06/03/2026

Ano: 2015

【既報関連】「第18回県連日本祭り」期間中の25日、農林水産省、JNTO、JETRO、JICA、国際交流基金などの各政府機関の展示が集約された「日本館」でオープニング・セレモニーが行われた。本橋幹久県連会長、梅田邦夫駐ブラジル日本国大使、中前隆博在サンパウロ日本国総領事、各省、各機関代表者が出席した。 開設の経緯について梅田大使は「本橋会長が安倍首相に直接支援の要請をした後、東京では関係者らにより会議が開かれました。日系社会との関係形成に向け、検討された結果、日本の魅力を少しでもブラジルの方々に理解いただけるようにと日本館が設置されました」と説明した。 また、日系社会との関係強化のため日本から外務省中南米局南米課長の大鶴哲也氏も来伯した。就任1年目の同氏だが、これまでにブラジルを10回以上訪れたという。初めて日本祭りに参加したという同氏は「これほどの大規模な祭りだとは思わず、想像以上でした。来年に向けて、頑張りたいと思います」と意気込みを語った。 2015年7月31日付
青葉健康生活協会(中沢宏一会長)の8月度青葉祭りは、1日と15日午前7時ごろから午後3時までサンパウロ市リベルダーデ区の宮城県人会館(Rua Fagundes,152)で開催される。 地下駐車場では、農協婦人部連合会の加工食品、有機野菜、薬草、クエン酸、餅各種、兵庫県産海苔、モリンガ関連商品等の販売ほか、整体、家紋調査・製作など。 屋上食事コーナーでは、1日はハラコ飯やモリンガを使った天ぷらうどん、ソース焼きそば等、15日はハラコ飯、さんま、イカ、ソース焼きそば、ズンダ餅等を販売する。 問い合わせは宮城県人会(電話11・3209・3265)まで。 2015年7月31日付
日伯友情の証しの記念曲も披露 1915年7月28日に開設された在サンパウロ日本国総領事館100周年記念セレモニーと中前隆博総領事就任記念式典が、28日正午からサンパウロ市モルンビー区にある同総領事公邸で開催され、日系諸団体の会長らをはじめ来賓や関係者約360人が出席した。 記念セレモニーでは日伯両国国歌が斉唱された後、中前総領事が8月4日の在外公館長表彰伝達祝賀式で表彰される100団体名を読み上げた。 中前総領事は「ちょうど100年前の今日、リオの職員がサンパウロに来て領事館の業務を始めた」とあいさつし、戦時中の休止期間などはあったが、無事100周年を迎えることができたことを報告した。 今年は総領事館開設100周年、日伯外交関係樹立120周年、移民107周年であり、同総領事は「このような記念すべき年に着任したことを名誉に思う」と述べ、「先人たちが遺した偉大な伝統を引き継ぎたい」と決意を誓った。 また総領事館100周年にあたり、日系社会発展や各種事業に協力した諸団体を在外公館長表彰することに決めた経緯を説明。「選定作業の中で多くの団体に協力してもらっていることを痛感した」と話し、「今回は100周年ということもあり、100団体に絞らせてもらったが、もっと多くの団体から協力してもらっている。今後折りを見て、その都度表彰していきたい」と述べた。 その後、中前総領事の紹介で日系3世のブラジル人歌手・高井フェルナンダさんと日本人歌手の野宮真貴さんが、総領事館100周年を記念して共作した楽曲が披露された。純邦楽を彷彿させる琴の音が、ポップな曲調に乗る楽しい1曲で、日本語、ポルトガル語、英語で歌われている。中前総領事は「この曲は総領事館に働く者にとっては何よりの贈り物。今後も日伯友情の証しとして、色んな場面で流していきたい」と日系社会の世代間をつなぐ新たな曲の誕生を喜んだ。 この曲は総領事館100周年と関係樹立120周年にあたり、「何か今後も残るものを」と楽曲制作を企画。フェルナンダさんに打診したところ快諾され、フェルナンダさんが友人の野宮さんに声をかけ制作が始まったもの。曲は両氏が仕事の合間を縫い、5カ月間で作り上げ、制作はすべて無償で行われた。「今後は振りなどを付けて、皆が参加できる曲にしたい。動画サイトなどで共有し、広めていきたい」と中山雄亮副領事は語った。 結びに、中前雅子夫人の日本帰国が報告され、滞在期間中の日系社会の好意に感謝した。 あいさつ後は、ブラジル日本文化福祉協会の呉屋春美会長の音頭で乾杯し、出席者たちは懇談を楽しんだ。中前総領事夫妻の元には多くの出席者が訪れ、記念撮影などして交流を深めた。 2015年7月30日付
