、現在沖縄探見社代表を務める高橋哲朗氏(53、埼玉)がこのほど、「沖縄の伝統行事・芸能を歩く」を発刊した。A5版、全128ページ。1100円(税別)。 高橋氏は、日本の全国紙の記者経験の後、ブラジルにある本紙を含め、オーストラリア、米国で記者・編集活動を行った。沖縄県移住後はフリーランスのライター及び編集者を務めながら、2009年に出版社の沖縄探見社を設立している。 自身で書いた同書の内容を紹介する。 ◎   ◎ 天才画家、岡本太郎に「こんな小さな島の中に、どうしてあんなに数多く、豊かに残っているのか」(『沖縄文化論 忘れられた日本』より)と驚嘆させた伝統行事・芸能を、沖縄に今も息づく旧暦文化に沿って紹介しているのが本書である。 半裸の格好に草木を巻き付け練り歩く「安田のシヌグ」のように古い時代の香りを漂わせる儀式もあれば、赤毛のかつらを被り棒を操りながら踊る「南之島(フェーヌシマ)」のように出所不明の芸能もあれば、「唐人行列」「路次楽」や「打花鼓」のように中国の影響が鮮明な芸能もある。旧盆の伝統芸能「エイサー」は、きらびやかな衣装といい、緻密(ちみつ)に計算され息の合った踊りといい、最新のエンターテイメントと比べても見ごたえに遜色(そんしょく)はない。 本土と同じ起源を持つ行事・芸能でも、沖縄ではかなり中身が異なっている。例えば、3月の節句は本土ではひな人形を飾るのが一般的だが、沖縄では浜辺に出て遊ぶ「浜下り」という行事になっている。5月の節句では鯉のぼりを揚げたり、鎧(よろい)や兜を飾ったりするのが県外では典型だが、沖縄では「ハーリー(糸満では「ハーレー」)」と呼ばれる龍船競漕を行うのが代表格である。 獅子舞といえば、日本全国にさまざまなタイプが受け継がれているが、関東地方では、獅子頭を持った一人の男性が大きな布をかぶって体を隠し、音楽に合わせて波打つように体を揺らしながら、正月に踊る姿が思い浮かぶ。一方、沖縄では獅子舞が演じられるのは秋の豊年祭が多い。しかも、長いふさふさした体毛を全身にまとい、ライオンや犬を思わせるリアルな動物の動きを二人組が演じる。 同じ沖縄の中でもエイサーや獅子舞、綱引きなどは地域ごとの違いが際立つ。本書では、豊富な写真とともに地域の特色や伝統の由来を解説している。また、観光県・沖縄では伝統行事・芸能を気軽に見られる機会は多い。エイサーをはじめ地域のイベントの中で頻繁に上演されるからだ。こうしたイベントの開催・鑑賞情報もふんだんに盛り込んでいる。 なお、同書に関する問い合わせなどはホームページ(http://www.okinawatanken.ecnet.jp/index.html)を参照のこと。 2015年6月27日付
石川県人会(森永ジェラルド会長)主催の「第16回文化祭」が20、21日午前10時から午後5時まで、サンパウロ市パライゾ区の同県人会館で開催された。 当日の会場には俳句、水彩画、絵手紙、生け花、陶芸作品など様々な作品が展示され、見る人の心を和ませた。また、各種作品の販売や絵手紙のワークショップも催され、多くの家族連れで賑わった。 20日には、ブラジルアマチュア能楽連盟の松謡会に所属する小笠原潤氏とその弟子のルシアナ・ベローリ氏による「能」が披露された。能楽作品「羽衣」をポルトガル語に翻訳するなど新しい企画も盛り込まれた。演者のベローリさんは「理由もなく、日本文化に惹きこまれて」能楽を始めた。日本には2度行った経験があり、「整体法について調べ、能楽堂を巡った」という。 友達が能の指導をしているという80代の日系人女性は「本物の能とは少し違うけど、これはこれで良い」とコメントした。 会場に訪れたブラジル三指会の石井久順代表は「石川県は芸術の街。移民の数は決して多くはないけれど、芸術と精神を少しでも伝えたいという思いは熱い」と力説した。同県人会元会長の竹下康義氏は「陶芸は自前の電気釜で焼いている。食べ物も文化だけど、芸術も文化です」と語った。 昼食には同県人会手作りのカレーと福神漬、餅も販売され、参加者の胃を満たした。偶然訪れた滋賀県人会長の山田康夫氏は「陶芸をはじめ、文化祭のレベルが格段に上がっている」と評価していた。 2015年6月27日付
聖市の歓迎行事は8月5日に 日伯外交樹立120周年の今年、日本の海上自衛隊練習艦隊が7月末から8月上旬にかけてブラジルを訪れる。寄港予定地はレシフェ、リオ、サントスの3カ所。練習艦隊のブラジル訪問は、移民100周年の2008年以来7年ぶりとなる。 艦隊の構成は練習艦「かしま」(小沢輝男艦長、兵庫)、「しまゆき」(小圷聖一艦長、愛知)と護衛艦「やまぎり」(橋本聖一艦長、熊本)の3隻で、司令官は中畑康樹・海将補(愛媛)。初級幹部が外洋航海を通じて知識・技能を実地に習得、訪問国との友好親善関係の増進に寄与することを目的に実施され、5月21日に東京・晴海ふ頭を出港した。 59回目となる今回は、最初の寄港地ハワイを皮切りに、10月末までの160日間に米国、メキシコ、ブラジル、アルゼンチン、チリ、ペルーなど12カ国を訪問する。航行距離は5万4000キロメートル。 乗員数は初級幹部166人(ほか、タイ王国海軍少尉1人)を含む約710人。初級幹部の出身県で多いのは、埼玉(15人)、愛知、東京(14)、神奈川、千葉(13)などで、そのほか福岡、茨城、岡山、広島、鹿児島、兵庫など計42県にわたる。女性乗員の人数は55人。 練習艦隊のブラジル訪問は11回目。今回はレシフェで3隻が寄港した後、リオ1隻(かしま)、サントス2隻(しまゆき、やまぎり)の分散寄港となる。寄港日はレシフェが7月28~31日、リオが8月4~7日、サントスが同5~8日を予定している。 リオは同地の日伯外交樹立120周年実行委員会が主催して、8月6日に市内の日系協会会館で歓迎会を開く。 サンパウロでは8月5日、文協、県連による歓迎式典を文協大講堂で開催し、式典後は出身県の県人会との交流行事が行われる予定。翌6日、7日にサントスで艦上レセプションや地元日系団体との交流などの行事を実施する方向で準備が進められている。 レシフェでも、具体的な日程は未定だが、レシフェ文化協会関係者によれば、寄港中に歓迎・交流行事が行われる見込みだ。 2015年6月25日付