06/03/2026

Ano: 2015

ブラジル日本文化福祉協会(呉屋春美会長)など日系諸団体共催により、新しく就任した中前隆博在サンパウロ総領事館総領事の歓迎会が、11日午後7時からサンパウロ市リベルダーデ区の同協会ビル2階貴賓室で開催された。 当日は会場に200人以上の来賓、来客が訪れた。日伯両国歌斉唱、来賓紹介が行われた後、文協の呉屋会長が「ブラジルと日本は遠いが、サンパウロほど日本人、日系人がいる街は世界にない。日本の官民一体の姿勢は日系人にも心強く、総領事にもぜひ各地の日系人を訪ねて励ましの言葉をかけていただけたら」とあいさつした。 続いて中前総領事が「以前1年9カ月ブラジリアの大使館で働いていた。今年は日伯外交関係樹立120周年の節目の年。これからも日本とブラジル両国の仲が深まっていくように、一生懸命働きたい」とポルトガル語であいさつした。 歓迎会には中前総領事夫人の雅子氏も出席しており、呉屋会長から花束が贈呈された。 乾杯後は中前総領事との名刺交換の場が設けられ、長い列は2時間途切れることはなかった。 雅子夫人は「温かく迎えられて感激している。たくさんの人に来ていただき、壇上は緊張した。サンパウロは日本を身近に感じられる場所でほっとする」と笑顔を見せた。雅子夫人は7月いっぱい滞伯し、その後帰国する。 中前総領事に、節目の年に就任したことでプレッシャーを感じるかを質問すると、「時期に対する不安はない。先人たちが残してくれた偉大な功績の上で、私たちが両国の関係をより良くしていかなければならない。今は4世、5世が増えており、総領事館と日系社会の関係も変わっていくだろう。新しい世代とも良い関係を築いていきたい。総領事館への期待は高いが、良い意味でのプレッシャーを感じる。今はとてもわくわくしている」と答えた。 歓迎会は午後11時近くまで続き、閉会となった。 2015年6月18日付
ニッケイ新聞 2015年6月17日 高知県人会(片山アルナルド会長)が毎年恒例の『慰霊祭』を、21日午前10時半から同会館(Rua dos Miranhas, 196, Pinheiros)で開催する。参加無料。東本願寺による法要と講話、80歳以上の会員約80人を祝う敬老会が開かれる。表彰者には紅白もちや記念品が贈られる。片山会長と文野雅甫副会長は「高知県出身の方はぜひ、ご家族と一緒にお越しください」と呼びかけた。問い合わせは同県人会(11・3031・6799)まで。
ニッケイ新聞 2015年6月13日 石川県人会(森永ジェラルド会長)が20、21の両日10時より、同会館(Rua Tomas Carvalhal, 184)で『第16回文化祭』を開催する。入場無料。同県人会が主催する俳句、水彩画、陶芸など各文化教室の生徒作品を中心に展示販売する。絵手紙ワークショップや特設会場での謡曲、能楽の披露もある。土曜日は杵と臼を使った恒例の餅つきも行われ、手作りのカレーと共に販売される。来社した和田浩一副会長、石井恵子さん、脇坂グラツェラさん九十九ミチコさんは「今回から俳句、謡曲、能楽にはポ語の解説がつきます。日本語が分からない方も是非誘ってみてください」と来場を呼びかけた。問い合わせは同県人会(11・3884・8698)まで。
ブラジル高知県人会(片山アルナルド会長)は、21日午前10時半からサンパウロ市ピニェイロス区の同会会館(Rua dos Miranhas, 196)で恒例の開拓先亡者慰霊祭を行う。慰霊祭終了後は敬老会が催され、郷土食を楽しみながら親睦を深める。 慰霊祭は仏式法要で行い、終了後、正午ごろから80歳以上の同会高齢者を祝う敬老会を開く。当日は婦人会員が、姿寿司や鰹のたたき、鯛の蒸しなど馴染みの郷土食を用意する。今年の該当者は80人以上。昨年の会には50人ほどが出席した。 参加費は無料。案内のため来社した片山会長、文野雅甫副会長は「年に一度の機会なので、たくさんの方に来ていただきたい。ご家族そろってお越しください」と呼び掛けた。 問い合わせは同会(電話11・3031・6799)まで。   【モザイク】 姿寿司や鰹のたたき、鯛の蒸しなど、県連日本祭りでもお馴染みの高知県人会の郷土食。「蒸し」は鯛一匹におから・野菜などの材料を詰めた料理だけに値段も張るが、片山会長によれば、会で販売する機会には会員以外からも電話注文があるほどの人気だとか。◎高知県人会の文野副会長から聞き、ブラジル土佐清水市出身者親睦会の存在を初めて知った。同地出身者の集まりで、毎年の慰霊祭は37回目。今年は7月26日に行う予定で、その時期に来伯する土佐清水市長も出席の予定という。長年世話人を務める文野氏によれば、現在も30家族ほどで親睦を続けているそうだ。1世は少なくなったが、絆は今も強い。同親睦会に関する問い合わせは高知県人会(電話11・3031・6799)まで。   2015年6月17日付