ニッケイ新聞 2015年7月29日 1915年7月28日に業務を開始した、在サンパウロ日本国総領事館が、創立から100年を迎えたことを記念した昼食会が28日正午から総領事公邸で行われた。6月に着任した中前隆博総領事の着任レセプションも兼ねた。総領事館と関係の深い文協や県連など日系団体や日系議員、日本政府関係団体、諸外国領事館関係者等、約360人が集まり祝福した。 中前総領事は挨拶で「記念が重なる重要な年に着任したという責任を感じ、業務に務めていく。また当館の活動に関する支援に対して心からお礼申し上げる」と挨拶。総領事館から100周年を記念し、日伯交流に大きな功績のあった100団体に在外公館長表彰することを発表した。 また「嬉しいプレゼント」として、ブラジルと日本の人気歌手である高井フェルナンダさんと野宮真貴さんが総領事館100周年、日伯外交120周年のテーマ曲として制作した『LOVE SONG』の発表も行われ、会場からは大きな拍手が沸き起こった。 呉屋春美・文協会長の音頭で乾杯し、しばしの歓談となった。会場には1972年から96年まで職員として総領事館に勤務した坂尾英矩さんも来場し、「本当に色々あったが、大変勉強になった。本当におめでたい」と話していた。   【大耳小耳】 記念テーマ曲『LOVE SONG』の今後の使われ方について、総領事側の担当者の中山雄亮副領事に尋ねてみた。案の一つには、振り付け等を考えて将来は各日系団体等が踊り、インターネットの動画サイトに投稿、という案も出ているとか。日本では人気歌手の楽曲による同様の企画で、地域の町おこしに貢献したという話もある。本当に実現したら、日本からの注目度が上がることは間違いない。   在外公館長表彰100団体へ=総領事館、創設周年記念し 在聖総領事館は創設100周年を記念し、日伯交流に大きな功績のあった100団体に、在外公館長表彰を授与することを発表した。受賞団体は次の通り。 外務省研修生ブラジルOB会、ブラジル青年商工会議所、聖州教育局、同州立ファビオ・バヘット校、同州立モンセニョール・サリオン校、同州立アレシャンドレ・デ・グスマン校、同州立ドン・ペドロ一世校、同州立ファドロ・アイダール校、同州立ドウトール・ラエルテ・ラモス・デ・カルヴァーリョ校、同州立ラウル・ブラジル校、スザノ日伯学園、エスコラ・ビベンシアル・マテル・エチ・マジストラ、コレジオ・ブラジリア・デ・サンパウロ、コレジオ・ファーテ、アルモニア教育文化協会、コレジオ・マリスタ・アルキディオセザーノ・アルキ・イディオマス、マルピアラ学園、コレジオ・モンドリャン、コレジオ・サンス・フロンティエレス、平成学院、ミラソウ学園、コレジオ大志万、ロベルト・ノリオ学園、エスコーラ・サウーデ、エスコーラ・ソウカ・ド・ブラジル、エザットス・コレジオ・イ・ヴェスティブラーレス・エス・エス・リミターダ・エーペーペー、赤間学院、ヌクレオ・デ・エンシーノ学習館、日伯保育学園、文部科学省国費留学生会、ニッケイ新聞社、サンパウロ新聞社、JETAAブラジル支部、聖南西文化体育連合会、リベイラ沿岸日系団体連合会、汎ソロカバナ日伯連合文化協会、汎パウリスタ日伯文化連合協会、汎パライーバ地方日系団体連合会、汎アララクアレンセ連合会、47全都道府県人会、文協青年委員会、元日本留学生研修員ブラジル協会、慈善インテル会館、ボーイスカウト・コーペルコチア隊、ボーイスカウト・ドゥッキ・デ・カシアス隊、ファルコン・ペレグリノ、聖州軍警察首都圏第1連隊、同州軍警察首都圏第5連隊、同州軍警察首都圏第1連隊第11大隊、同州軍警察首都圏第5連隊第16大隊、だるま塾、宮坂国人財団、パウロ・コバヤシ財団、ブラジル日本語センター
ニッケイ新聞 2015年7月29日 昨年からは広島風お好み焼きも販売する奈良県人会は、昨年1500枚を売り上げ、今年は2千枚を目標に定めた。鹿の角を頭に着けた青年らが忙しく焼き上げる中、役員の月本イサオさんは「5種類以上の調味料でソースを作った。変わったものも用意しないとね」と好調な売れ行きを喜んだ。 そして、ご存知和歌山。店舗位置はくじ引きによって決まるが、毎年長蛇の列となるため会場端に配置される。この時期になると、準備期間を含め総勢100人のボランティアを動員する盛り上がりを見せるが、売り上げ枚数は昨年よりも落ちたようだ。 山梨県人会一押しの郷土食は「ほうとう」だ。味噌仕立ての汁でうどん、かぼちゃなど野菜を煮込んだもので、戦国武将の武田信玄の陣中食として伝えられている。山口正男、宮沢久雄両副会長によれば〃ソッパ・デ・サムライ〃として宣伝すると、「侍が食べて強くなった食事なら、自分も食べてみたい」と毎年ブラジル人に好評という。 大阪なにわ会は弁当、寿司、焼きそばなど様々なメニューを準備。錦糸卵、ちくわ、椎茸、昆布、ささみ、天ぷら…と具沢山のなにわうどんも売れ行き上々だった。うどん担当の高瀬千秋・美恵子姉妹は、「大阪は食い倒れですから、具を沢山入れてます。日系の方はボリュームがあると喜びますからね」と笑顔を見せた。 高知県人会では、カツオのたたき、鯛の蒸しなど自慢の郷土料理を販売し、高齢者に喜ばれた。しかし客足は今一つのようで、高橋一水名誉会長は「昨年は足の踏み場もないほどだったのに、今年は人の入りが少ないようだ。水曜は午前2時に起きて魚を260キロも買ってきたから、残らないようしっかり売らないと」と口元を引き締めていた。(終わり)
