2013年10月に創立100周年を迎えたブラジル鹿児島県人会の「創立百周年記念誌」がこのほど、準備段階を含めて3年の歳月をかけて発刊された。
記念誌はオールカラーで、カラーグラビアをはじめ、「刊行のことば」「歴史」「ブラジル鹿児島県人会100年のあゆみ」「寄稿集」「創立100周年及び県人移民105周年記念式典」「関係資料」の6章で構成されている。日ポ両語で215ページ建て。
特に第3章の「ブラジル鹿児島県人会100年のあゆみ」では、「鹿児島県人とブラジルとの出会い」として1869年に薩摩藩士の前田十郎左衛門が英国海軍兵学校留学のため、イギリスに向かう途中に北東伯のバイア港に鹿児島県人として初めて上陸したことに触れられている。
また、1908年の第1回笠戸丸移民に46家族172人の鹿児島県人が乗船していたことや、13年の鹿児島県人会の創立、県人会館の建設(80年)、周年式典行事、県連主催日本祭りへの参加、鹿児島ブラジル研修生・実習生制度、鹿児島大学南米短期研修や2013年の創立100周年についても綴られている。
さらに、「会館移転による本誌刊行遅延のお詫び」として2014年4月に売却した会館の経緯と、新会館購入が長期戦となっている現状が事細かく書かれている。
松村滋樹現会長は「100周年の式典後、半年以内に刊行する予定でしたが、会館の問題などがあり、予定以上に遅れました」と話していた。
同誌は1000部を印刷。詳細については電話11・3862・2540(午前8時~正午)か仮事務所の県連(11・3277・8569)まで。県連では伝言のみ受け付け。
サンパウロ新聞 2015年8月27日付
