06/03/2026

Mês: agosto 2015

ブラジル沖縄県人移民研究塾(宮城あきら代表)が2年がかりで完成させた同人誌「群星(むりぶし)」の合評会が、11日午後2時からサンパウロ市リベルダーデ区の沖縄県人会館で開催され、県人会関係者など約100人が出席した。 合評会でははじめに同人誌の付録として嶺井由規氏が製作し、「琉歌 嘉陽カマト作歌」の歌声などが収録されているDVDが上映された。 その後、同人誌運営委員の高安宏治氏の司会で進められ、宮城代表があいさつ。「こんなにたくさんの人に来てもらって嬉しいです」と出席者と協力者への感謝を示し、発刊に至る経緯を説明。1世の運営委員たちが60代から70代と高齢化し記憶をたどる時間が限られてきた中で、「ウチナーンチュの思い」と「埋もれた歴史を掘り起こし」て次世代に伝える必要性を強調した。また、「群星」の意味について「目に見えるのは5つか6つの星だが、その背景にはたくさんの見えない星がある。その見えない星が歴史を作った」と述べ、今回の創刊が若い世代の心の糧となることを願った。 引き続き、参加者からの感想と意見発表が行われ、島袋栄喜県人会長は「英雄というのは身近な所にいるのだと気付くことができた」と述べ、「2世、3世にとっても先人の苦労を理解することで自分たちの誇りと自信につながり、将来の気持ちを作る上で大きな財産になる」と称賛した。 県人会名誉会長の山城勇さんはブラジルの沖縄県系人が約15万人と言われる中、現在の県人会員数が約2000人と20年前に比べて半減しており、「ウチナーンチュのつながりが薄れてきたことを実感する」と率直な気持ちを説明。以前は年に数回発行されていた県人会報『協和』が現在は資金面の問題などでほとんど発行されていない状況にも触れ、「『群星』が発刊されたことはウチナーンチュの心を確かめ合う上で大きな意味を持つ」と述べた。 その後、執筆者で笠戸丸移民子弟の与那嶺ルーベンス氏や書評を寄稿した崎間達雄氏、「笠戸丸移民喜屋武亀三親子三代物語」を執筆した前田徳英氏らがそれぞれ意見と感想を述べた。 子供に連れられ車椅子で来場していた聖市パトリアルカ在住の前田ハルさん(89)は、「沖縄県人移民に関心があり、邦字新聞を見て来ようと思いました。若い人たちの力を借りて沖縄県人と子弟たちが団結し、郷土のためにこれからも頑張ってほしい」と思いを語った。 2015年7月31日付
【既報関連】毎日新聞社が招へいした日本の人気アニメ声優・飯田里穂氏のライブコンサートが、「第18回県連日本祭り」期間中の24日と25日、同会場メーンステージで行われた。 2日間にわたり計6曲を熱唱。自身が7月29日にソロ・メジャーデビューするにあたり、発売するファーストアルバムの中から表題曲「始まりたいカノン」をはじめ、その他に有名アニメソングをカバーした。 浴衣姿で登場した同氏に、会場からは「かわいい」「似合ってるね」と歓声が上がり、飯田氏は「皆さんと一緒に盛り上がりたいと思います」と呼び掛けた。また人気アニメ「ラブライブ」での配役・星空凛を演じるなどし、最後に「これからも日本のアニソン(アニメソング)を愛して下さい。また会いましょうね」と観客に言い残し、ステージを後にした。 その後、毎日新聞社のブースで行われたサイン会には約30人が並び、中には号泣する熱狂的なファンの姿もあった。飯田氏は笑顔で応じ、Tシャツ1枚1枚に丁寧にサインした。サイン会終了後はファンら10人が集まり、彼女へアニソンを歌う場面も見られた。 初来伯について飯田氏は「日本の反対側に自分のことを知っている人がいるなんて思いもしなかった。(日伯間の)距離の問題から、なかなか会えるものではないので本当に感動しました」と喜びを口にした。 2015年7月31日付