ニッケイ新聞 2015年7月29日 県連日本祭りの日本館では農林水産省主催の和食セミナーも3日間にわたって開催された。日本から派遣された3人に加え、現地のお菓子専門家が入れ替わり講習を行い終日賑わっていた。 中でも寿司実習と試食は大人気。一般社団法人・国際すし知識認証協会(本部=東京)の理事・認定講師の小川洋利さん(ひろし、42)は5月に続いて、来伯2度目。笹の葉を包丁で自由自在に切る手さばきを披露し、参加者からはため息が漏れていた。 本紙取材に対し、「サンパウロは世界で5番目に日本食店が多い。世界に寿司職人は11万人いると言われるが、9割は生魚に関する正確な知識なしにやっている。だから食中毒などの危険も増えてしまう。まな板の衛生など特に大事」と訴えた。今年だけで20カ国でセミナーを行っているという。 同協会派遣、モニカやピカチューの飾り寿司で大人気だったすしアドバイザーの中川千春さん(43)は「モニカの顔の輪郭を出すのが難しかった。今朝の午前3時までかかり、ようやくできた」という苦心の作だった。「ブラジルでは飾り寿司を実際に見る機会がまだ少ないようで、興味を持ってもらえ嬉しい。日本国内で飾り寿司の人気が高まっており、特に外国人の人は留学生や観光客まで習いにくる」という。 モニカやピカチューの飾り寿司を手に、両講師と記念撮影をする参加者が列をなした。その後の蕎麦打ちセミナーにもたくさんの参加者が集まっていた。
ニッケイ新聞 2015年7月29日 岐阜県教育委員会による「平成27年度岐阜県農業高校生海外実習派遣事業」で、県内の高校生10人が18日から当地に滞在している。今年で37回目の実施。 岐阜農林高で畜産を学ぶ団長の丸山祐奈さん(18)は、「酪農分野の違いを見て、日本に持ち帰るものを見つけたい」と意欲を見せ、飛騨高山高の中家礼博さん(16)は「土壌汚染に関する対策・課題を知りたい」と語った。 他の団員たちはバイオエネルギーや減農薬栽培、大型農機への関心を示し、後藤祐子さん(16)のように、「移住者の農業に対する思いも聞きたい」という声もあった。 一行はコロニア・ピニャールでの実習や聖市のセアザ視察を行なうほか、オランブラ、イトゥーなども訪問する。31日に離伯し、次の実習地オランダに向かう。
練習艦「かしま」「しまゆき」及び護衛艦「やまぎり」の3隻からなる海上自衛隊練習艦隊(中畑康樹司令官)が28日、北東伯レシフェ港に入港した。3隻は31日までレシフェに寄港後、二手に分かれ、「かしま」がリオ(マウワ港)で8月4~7日、「しまゆき」「やまぎり」がサントス港で同5~8日まで寄港する。29日時点で予定されているリオ、サントス寄港時の歓迎・交流行事の概要は次の通り。 【リオ】(4日)午前8時半=入港、9時半=歓迎行事、夜=艦上レセプション。(5日)午前=第2次世界大戦戦没者慰霊碑に献花、午後=防衛交流(士官候補生親善サッカー)。(6日)午前=防衛交流、9時半=トウキョウ小学校で武道実演、午後2時半=州立高校で武道実演・音楽隊演奏、午後6時=日系団体主催歓迎会(リオ日系協会)。(7日)午前9時=出港、のち洋上で日伯親善訓練。4~6日の夜間、停泊中の「かしま」は電飾される。 【サントス】(5日)午前9時=入港、サントス日本人会の歓迎行事、午前=海軍敷地内でジョアキン・マルケス・リスボア提督胸像に献花、正午=日系団体主催歓迎式典(聖市文協ビル)、終了後出身県県人会との交流昼食会、午後=移民史料館訪問、イビラプエラ公園内開拓先亡者慰霊碑献花及び日本館訪問。(6日)午前9時から11時半=一般公開、夜=艦上レセプション。(7日)午前=ボランティア活動(サントス海岸でゴミ拾い)、午後1時~4時=特別公開(団体向け、要予約)、夜=サントス日本人会主催歓迎会(市内金星クラブ)。(8日)午前9時=出港。 ◆サントス港で自衛艦公開6日一般、7日団体向け サントス寄港中の自衛艦の公開は、6日と7日に実施される。 6日は一般向けで、予約は必要ない。時間は午前9時から11時半。 7日の公開は団体のみで、予約が必要。時間は午後1時から4時。予約は8月3日までにサンパウロ総領事館日系社会班(電話11・3254・0100)へ。 場所はサントス港CPSP(Capitania dos Portos de São Paulo – Cais da Marinha...
