ブラジル沖縄県人会(島袋栄喜会長)主催の「第1回沖縄空手道・古武道演武大会」が、16日午後2時からサンパウロ市リベルダーデ区の同県人会館で行われた。
当日はブラジル日本文化福祉協会の呉屋春美会長や、沖縄県から訪伯中の西原篤一ブラジル沖縄協会会長など16人の来賓が出席。参加者含め500人の来場者が訪れ、「こんなにたくさんのブラジル人が集まる県人会のイベントは初めて」と県人会員が驚くほど非日系の来場者で賑わった。
大会には沖縄剛柔流空手道武術協会など計8つの異なる流派が参加し、子供から高齢者、日系人から非日系人まで様々な世代や人種が一緒になり、それぞれの流派の型を披露した。同協会の与那嶺公彦さんは剛柔流の最高の型の演武を披露。手を振る音が「バチン、バチン」と鳴る力強い演武に会場は静寂に包まれた。
沖縄少林流空手古武道ブラジル重礼館は「これぞ沖縄古武道」と思わせる、棒やトンファー、サイなどの多彩な武器を使った演武を披露。迫力ある演武で観客を圧倒した。
演舞の合間には空手の動きを取り入れた各流派それぞれの「武の舞」が踊られた。演舞終了後には琉球國祭り太鼓によるエイサーが演奏され、最後は会場が一体となってカチャーシーを踊り、閉会となった。
垣花輝明大会実行委員長は「沖縄空手道はブラジル国内に多くの流派があるが、一堂に会するのは初めて。色んな流派をブラジル人に紹介でき、各団体も異流派と交流できたと思う。空手の普及のためにも、これからも続けていきたい」と大会を振り返った。
実行委員の仲地アウロラさん(37、3世)は「空手、古武道、武の舞、エイサー、太鼓。今日は空手を中心に見せたが、それぞれが独立したものではなく、すべて沖縄の文化としてつながっているというところを見せたかった」と話した。
2015年8月20日付