【既報関連】「第18回県連日本祭り」期間中の25日、農林水産省、JNTO、JETRO、JICA、国際交流基金などの各政府機関の展示が集約された「日本館」でオープニング・セレモニーが行われた。本橋幹久県連会長、梅田邦夫駐ブラジル日本国大使、中前隆博在サンパウロ日本国総領事、各省、各機関代表者が出席した。 開設の経緯について梅田大使は「本橋会長が安倍首相に直接支援の要請をした後、東京では関係者らにより会議が開かれました。日系社会との関係形成に向け、検討された結果、日本の魅力を少しでもブラジルの方々に理解いただけるようにと日本館が設置されました」と説明した。 また、日系社会との関係強化のため日本から外務省中南米局南米課長の大鶴哲也氏も来伯した。就任1年目の同氏だが、これまでにブラジルを10回以上訪れたという。初めて日本祭りに参加したという同氏は「これほどの大規模な祭りだとは思わず、想像以上でした。来年に向けて、頑張りたいと思います」と意気込みを語った。 2015年7月31日付
青葉健康生活協会(中沢宏一会長)の8月度青葉祭りは、1日と15日午前7時ごろから午後3時までサンパウロ市リベルダーデ区の宮城県人会館(Rua Fagundes,152)で開催される。 地下駐車場では、農協婦人部連合会の加工食品、有機野菜、薬草、クエン酸、餅各種、兵庫県産海苔、モリンガ関連商品等の販売ほか、整体、家紋調査・製作など。 屋上食事コーナーでは、1日はハラコ飯やモリンガを使った天ぷらうどん、ソース焼きそば等、15日はハラコ飯、さんま、イカ、ソース焼きそば、ズンダ餅等を販売する。 問い合わせは宮城県人会(電話11・3209・3265)まで。 2015年7月31日付
日伯友情の証しの記念曲も披露 1915年7月28日に開設された在サンパウロ日本国総領事館100周年記念セレモニーと中前隆博総領事就任記念式典が、28日正午からサンパウロ市モルンビー区にある同総領事公邸で開催され、日系諸団体の会長らをはじめ来賓や関係者約360人が出席した。 記念セレモニーでは日伯両国国歌が斉唱された後、中前総領事が8月4日の在外公館長表彰伝達祝賀式で表彰される100団体名を読み上げた。 中前総領事は「ちょうど100年前の今日、リオの職員がサンパウロに来て領事館の業務を始めた」とあいさつし、戦時中の休止期間などはあったが、無事100周年を迎えることができたことを報告した。 今年は総領事館開設100周年、日伯外交関係樹立120周年、移民107周年であり、同総領事は「このような記念すべき年に着任したことを名誉に思う」と述べ、「先人たちが遺した偉大な伝統を引き継ぎたい」と決意を誓った。 また総領事館100周年にあたり、日系社会発展や各種事業に協力した諸団体を在外公館長表彰することに決めた経緯を説明。「選定作業の中で多くの団体に協力してもらっていることを痛感した」と話し、「今回は100周年ということもあり、100団体に絞らせてもらったが、もっと多くの団体から協力してもらっている。今後折りを見て、その都度表彰していきたい」と述べた。 その後、中前総領事の紹介で日系3世のブラジル人歌手・高井フェルナンダさんと日本人歌手の野宮真貴さんが、総領事館100周年を記念して共作した楽曲が披露された。純邦楽を彷彿させる琴の音が、ポップな曲調に乗る楽しい1曲で、日本語、ポルトガル語、英語で歌われている。中前総領事は「この曲は総領事館に働く者にとっては何よりの贈り物。今後も日伯友情の証しとして、色んな場面で流していきたい」と日系社会の世代間をつなぐ新たな曲の誕生を喜んだ。 この曲は総領事館100周年と関係樹立120周年にあたり、「何か今後も残るものを」と楽曲制作を企画。フェルナンダさんに打診したところ快諾され、フェルナンダさんが友人の野宮さんに声をかけ制作が始まったもの。曲は両氏が仕事の合間を縫い、5カ月間で作り上げ、制作はすべて無償で行われた。「今後は振りなどを付けて、皆が参加できる曲にしたい。動画サイトなどで共有し、広めていきたい」と中山雄亮副領事は語った。 結びに、中前雅子夫人の日本帰国が報告され、滞在期間中の日系社会の好意に感謝した。 あいさつ後は、ブラジル日本文化福祉協会の呉屋春美会長の音頭で乾杯し、出席者たちは懇談を楽しんだ。中前総領事夫妻の元には多くの出席者が訪れ、記念撮影などして交流を深めた。 2015年7月30日付