【既報関連】ブラジル将棋連盟(山田孝由会長)は、日本からプロ棋士2人(大野八一雄七段、植山悦行七段)を招き、23日から28日までサンパウロ、サントスやパラナなどブラジル各地を訪問した。「第18回県連日本祭り」期間中の26日には、同会場で指導将棋を行った。 山田会長によると、ブラジルでの将棋競技者人口は300人弱とされ、そのうちの60人が同連盟会員。会員の高齢化に伴い、若手育成に力を注ぎ、小中高で将棋を教えている。 今回の招へいについて山田会長は「競技の宣伝不足を感じていたので、プロ棋士の方々が来て下さって本当に嬉しい」と話す。 また、従来であればプロ棋士を招く際はJICAを通じて行われてきたが、今回は要請手続きが遅れたため許可が下りなかった。代わりに日本将棋連盟が渡航費用など、すべてを出資してくれたという。 ブラジルの将棋の水準について植山氏は「高い方だと思います。また、これまでに中国、ロシア、アメリカなど10カ国以上を訪れましたが、これほど元気な高齢者の方々が頑張っている国は珍しい。高齢者と言っても80歳が限度だし、90歳を過ぎた方で対局内容もしっかりしている人なんてブラジル以外では滅多に会えませんよ」と率直な意見を述べた。同時に、ブラジル将棋連盟が主催する68期名人戦についても言及し、「古く、歴史がある大会」と高く評価した。 2015年7月30日付
高知県人会(片山アルナルド会長)で26日、土佐清水市出身者の合同慰霊祭が行われたことに合わせ、同市の泥谷光信市長が24日に来伯し、同県人会館で歓迎会が行われた。 同県人会内に「ブラジル土佐清水出身親睦会」ができたのは37年前。それ以来、途絶えることなく毎年法要を行っている。同市の市長は35年前を最後に来伯しておらず、同市出身で、高知県人会の文野雅甫副会長が昨年、帰郷した際に泥谷市長に打診したところ、文野氏の甥が同市職員を勤めている縁で、今回の来伯が決まった。 歓迎会には会員が40人集まり、泥谷市長を出迎えた。サンパウロ市議会の野村アウレリオ市議など来賓3人も駆けつけ、野村市議から泥谷市長へ記念の楯が贈呈された。泥谷市長からは土佐湾の珊瑚(さんご)、日本酒の「土佐鶴」、「ツカサパック」などが返礼として贈られた。 同県人会の高橋一水氏の音頭で乾杯した後に会食し、泥谷市長は会員たちと酒を酌み交わしたり、写真を撮るなどして交流を深めた。 「2万キロ離れた地球の反対側で、先祖の子孫が集まってくれて嬉しい」と泥谷市長は話し、初めてのカイピリーニャの味も「美味しい」と笑顔を見せた。 泥谷市長は27日、サンパウロ市議事堂を表敬訪問し、28日、日本に帰国した。 2015年7月30日付
第37回岐阜県農業高校生海外実習派遣団(丹羽建一団長)一行が来伯し、山田彦次岐阜県人会長の案内により20日に本紙を訪れた。 岐阜県内の農業高校に通う2、3年生で構成された同派遣団は、入団倍率4倍の中、今年は男子生徒6人、女子生徒4人が選ばれた。引率の丹羽団長、森雅岳副団長を合わせ計12人で、今月18日から30日までの約2週間、サンパウロ州内の日系農家での農業実習や市場見学を行っている。 今年のテーマは「Progress To Agriculturisto~地球を支える農業者を目指して~」。研修で学んだことを日本農業の発展につなげ、将来は地球環境に配慮した農業人になるために、「Progress(進歩しようとする姿勢)」を持ち続ける人になろうという思いが込められている。 離伯後は、オランダで研修を行う。糞尿処理会社、農業機械会社や現地日系農家、生花市場などを視察し、8月7日に日本へ帰国予定。 個人研究テーマについて、大垣養老高校2年動物科学科の松岡由樹さんは「肥育牛の品種とその品種に応じた肥育方法」について取り上げた。松岡さんは、「一般的に日本人は、脂肪が霜降りの軟らかい肉を好む。一方、海外の消費者は硬い肉を好む傾向にある。消費者のニーズに応じ、生産者も変化すると思うので、その違いについて考えていきたいと」と話す。 また、飛騨高山高校2年園芸科学科の中家札博さんは「農業環境における土壌環境を汚さないために、どのような対策があるか」をテーマに「無化学肥料農法など『土を大事にする』持続可能な農法を探していきたい」と意気込みを述べた。 その他の団員たちも流通、水、果物、バイオエタノールの観点から各自問題意識を持ち、活動に臨んでいる。 2015年7月29日付
