岩手県主催の「南米移住者等交流活動支援事業」一行7人の歓迎懇談会が、7月27日午後7時からサンパウロ市リベルダーデ区の岩手県人会(千田曠曉会長)会館で開催され、県人会員ら約100人が出席した。
懇談会では、県人先亡者及び東日本大震災犠牲者への黙とうに続き、団員が一人ずつ自己紹介。岩手相撲連盟派遣選手団の玉澤徳一郎団長は今回9回目の来伯だとし、約10年前から同相撲連盟会長に就任したことなどを説明し、「相撲を通じて健全な青年を育てて後世に残したい」と述べた。
知事代理の根子(ねこ)忠美岩手県環境生活部長は、今回の南米訪問の主目的がパラグアイのピラポ岩手県人会55周年記念式典に出席することだとし、ブラジルの岩手県人移住者の苦労を偲び、2011年3月に発生した東日本大震災について「今年を本格復興の年とし、県民一体となって取り組んでいきたい」と強調した。
千田会長は、慶祝団一行とブラジル岩手県人会との交流が実現できた母県の配慮に感謝の意を表した。また、ブラジルでの岩手県人移民の歴史を振り返るとともに、わんこそば大会、餅つきなど県人会での恒例行事を紹介した上で、「1世移住者が減少する中、2世、3世など次世代の育成を行い、生ある限り次世代の人々や母県の方々との交流発展に努めたい」と述べた。
その後、玉澤団長の発声で乾杯が行われた。懇談会の合い間には、「雷神太鼓」の演奏が実施され、最後は会場全員で「北国の春」を歌って締めくくられた。
2015年8月6日付