ニッケイ新聞 2015年7月29日 1915年7月28日に業務を開始した、在サンパウロ日本国総領事館が、創立から100年を迎えたことを記念した昼食会が28日正午から総領事公邸で行われた。6月に着任した中前隆博総領事の着任レセプションも兼ねた。総領事館と関係の深い文協や県連など日系団体や日系議員、日本政府関係団体、諸外国領事館関係者等、約360人が集まり祝福した。 中前総領事は挨拶で「記念が重なる重要な年に着任したという責任を感じ、業務に務めていく。また当館の活動に関する支援に対して心からお礼申し上げる」と挨拶。総領事館から100周年を記念し、日伯交流に大きな功績のあった100団体に在外公館長表彰することを発表した。 また「嬉しいプレゼント」として、ブラジルと日本の人気歌手である高井フェルナンダさんと野宮真貴さんが総領事館100周年、日伯外交120周年のテーマ曲として制作した『LOVE SONG』の発表も行われ、会場からは大きな拍手が沸き起こった。 呉屋春美・文協会長の音頭で乾杯し、しばしの歓談となった。会場には1972年から96年まで職員として総領事館に勤務した坂尾英矩さんも来場し、「本当に色々あったが、大変勉強になった。本当におめでたい」と話していた。   【大耳小耳】 記念テーマ曲『LOVE SONG』の今後の使われ方について、総領事側の担当者の中山雄亮副領事に尋ねてみた。案の一つには、振り付け等を考えて将来は各日系団体等が踊り、インターネットの動画サイトに投稿、という案も出ているとか。日本では人気歌手の楽曲による同様の企画で、地域の町おこしに貢献したという話もある。本当に実現したら、日本からの注目度が上がることは間違いない。   在外公館長表彰100団体へ=総領事館、創設周年記念し 在聖総領事館は創設100周年を記念し、日伯交流に大きな功績のあった100団体に、在外公館長表彰を授与することを発表した。受賞団体は次の通り。 外務省研修生ブラジルOB会、ブラジル青年商工会議所、聖州教育局、同州立ファビオ・バヘット校、同州立モンセニョール・サリオン校、同州立アレシャンドレ・デ・グスマン校、同州立ドン・ペドロ一世校、同州立ファドロ・アイダール校、同州立ドウトール・ラエルテ・ラモス・デ・カルヴァーリョ校、同州立ラウル・ブラジル校、スザノ日伯学園、エスコラ・ビベンシアル・マテル・エチ・マジストラ、コレジオ・ブラジリア・デ・サンパウロ、コレジオ・ファーテ、アルモニア教育文化協会、コレジオ・マリスタ・アルキディオセザーノ・アルキ・イディオマス、マルピアラ学園、コレジオ・モンドリャン、コレジオ・サンス・フロンティエレス、平成学院、ミラソウ学園、コレジオ大志万、ロベルト・ノリオ学園、エスコーラ・サウーデ、エスコーラ・ソウカ・ド・ブラジル、エザットス・コレジオ・イ・ヴェスティブラーレス・エス・エス・リミターダ・エーペーペー、赤間学院、ヌクレオ・デ・エンシーノ学習館、日伯保育学園、文部科学省国費留学生会、ニッケイ新聞社、サンパウロ新聞社、JETAAブラジル支部、聖南西文化体育連合会、リベイラ沿岸日系団体連合会、汎ソロカバナ日伯連合文化協会、汎パウリスタ日伯文化連合協会、汎パライーバ地方日系団体連合会、汎アララクアレンセ連合会、47全都道府県人会、文協青年委員会、元日本留学生研修員ブラジル協会、慈善インテル会館、ボーイスカウト・コーペルコチア隊、ボーイスカウト・ドゥッキ・デ・カシアス隊、ファルコン・ペレグリノ、聖州軍警察首都圏第1連隊、同州軍警察首都圏第5連隊、同州軍警察首都圏第1連隊第11大隊、同州軍警察首都圏第5連隊第16大隊、だるま塾、宮坂国人財団、パウロ・コバヤシ財団、ブラジル日本語センター