岐阜県人会(山田彦次会長)主催の「第 回日伯友情交流絵画展」が、8月4日から 日までサンパウロ市ベラ・ビスタ区の在サンパウロ総領事館多目的ホール(Av. Paulista, 854 3andar)で開催される。開場時間は平日の午前 時から午後5時。土、日曜日は休館で、最終日 日は午前中のみの開館となる。 同絵画展では、水彩画や油絵など様式を問わず描かれた日伯の参加者による絵画が 点展示される。絵画展の実行委員長を務める小田エルザさんも水彩画を出展しており、「多様なスタイルの絵画を通して来場者と語り合い、交流を深められたら」と話している。 山田会長によると「県人会は1世が減っており、3世や4世の会員が増えてくると、まとめるのが大変になってくる。どこかで世代間を埋める共通点を」との思いで企画され、この絵画展が始まった。加えて「海外の県人会にふさわしい仕事とは何か」を議論し続け、絵画展の開催が決まったという。 開催前日の3日午後5時半からは、同会場でオープニングパーティーも行われる。 入場無料。問い合わせは同県人会(電話11・3209・8073)まで。 2015年7月29日付
舞台上では多彩なイベントを披露 第18回フェスティバル・ド・ジャポン(日本祭り、主催=ブラジル日本都道府県人会連合会)が24日~26日、サンパウロ市のイミグランテス展示場で開催された。今年の同祭テーマは「日伯120年の絆」で、日本の紹介のみならず、サンバや牛踊りなどブラジル文化の紹介も行われた。日伯修好120周年を記念し特設された日本館では、各政府機関により日本食や漫画をはじめとするサブカルチャー、漆器や仏具といった雑貨など幅広く日本文化の宣伝も行われた。正式な来場者総数は主催者側から後日、発表される予定。 25日午前11時頃からメーンステージで行われた開会式には、日系議員、日本政府関係者、各スポンサー代表や、日系団体代表ら26人が登壇し、開会を祝った。在ブラジル日本国大使館特命全権大使の梅田邦夫氏は「日本祭は、私たち政府機関関係者にとっても大変重要なイベントです。理由の1つは、同祭がブラジル各地で行われている日本祭りの模範であり、またノウハウを提供する拠点であること。もう1つは、来年のリオ五輪開会式直前に第19回日本祭りが予定されていること。世界中がブラジルに注目する中、日本祭が行われれば、日本文化普及と友好親善の核となる」と述べ、同祭の成功を祈願した。式典最後は来賓らによる恒例の鏡割りが行われた。 式典後早速、国際交流基金招へいの芸能一座・武楽座が公演。初来伯に合わせて構成された新演目「ONITAIJI」が、30分間にわたり披露された。同演目は、4人の演者による物語風となっている。主人公の侍が鬼に敗北し、自身の目の前で恋人の姫をさらわれ、その後囚われの身となった姫を救うべく忍者に指導を乞い、鬼を退治するというもの。見所は、能の芸術的な所作と後方転回などのアクロバティックな動きを取り入れた独創的な世界。鑑賞した観客たちは、割れんばかりの拍手を送った。 また、舞台上で続いて行われた日本の人気アニメ声優・飯田里穂氏のライブコンサートでは、「始まりたいカノン」など計3曲を熱唱し、会場を盛り上げた。 浴衣姿で登場した同氏に、会場からは「かわいい」「似合ってるね」と歓声があがった。さらに飯田氏は人気アニメ「ラブライブ」での配役・星空凛を演じるなどし、最後に「これからも日本のアニソン(アニメソング)を愛して下さい。また会いましょうね」と観客に言い残し、ステージを後にした。 25日午後6時半から開催された「ミス日系コンテスト」は、伯国各地から選ばれた23人の日系美女が全伯一の美をドレスやビキニ姿で競った。その結果、ロンドリーナの吉野スザナ・シモインスさん(20、3世)が栄冠に輝いた。吉野さんは「日本人の血が4分の1入っていることは、私の誇りです」と喜びを口にした。 一方、県人会と団体合わせ51店が出店した郷土食は例年通り盛況だったが、2日目の大雨の影響で来場者が減り、一時は赤字を心配する声もあった。しかし、26日の最終日午後5時半頃に行った本紙取材(対象範囲20県)では、「損益ともにない。費用高騰にもかかわらず、赤字にならなかったのは大きな成果」とする声が多数を占めた。 屋内会場では、トヨタ、ホンダ、ヤマハ、ブラジル・キリンが大きくブースを設けた。各日本政府機関のブースが集約された特設会場の「日本館」では、農林水産省の初の出展事業(蕎麦などの日本料理の講習会及び試食会)が目立った。また同館に隣接したブースで県連は「120年の絆」写真展を展開し、日伯両国が歩んだ交流の歴史を写真と説明パネルで紹介した。 ほかにも、日系果樹組合が販売する生産物を買い求める人や健康コーナーでマッサージを受けてリラックスする人、将棋や書道体験を通じて日本文化を知る人など来場者は思い思いの時間を過ごしていた。 2015年7月28日付
