ニッケイ新聞 2015年8月25日 ブラジル日本都道府県人会連合会(本橋幹久会長)の臨時の代表者会議が20日午後、文協ビルの県連会議室で行われ、次回の第19回日本祭り開催が決定した。大幅な赤字予想をはねのけ、結果的に約7万レアルの黒字となったことが報告され、全会一致で来年の継続が決められた。 27日の8月度の定例代表者会議を前に、日本祭りの継続意思を確認する機会が設けられた。山田康夫実行委員長(第18回)は出席した32人を前に、「今月末には会場のサンパウロ・エキスポ側へ賃貸料10%の頭金を支払うことになっている。定例会を前に開催の可否を決定したい」と説明した。 今回の収支報告では約7万レの黒字だったと明らかにされた。開催直前の5月に議員助成金が出ないと判明し、収入予測が30万レも減り、計27万レもの赤字を見込んでいた。ところがフタを開けたら一転、黒字と報告された。 山田委員長は好転理由に「前売り券の売上増」「約120店のバザリスタ出店」「電気、水道代の15%減」を挙げた。バザリスタは史上初の満員御礼で、急遽出店スペースを拡大するなど直前まで対応に追われた。電気、水道代は7万レ分の削減だったという。 これを受けて全員が来季開催に賛成、「第19回日本祭り」実施が決定された。日時は月末ではなく給料日に合わせ月初めに。7月第2金曜を初日とする8~10日とし、同会場で開催する方向だ。翌8月にはリオ五輪を控えるため、大まかなテーマを「スポーツ」に定めた。 市川利雄副委員長(第18回)が来年の予算を説明した。支出は330万7千レとし、収入は議員助成金や州の免税プログラム「ProAC」やスポンサーの増減に合わせ最良、現実的、最悪の3段階に分けた。順に379万4千レ、318万レ、281万5千レとしている。 スライドを使い、来年以降の体制作りについても提案。「各県人会の優秀な人材を集め、経営戦略、建築、会計などの運営専門家チームを組織しよう。経費削減もまだ可能。総出となって取り組むべき」と訴えた。 世耕弘成内閣官房副長官と面会した本橋会長が同日昼に帰伯。「7日の面会日には正確な収支が不明で、来年は難しいかもと正直に報告した。しかし世耕さんからは『来年はなおさら支援が必要かも。違う形で参加します』という言葉を頂いた」と支援継続も前向きだと伝えた。 次回に向けた改善案も寄せられ、車両出入りの利便化や、場内のレイアウトを見直すなどの対策が挙げられた。 □関連コラム□大耳小耳 県連日本祭り一番の出費は会場賃貸費。今年は89万7千レだったが、次回はインフレで100万レ越えもあり得るとか。高い〃買い物〃をした割に今年、駐車場は未完、足元も雨でぬかるむなど悲惨な有様だった。役員らは「会場側は年内に完工する。日本祭り以前に2つの大きな行事も控えているので、未完はないだろう」と楽観。今回も間に合うはずだったのだが…。念のため、「契約違反の条項」も明記した方が良いのでは。
Dia: 26 de agosto de 2015
ニッケイ新聞 2015年8月25日 北海道協会婦人部「はまなす会」(鈴木妙子会長)とよさこいソーラングループ「一心」(長谷川ターレス代表)が30日午前11時から、『第19回ラーメン祭り』を同会館(Rua Joaquim Tavora, 605, Vila Mariana)で開催する。一杯23レアル。 日本から取り寄せた凝縮スープに、豚骨や野菜、鶏がらを2日間かけて煮込んだ特製ダシを合わせ、さらに旨味を引き出す。具は卵、のり、ねぎ、ナルト、メンマ、自家製のチャーシュー。焼き餃子やシュラスコ、あんみつなども販売する。 はまなす会から鈴木会長、柳生エレナ副会長、一心から長谷川代表、野田果里さんが来社し、「毎年おいしいと評判のラーメン、ぜひ食べに来てください」と呼びかけた。 問い合わせ、前売り券の購入は同協会(11・5084・6422)まで。 □関連コラム□大耳小耳 30日に行われる北海道ラーメン祭り。麺も凝縮スープもメンマも日本から取り寄せ、長時間煮込んだダシで仕上げるこだわりの品。鈴木会長に自家製チャーシューの作り方を聞くと、「企業秘密ですよ」と楽しそうにニヤリ。昨年は1千人もの人出があり、用意された540食では全く足りずに怒って帰った人もいたとか。今年はよさこいソーラングループ「一心」にも援軍を要請し、人員を増やして対応する構えというが、昨年涙を呑んだ人はぜひ前売りの購入を。
ニッケイ新聞 2015年8月25日 「いわき市の綿による東日本大震災被災地支援委員会」(永山八郎代表)が29日、アチバイア市タンケ区の中沢スポーツ教育センターへ第2回視察旅行を実施する。バスでの参加は一人80レアル(食事込み)、自車で行く場合は50レ。 同会は、綿花栽培を通して農業復興を目指す福島県いわき市の被災者支援とし、中平マリコさんの協力で同市から届いた綿の栽培と加工品製作を行なっている。6月より、2メートル以上に成長した70本の苗木から綿と種を収穫中。アチバイア市役所、同市福島県人会支部の関係者も集まり、今後の方針についても話し合う。 日程は午前8時に聖市福島県人会前(Rua da Gloria, 721, Liberdade)発、同10時着、視察、正午に昼食、午後から中平さんの歌で健康表現体操グループの発表、午後3時半に現地発、5時に聖市着。 永山代表と中沢宏一総務が来社し、「参加者には苗木と種をお分けします」と参加を呼びかけた。 申し込みは福島県人会(11・3208・8499)、宮城県人会(同・3209・3265)まで □関連コラム□大耳小耳 オーガニックの綿花栽培を通し、農業復興を目指すいわき市。風評被害で作物栽培が難しくなった農地を利用して綿花を栽培し、商品化することで繊維産業の興隆を目指す。雇用の場を広げ、街を活性化する狙いも。今回アチバイアへ視察旅行を企画した永山八郎さんは、このいわき市出身。前回訪日した際に市長に姉妹提携要請を行なった所、「喜んで話を進めたい」と快い返事を得たという。日伯の間に新たな交流のパイプが生まれそうだ。