ニッケイ新聞 2015年7月29日 昨年からは広島風お好み焼きも販売する奈良県人会は、昨年1500枚を売り上げ、今年は2千枚を目標に定めた。鹿の角を頭に着けた青年らが忙しく焼き上げる中、役員の月本イサオさんは「5種類以上の調味料でソースを作った。変わったものも用意しないとね」と好調な売れ行きを喜んだ。 そして、ご存知和歌山。店舗位置はくじ引きによって決まるが、毎年長蛇の列となるため会場端に配置される。この時期になると、準備期間を含め総勢100人のボランティアを動員する盛り上がりを見せるが、売り上げ枚数は昨年よりも落ちたようだ。 山梨県人会一押しの郷土食は「ほうとう」だ。味噌仕立ての汁でうどん、かぼちゃなど野菜を煮込んだもので、戦国武将の武田信玄の陣中食として伝えられている。山口正男、宮沢久雄両副会長によれば〃ソッパ・デ・サムライ〃として宣伝すると、「侍が食べて強くなった食事なら、自分も食べてみたい」と毎年ブラジル人に好評という。 大阪なにわ会は弁当、寿司、焼きそばなど様々なメニューを準備。錦糸卵、ちくわ、椎茸、昆布、ささみ、天ぷら…と具沢山のなにわうどんも売れ行き上々だった。うどん担当の高瀬千秋・美恵子姉妹は、「大阪は食い倒れですから、具を沢山入れてます。日系の方はボリュームがあると喜びますからね」と笑顔を見せた。 高知県人会では、カツオのたたき、鯛の蒸しなど自慢の郷土料理を販売し、高齢者に喜ばれた。しかし客足は今一つのようで、高橋一水名誉会長は「昨年は足の踏み場もないほどだったのに、今年は人の入りが少ないようだ。水曜は午前2時に起きて魚を260キロも買ってきたから、残らないようしっかり売らないと」と口元を引き締めていた。(終わり)
ニッケイ新聞 2015年7月29日 県連日本祭りの日本館では農林水産省主催の和食セミナーも3日間にわたって開催された。日本から派遣された3人に加え、現地のお菓子専門家が入れ替わり講習を行い終日賑わっていた。 中でも寿司実習と試食は大人気。一般社団法人・国際すし知識認証協会(本部=東京)の理事・認定講師の小川洋利さん(ひろし、42)は5月に続いて、来伯2度目。笹の葉を包丁で自由自在に切る手さばきを披露し、参加者からはため息が漏れていた。 本紙取材に対し、「サンパウロは世界で5番目に日本食店が多い。世界に寿司職人は11万人いると言われるが、9割は生魚に関する正確な知識なしにやっている。だから食中毒などの危険も増えてしまう。まな板の衛生など特に大事」と訴えた。今年だけで20カ国でセミナーを行っているという。 同協会派遣、モニカやピカチューの飾り寿司で大人気だったすしアドバイザーの中川千春さん(43)は「モニカの顔の輪郭を出すのが難しかった。今朝の午前3時までかかり、ようやくできた」という苦心の作だった。「ブラジルでは飾り寿司を実際に見る機会がまだ少ないようで、興味を持ってもらえ嬉しい。日本国内で飾り寿司の人気が高まっており、特に外国人の人は留学生や観光客まで習いにくる」という。 モニカやピカチューの飾り寿司を手に、両講師と記念撮影をする参加者が列をなした。その後の蕎麦打ちセミナーにもたくさんの参加者が集まっていた。
ニッケイ新聞 2015年7月29日 岐阜県教育委員会による「平成27年度岐阜県農業高校生海外実習派遣事業」で、県内の高校生10人が18日から当地に滞在している。今年で37回目の実施。 岐阜農林高で畜産を学ぶ団長の丸山祐奈さん(18)は、「酪農分野の違いを見て、日本に持ち帰るものを見つけたい」と意欲を見せ、飛騨高山高の中家礼博さん(16)は「土壌汚染に関する対策・課題を知りたい」と語った。 他の団員たちはバイオエネルギーや減農薬栽培、大型農機への関心を示し、後藤祐子さん(16)のように、「移住者の農業に対する思いも聞きたい」という声もあった。 一行はコロニア・ピニャールでの実習や聖市のセアザ視察を行なうほか、オランブラ、イトゥーなども訪問する。31日に離伯し、次の実習地オランダに向かう。