1915年7月に開設され、今日28日正午からサンパウロ(聖)市モルンビー区の総領事公邸で100周年記念セレモニーを行う在サンパウロ日本国総領事館(中前隆博総領事)は同日付で、日系100団体に対して在外公館長表彰を授与することを発表した。これは、日伯交流に貢献した団体に贈られるもので、8月4日午後3時から同総領事公邸で伝達祝賀式が行われる。 選ばれた100団体は次の通り。 外務省研修生ブラジルOB会、ブラジル青年商工会議所、聖州教育局、聖州立ファビオ・バヘット校、聖州立モンセニョール・サリオン校、聖州立アレシャンドレ・デ・グスマン校、聖州立ドン・ペドロ1世校、聖州立ファドロ・アイダール校、聖州立ドウトール・ラエルテ・ラモス・デ・カルヴァーリョ校、聖州立ラウル・ブラジル校、スザノ日伯学園、エスコラ・ビベンシアル・マテル・エチ・マジストラ、コレジオ・ブラジリア・デ・サンパウロ、コレジオ・ファーテ、アルモニア教育文化協会、コレジオ・マリスタ・アルキディオセザーノ・アルキ・イディオマス、マルピアラ学園、コレジオ・モンドリャン、コレジオ・サンス・フロンティエレス、平成学院、ミラソウ学園、コレジオ大志万、ロベルト・ノリオ学園、エスコーラ・サウーデ、エスコーラ・ソウカ・ド・ブラジル、エザットス・コレジオ・イ・ヴェスティブラーレス・エス・エス・リミターダ・エーペーペー、赤間学院、ヌクレオ・デ・エンシーノ学習館、日伯保育学園、文部科学省国費留学生会、ニッケイ新聞、サンパウロ新聞社、JETAAブラジル支部、聖南西文化体育連合会、リベイラ沿岸日系団体連合会、汎ソロカバナ日伯連合文化協会、汎パウリスタ日伯文化連合協会、汎パライーバ地方日系団体連合会、汎アララクアレンセ連合会、ブラジル北海道文化福祉協会、在伯青森県人会、ブラジル岩手県人会、ブラジル宮城県人会、ブラジル秋田県人会、ブラジル山形県人会、ブラジル福島県人会、ブラジル茨城県人会、在伯栃木県人会、在伯群馬県人文化協会、在伯埼玉県人会、ブラジル千葉県人会、在伯東京都友会、神奈川文化援護協会、ブラジル新潟県人会、ブラジル富山県人会、ブラジル石川県人会、ブラジル福井県文化協会、ブラジル山梨県人会、在伯長野県人会、ブラジル岐阜県人会、ブラジル静岡県人会、ブラジル愛知県人会、ブラジル三重県人文化援護協会、ブラジル滋賀県人会、ブラジル京都会、在伯大阪なにわ会、ブラジル兵庫県人会、在伯奈良県人会、ブラジル和歌山県人会、ブラジル鳥取県人会、在伯島根県人会、ブラジル岡山県文化協会、ブラジル広島文化センター、ブラジル山口県人会、ブラジル徳島県人会、ブラジル香川県人会、在伯愛媛県人会、ブラジル高知県人会、ブラジル福岡県人会、ブラジル佐賀県文化協会、ブラジル長崎県人会、ブラジル熊本県文化交流協会、ブラジル大分県人会、宮崎文化援護協会、ブラジル鹿児島県人会、ブラジル沖縄県人会・沖縄文化センター、文協青年委員会、元日本留学生研修員ブラジル協会、慈善インテル会館、ボーイスカウト・コーペルコチア隊、ボーイスカウト・ドゥッキ・デ・カシアス隊、ファルコン ペレグリノ、聖州軍警察首都圏第1連隊、聖州軍警察首都圏第5連隊、聖州軍警察首都圏第1連隊第11大隊、聖州軍警察首都圏第5連隊第16大隊、だるま塾、宮坂国人財団、パウロ・コバヤシ財団、ブラジル日本語センター。 2015年7月28日付
伊賀忍者特殊軍団「阿修羅」東京支部が「第18回フェスティバル・ド・ジャポン」参加のため来伯し、24日、25日と圧巻のパフォーマンスで訪れた観客を魅了した。 「阿修羅」は伊賀流忍術を広めようと三重県伊賀市を拠点に活動している集団。県として初めて単体でブースを出した三重県の一団として県職員らと来伯した。 「皆さんに本物の忍術をお見せします」と同軍団の角田才蔵氏がステージに登場すると、「臨兵闘者皆陣列在前」と九字の印を結び精神統一。忍者との激しい一戦を交えた後、手裏剣の正しい投げ方や、華麗に鎌を操る鎌術を実演した。 また忍者刀の説明や、伊賀市の伝統工芸品の「伊賀くみひも」を使った忍術を紹介。角田氏の説明の後には、三重県人会で忍者道場を主宰するジュリアーノ・デ・セボ氏が通訳をし、同氏は公演の司会も務めた。 約20分に及ぶ忍者ショーに会場は超満員。ステージ前で写真や動画を撮る人も多かった。会場にいた女性は「すごく鍛錬しているなと思った。迫力があって、子供もすごく喜んでいた」と感想を語った。 公演を終えた角田氏は「ブラジルの人に温かく、笑いと拍手で迎え入れてもらった」と安堵の表情。「日本のサッカーリーグには多くのブラジル人助っ人がいるし、在日ブラジル人も多い。そういう面でも日本とブラジルは切っても切れない関係。いつかリオでの公演を実現したい」と語った。 「阿修羅」の公演ではすべて本物の武器が使用されている。海外公演には真剣等を持っていくのはとても困難で、マレーシア公演の際は空港で、もめたこともあったという。今回は三重県人会が事前に必要書類を申請しており、問題なく入国できた。 「阿修羅」東京支部一行は、27日午後7時からは三重県人会館でブラジル忍者と交流した後、29日に帰国する。 2015年7月28日付
