高知県人会(片山アルナルド会長)で26日、土佐清水市出身者の合同慰霊祭が行われたことに合わせ、同市の泥谷光信市長が24日に来伯し、同県人会館で歓迎会が行われた。
同県人会内に「ブラジル土佐清水出身親睦会」ができたのは37年前。それ以来、途絶えることなく毎年法要を行っている。同市の市長は35年前を最後に来伯しておらず、同市出身で、高知県人会の文野雅甫副会長が昨年、帰郷した際に泥谷市長に打診したところ、文野氏の甥が同市職員を勤めている縁で、今回の来伯が決まった。
歓迎会には会員が40人集まり、泥谷市長を出迎えた。サンパウロ市議会の野村アウレリオ市議など来賓3人も駆けつけ、野村市議から泥谷市長へ記念の楯が贈呈された。泥谷市長からは土佐湾の珊瑚(さんご)、日本酒の「土佐鶴」、「ツカサパック」などが返礼として贈られた。
同県人会の高橋一水氏の音頭で乾杯した後に会食し、泥谷市長は会員たちと酒を酌み交わしたり、写真を撮るなどして交流を深めた。
「2万キロ離れた地球の反対側で、先祖の子孫が集まってくれて嬉しい」と泥谷市長は話し、初めてのカイピリーニャの味も「美味しい」と笑顔を見せた。
泥谷市長は27日、サンパウロ市議事堂を表敬訪問し、28日、日本に帰国した。
2015年7月30日付