練習艦「かしま」「しまゆき」及び護衛艦「やまぎり」の3隻からなる海上自衛隊練習艦隊(中畑康樹司令官)が28日、北東伯レシフェ港に入港した。3隻は31日までレシフェに寄港後、二手に分かれ、「かしま」がリオ(マウワ港)で8月4~7日、「しまゆき」「やまぎり」がサントス港で同5~8日まで寄港する。29日時点で予定されているリオ、サントス寄港時の歓迎・交流行事の概要は次の通り。 【リオ】(4日)午前8時半=入港、9時半=歓迎行事、夜=艦上レセプション。(5日)午前=第2次世界大戦戦没者慰霊碑に献花、午後=防衛交流(士官候補生親善サッカー)。(6日)午前=防衛交流、9時半=トウキョウ小学校で武道実演、午後2時半=州立高校で武道実演・音楽隊演奏、午後6時=日系団体主催歓迎会(リオ日系協会)。(7日)午前9時=出港、のち洋上で日伯親善訓練。4~6日の夜間、停泊中の「かしま」は電飾される。 【サントス】(5日)午前9時=入港、サントス日本人会の歓迎行事、午前=海軍敷地内でジョアキン・マルケス・リスボア提督胸像に献花、正午=日系団体主催歓迎式典(聖市文協ビル)、終了後出身県県人会との交流昼食会、午後=移民史料館訪問、イビラプエラ公園内開拓先亡者慰霊碑献花及び日本館訪問。(6日)午前9時から11時半=一般公開、夜=艦上レセプション。(7日)午前=ボランティア活動(サントス海岸でゴミ拾い)、午後1時~4時=特別公開(団体向け、要予約)、夜=サントス日本人会主催歓迎会(市内金星クラブ)。(8日)午前9時=出港。 ◆サントス港で自衛艦公開6日一般、7日団体向け サントス寄港中の自衛艦の公開は、6日と7日に実施される。 6日は一般向けで、予約は必要ない。時間は午前9時から11時半。 7日の公開は団体のみで、予約が必要。時間は午後1時から4時。予約は8月3日までにサンパウロ総領事館日系社会班(電話11・3254・0100)へ。 場所はサントス港CPSP(Capitania dos Portos de São Paulo – Cais da Marinha...
【既報関連】ブラジル将棋連盟(山田孝由会長)は、日本からプロ棋士2人(大野八一雄七段、植山悦行七段)を招き、23日から28日までサンパウロ、サントスやパラナなどブラジル各地を訪問した。「第18回県連日本祭り」期間中の26日には、同会場で指導将棋を行った。 山田会長によると、ブラジルでの将棋競技者人口は300人弱とされ、そのうちの60人が同連盟会員。会員の高齢化に伴い、若手育成に力を注ぎ、小中高で将棋を教えている。 今回の招へいについて山田会長は「競技の宣伝不足を感じていたので、プロ棋士の方々が来て下さって本当に嬉しい」と話す。 また、従来であればプロ棋士を招く際はJICAを通じて行われてきたが、今回は要請手続きが遅れたため許可が下りなかった。代わりに日本将棋連盟が渡航費用など、すべてを出資してくれたという。 ブラジルの将棋の水準について植山氏は「高い方だと思います。また、これまでに中国、ロシア、アメリカなど10カ国以上を訪れましたが、これほど元気な高齢者の方々が頑張っている国は珍しい。高齢者と言っても80歳が限度だし、90歳を過ぎた方で対局内容もしっかりしている人なんてブラジル以外では滅多に会えませんよ」と率直な意見を述べた。同時に、ブラジル将棋連盟が主催する68期名人戦についても言及し、「古く、歴史がある大会」と高く評価した。 2015年7月30日付