県連主催第18回「フェスティバル・ド・ジャポン」に第1回から参加している「茶道裏千家ブラジルセンター」。今年は毎日新聞社と共催で茶道コーナーを出展し、土、日曜日の2日間で約350人の来場者が訪れた。茶室を模したブースで本格的な抹茶を味わえるとあり、日本文化に興味津々のブラジル人たちで賑わいを見せた。 友人と訪れていた鈴木聡平さん(36、和歌山)は「本来は静かな場所でお茶を飲むのだろうが、太鼓の音が響く中で飲むのも格別」と笑顔を見せた。 サンパウロ新聞・毎日新聞社ブースでは、日本のアニメや歌手の映像が上映された。 県連主催の「日伯120年の絆」展では、日伯修好通商航海条約批准書等の貴重な資料がパネルで展示された。また天皇陛下や、かつての首相の来伯時の写真も展示。 移民70周年式典で皇太子がパカエンブー競技場を一周した様子の写真を見ていた高橋富美子さん(2世、83)は、「私もここに日本語学校の生徒を連れて行っていた。写真のどこかにいるはず。写真を見ると『こういうこともあったな』と懐かしく思い出す」としみじみと語った。 2015年7月28日付
ニッケイ新聞 2015年7月28日 ブラジル日本都道府県連合会(本橋幹久会長)が主催の『第18回日本祭り』が、聖市サンパウロ・エキスポセンターで7月24~26日に行われた。不況の影響等で、開催を危ぶむ声もあった中、3日間で15万人を迎える大盛況だった。「郷土食広場」では44都道府県の約300種類の趣向を凝らした料理の数々、特設ステージでは100の演目が披露され、数々の日本文化が来場者を楽しませた。 25日午前11時から始まった開会式では県連の本橋会長が「18回目の今回は十八番という言葉に応えるために精一杯の努力をした。初めて日本政府からの支援と参加も行なわれ、大変喜ばしいこと」と挨拶。 梅田邦夫駐伯日本国大使は「この日本祭りが全伯各地の日本祭りの良い手本になり、日本文化の発信の核になっている」と称えた。 ウィリアン・ウー、大田慶子両連邦議員、羽藤ジョージ州議会議員や、日本からは天雲俊夫香川県副知事や宮島昭夫東京都外務長、またスポンサーの日系企業の代表者らも出席した。 メインステージでは三重県より招かれた忍者集団「阿修羅」の手裏剣の実演や身軽に会場を駆け回る姿に客席からは大歓声が上がっていた。フェリッペ・アウカンタラさん(27)は「日本の特撮物が大好きなので、忍者の動きも格好いい」と喜んでいた。 26日は「高齢者広場」で日本将棋連盟より大野八一雄、植山悦行両七段を招き、指導将棋が行なわれた。植山さんは「永い歴史を持つブラジル将棋界に携われて光栄。みなさんしっかりとした手を指している」と当地の将棋レベルに感心していた。 対戦した上村徳生さん(85、鹿児島)は「いい刺激になり、これからの励みにもなる」と満足気な様子だった。 将棋のほか囲碁や、書道、漫画など数々の日本文化の体験コーナーも設置され来場者を楽しませた。 家族で来場したフェリッペ・ブーラさん(17)は「以前から日本文化に興味があったが、新しい発見ばかりで驚いた。ますます日本が好きになった」と笑顔で話した。 3日間を総括して、山田康夫実行委員長は「目標は日本文化を伝えること。若いブラジル人が多く来てくれたことは大変喜ばしい」とやり切ったという表情で話した。   【大耳小耳】 来場者15万人という巨大な祭りを陰で支えているのは、日本文化を愛する約700人のボランティア達だ。今回は非日系人も多く、会場の設営や案内など多岐に渡って活躍した。ジェシカ・ベイショートさん(21)は「大好きな日本文化が広まることは自分にとっても幸せだから」と、せっせと会場のあと片づけをこなしていた。山田会長の願い通り、日本祭りをきっかけに彼女のような人が増えていることを信じたい。 ◎ 滋賀県人会では、生産者の島田一家勢ぞろいで本紙でも扱っているレジストロ産紅茶「おばあ茶ん」を販売していた。昨年11月、茶産業を守るために島田梅さんが立ち上げたばかりの新銘柄だ。紅茶の消費量が少ない当地での販路開拓は困難だったが、「この前はNHKが取材に来てくれた。10月に放送されるって」と娘のエリザベッチさんが嬉々として報告。梅さんは「お蔭様でよく売れるようになった。これからも頑張れるだけ頑張りますよ」とまだまだ熱意に燃えている。 ◎...
