ブラジル日本都道府県人会連合会(本橋幹久会長)とブラジル日本語センター(板垣勝秀理事長)主催の「第36回サンパウロスピーチコンテスト」と「第9回弁論大会」が20日、サンパウロ市リベルダーデ区のブラジル広島文化センターで開催された。
コンテスト開始に先がけ板垣理事長があいさつし「本番を前に逃げ出したい人も、もう逃げられません。精一杯頑張って下さい」と出場者を励ました。
スピーチコンテストはBとAの2クラスに分かれ、2部合わせて16人が出場。テーマは自由になっており、それぞれが自分の思いを述べた。
Bクラスで優勝した横飛秀男さんは、歴史でしか知らなかった原爆をレジストロ平和灯籠流しに参加したことで身近に感じたと話し、「この悲惨さを伝えていかなければならない」と締めくくった。
Aクラスで優勝した飛瀬マリア・ジュニアさんは助け合いの精神を原爆展を通じ学んだと言い、「ブラジルも日本から学んでいこう」と伝えた。
弁論大会は「私のルーツ」をテーマとし、16人が出場した。1位に輝いたのは本田稔さん(21、3世)。「自分のルーツを忘れず、日系人として日本文化を世界に広めたい」と述べた。審査発表で自分の名前が呼ばれた時は信じられない様子で「ドキドキがおさまらない。3歳から日本語を勉強している。日本には今まで3回行っているが、いつ行っても飽きないのは京都。また行きたい」と優勝者が行ける日本への研修旅行に胸を高鳴らせた。
結果と各人のテーマは次の通り(敬称略)。
【Bクラス】
1位=横飛秀男「70年前の痛み、そしてこれから…」。2位=西川ゆかりガブリエラ「忘れない夜空」。3位=広瀬清幸「はじめての体けん」。
【Aクラス】
1位=飛瀬マリア・ジュニア「歴史から未来へ」。2位=大場ブルーナ亜由美「いじめにあって」。3位=中原デルソン一男「選択とその結果から学んだこと」。
【弁論の部】
1位=本田稔。2位=堀田亮二。3位=川原明。
2015年9月24日付