高知県人会(片山アルナルド会長)で26日、土佐清水市出身者の合同慰霊祭が行われたことに合わせ、同市の泥谷光信市長が24日に来伯し、同県人会館で歓迎会が行われた。 同県人会内に「ブラジル土佐清水出身親睦会」ができたのは37年前。それ以来、途絶えることなく毎年法要を行っている。同市の市長は35年前を最後に来伯しておらず、同市出身で、高知県人会の文野雅甫副会長が昨年、帰郷した際に泥谷市長に打診したところ、文野氏の甥が同市職員を勤めている縁で、今回の来伯が決まった。 歓迎会には会員が40人集まり、泥谷市長を出迎えた。サンパウロ市議会の野村アウレリオ市議など来賓3人も駆けつけ、野村市議から泥谷市長へ記念の楯が贈呈された。泥谷市長からは土佐湾の珊瑚(さんご)、日本酒の「土佐鶴」、「ツカサパック」などが返礼として贈られた。 同県人会の高橋一水氏の音頭で乾杯した後に会食し、泥谷市長は会員たちと酒を酌み交わしたり、写真を撮るなどして交流を深めた。 「2万キロ離れた地球の反対側で、先祖の子孫が集まってくれて嬉しい」と泥谷市長は話し、初めてのカイピリーニャの味も「美味しい」と笑顔を見せた。 泥谷市長は27日、サンパウロ市議事堂を表敬訪問し、28日、日本に帰国した。 2015年7月30日付
第37回岐阜県農業高校生海外実習派遣団(丹羽建一団長)一行が来伯し、山田彦次岐阜県人会長の案内により20日に本紙を訪れた。 岐阜県内の農業高校に通う2、3年生で構成された同派遣団は、入団倍率4倍の中、今年は男子生徒6人、女子生徒4人が選ばれた。引率の丹羽団長、森雅岳副団長を合わせ計12人で、今月18日から30日までの約2週間、サンパウロ州内の日系農家での農業実習や市場見学を行っている。 今年のテーマは「Progress To Agriculturisto~地球を支える農業者を目指して~」。研修で学んだことを日本農業の発展につなげ、将来は地球環境に配慮した農業人になるために、「Progress(進歩しようとする姿勢)」を持ち続ける人になろうという思いが込められている。 離伯後は、オランダで研修を行う。糞尿処理会社、農業機械会社や現地日系農家、生花市場などを視察し、8月7日に日本へ帰国予定。 個人研究テーマについて、大垣養老高校2年動物科学科の松岡由樹さんは「肥育牛の品種とその品種に応じた肥育方法」について取り上げた。松岡さんは、「一般的に日本人は、脂肪が霜降りの軟らかい肉を好む。一方、海外の消費者は硬い肉を好む傾向にある。消費者のニーズに応じ、生産者も変化すると思うので、その違いについて考えていきたいと」と話す。 また、飛騨高山高校2年園芸科学科の中家札博さんは「農業環境における土壌環境を汚さないために、どのような対策があるか」をテーマに「無化学肥料農法など『土を大事にする』持続可能な農法を探していきたい」と意気込みを述べた。 その他の団員たちも流通、水、果物、バイオエタノールの観点から各自問題意識を持ち、活動に臨んでいる。 2015年7月29日付
岐阜県人会(山田彦次会長)主催の「第 回日伯友情交流絵画展」が、8月4日から 日までサンパウロ市ベラ・ビスタ区の在サンパウロ総領事館多目的ホール(Av. Paulista, 854 3andar)で開催される。開場時間は平日の午前 時から午後5時。土、日曜日は休館で、最終日 日は午前中のみの開館となる。 同絵画展では、水彩画や油絵など様式を問わず描かれた日伯の参加者による絵画が 点展示される。絵画展の実行委員長を務める小田エルザさんも水彩画を出展しており、「多様なスタイルの絵画を通して来場者と語り合い、交流を深められたら」と話している。 山田会長によると「県人会は1世が減っており、3世や4世の会員が増えてくると、まとめるのが大変になってくる。どこかで世代間を埋める共通点を」との思いで企画され、この絵画展が始まった。加えて「海外の県人会にふさわしい仕事とは何か」を議論し続け、絵画展の開催が決まったという。 開催前日の3日午後5時半からは、同会場でオープニングパーティーも行われる。 入場無料。問い合わせは同県人会(電話11・3209・8073)まで。 2015年7月29日付