ニッケイ新聞 2015年7月28日 日本祭りの目玉の一つでもある、各県人会による郷土食。今年は3県(茨城、京都、島根)を除く44県人会が参加した。会場改修に伴う出店料の値上がりに加え、換気扇の設置義務や光熱費といった負担が増える中、地元・特産品をモチーフにした手作り食品を販売した。本紙編集部が取材した郷土食を上・下に分けて紹介する。 昨年参加を見送った愛媛は、「えひめロール」という菓子を用意した。見た目はロールケーキそのものだが、地元の松山市では郷土菓子「タルト」という名で親しまれるという変り種だ。あんこ(120パック)、グアバ(30パック)、生クリーム(同)の3種を揃えた。中矢伝会長は「ブラジル人用にと思ってあんこ以外も用意したが、あんこを好んで買うお客さんも多い。昔から甘い豆は敬遠されがちだったけど、今は受け入れられている」と好調な売れ行きを喜んだ。 福井は飲食店経営者の県関係者が提供したすしマシーンを活用し、いなり寿司などを販売。油揚げは輸入物で甘めの味付けにしたという。焼きそばのプラスチック容器も日本製というこだわりようで、橋本巨太郎副会長らは「レンジで加熱しても、簡単には崩れません」と自信を見せた。 いなし寿司を手にする福井の橋本副会長 神奈川は横浜中華街にあやかって、肉まん3千個を外注した。まわりの皮はほんのり甘めで、中のあんは醤油ベースのしっかりした味付け。白又考範会長は「大き目サイズを特注し、蒸し方にも工夫を凝らした。詳しいことは秘密です」と笑顔を見せた。 海岸でとれる三陸わかめが有名な岩手は、毎年うどんに乗せて特産品をPRしている。会員家族の訪日時、大量に持ち帰ったことで今年も販売が可能になった。改良を重ねた千田曠曉会長特製の出汁はもちろん、肉厚で弾力があるわかめは、日本祭りでしか味わえない。酒蔵「南部美人」の久慈浩介社長が協力した地酒販売や、ベジタリアン向けのコロッケを扱う取り組みもあった。 大分はトリ飯、牛たたきの他、会員家族特製の干し柿を販売した。聖州ナザレ・パウリスタ在住の浄念眞理子さん(67、滋賀)が生産・加工する柿は、アチバイア市のいちご祭りでも好評。季節が真逆のため日本へのお土産としても人気があるという。「雨が少なくて、傷んだ柿も多かった」と不良に苦しんだようだが、自然の甘味が強く日本の懐かしい味を再現していた。普段は丸ごとの干し柿を販売するが、今回は傷物を切り分け袋詰めにした。ただ「かえって食べやすい」と、ブラジル人来場者には受け入れやすい様子だった。(続く)
ニッケイ新聞 2015年7月28日 ブラジル全土で活躍中の、石川県出身のシンガーソングライター今村つばささん(30)が今年も日本祭りに参加、ブースでCD販売やファンとの写真撮影を行なっていた。 今年の来伯は2度目で、6月~8月3日まで滞在中。リオでは領事館による120周年記念イベントに参加、ブラジリアやミナス、聖州グアラレマ市など各地で公演を行なっている。「いつもは年に2~3カ月だけブラジルに滞在するけど、今年は半年もきている」と当地での活動の広がりを喜ぶ。 動画サイト「ユーチューブ」やフェイスブックで、日伯の違いやブラジルの変わった習慣を独自の目線で紹介したり、当地のアーティストの訪日を世話したり、日伯を繋ぐ役目もしっかり担う。「日本とブラジルは距離があるし言葉も難しいけど、その2国を近づけられるような活動をもっと濃密にしていきたい。これからも日伯の架け橋として活動したい」と意気込んでいた。(阿)
ニッケイ新聞 2015年7月28日 今年の日本祭りは金曜夜から豪雨、翌土曜日も雨に降られたにもかかわらず、例年に近いたくさんの人出となった。会場の運営は今年から聖州農務局から民間企業に委託され、賃料が大幅に上がるなどの向かい風の中、正々堂々と日伯外交樹立120周年を祝う祭典を繰り広げた。中心となった各県人会会員はじめ日系団体は皆、ブースの中で忙しく働きながら、祭りの裏方をしっかりと務めた。グローボTV局などのニュース番組でも何度も取り上げられるなど、日本文化を一般市民にアピールする充実した3日間となった。 県連日本祭り特別写真グラフはこちらをクリック(ニッケイ新聞サイト)