石川県人会(森永ジェラルド会長)主催の「第16回文化祭」が20、21日午前10時から午後5時まで、サンパウロ市パライゾ区の同県人会館(Rua Tom疽 Carvalhal,184)で開催される。案内に和田浩一石川県人会第1副会長、絵手紙講師の石井惠子氏、水彩画講師の脇坂グラシエラ氏、陶芸講師の九十九ミチコ氏が来社した。 会場には俳句、水彩画、絵手紙、生け花、陶芸作品など様々な作品が展示される。各種作品の販売や絵手紙のワークショップもあり、来場者も参加できる文化祭となる。作品は各教室の生徒を中心に出品され、世代も若者から高齢者と幅広く、非日系人の出品者もいる。 開会式は20日午前10時から行われ、能楽と謡曲が披露される。日本語が分からない人を考慮し、ポルトガル語での解説もある。式の後にはカクテルパーティーが開かれる予定。20日には会場でカレーの販売や、餅つきも行われる。特に餅は毎年販売開始後、すぐに完売する人気となっている。 「餅はすぐ無くなるので、早めに来てください。文化祭は先生と生徒が一緒になって作るお祭り。ぜひ見に来てください」と一行は来場を呼びかけた。 入場無料。問い合わせは同県人会(電話11・3884・8698)まで。また絵手紙、水彩画、陶芸各教室は生徒を募集している。前記の電話番号か、当日会場で問い合わせのこと。 2015年6月16日付
ニッケイ新聞 2015年6月11日 北海道協会(大沼宣信会長)が5月31日、同会館で「第20回北海道祭り」を開催した。北海道らしさ溢れる「焼き秋刀魚」や「焼イカ」、「北海ちらし」など会員の手作り料理を求め、約350人が集まった。 婦人部「はまなす会」による日本舞踊の披露やYOSAKOIソーラングループ「一心」の演技も加わり、会場はさながら北海道のような雰囲気だった。 焼き秋刀魚を食べたという寺本喜美子さん(74、二世)は、「秋刀魚は高くて家庭ではあまり食べないけど、なんとなく懐かしい味がして、美味しかった」と満足げに話した。 日系人の友人と共に訪れたというフレデリコ・マルチンスさん(32)は、「日本文化は大好きだけど、焼きイカを食べたのは初めて。ますます日本に興味を持てた」と興味津々の様子だった。 同協会青年部「ひぐま会」の副会長として会場の設営や会計など全面的に関わった中野寿則さん(27、三世)は、「沢山の家族が集まる楽しい時間を作れたことが嬉しい」と喜んでいた。各県人会で「若手不足」が叫ばれる中にあって、彼のような会員は貴重な存在だ。 大沼会長は「天気が悪くて人が集まるか少し不安だったけど、会員中心に沢山集まってくれた。7月の日本祭りも皆で協力して盛り上げたい」と意気込んだ。
ニッケイ新聞 2015年6月11日 74人の死者・行方不明者を出した2014年8月の広島土砂災害に対し、コロニアから135万1000円(約3万3千レ)の義援金が集まった。寄付を呼びかけた広島県人会の平崎靖之会長、重田エルゾ副会長が先月26日、県連・本橋幹久会長と共に来社し感謝を示した。 2月の総会で新会長となった平崎さんが3月、会長交代と創立60周年式典(10月25日)の案内のため母県を訪問。広島市に寄付金を届けると、松井一實市長からは「行政と住民が一体となった防災のまちづくりに全力で取り組んでいる。本市を思う気持ちとご厚情に、重ねて感謝申し上げる」というメッセージが寄せられたという。 平崎、重田両氏は県連、文協、援協、アリアンサの協力もあった義援金キャンペーンに対し、「広島県系人はもちろん、中国ブロックやコロニア全てから援助を頂いた。皆さんの協力に心から感謝したい」と礼を述べた。
ニッケイ新聞 2015年6月12日 沖縄県人会(島袋栄喜会長)は14日午前10時より、同会大サロン(Rua Dr. Tomas de Lima, 72)で『第21回先没者追悼慰霊法要』を執り行う。入場無料。 今月18日に移民の日を迎えるにあたり、琉球芸能を通して先没者の冥福を祈願する。ブラジル禅宗本願寺のモンジャ・コウエン導師による読経と法話(日ポ両語)、三線や琉球琴の演奏や「琉球ぶくぶく茶道」による献茶や献花が行われる。 案内のため来社した島袋会長、比嘉パウロ副会長、金城ルイス法要実行委員長は「沖縄に縁のない方や日本語が分からない方でも、琉球芸能にふれる機会にしてほしい」と参加を呼びかけた。 問い合わせは同会(11・3106・8823)まで。
あなたのメッセージを世界に届けよう!   ブラジルに在住し、日本語学習に意欲的に取り組まれている皆さんに、日本語によるスピーチの機会を提供すると共に、ブラジルにおける日本語教育の一端を、広く社会の皆様に知っていただくことを目的に実施するものです。 本大会はブラジル日本移民100 周年を記念して行われた「日本語弁論大会」を継承した” 弁論の部”と、テーマに捉われずに、自由な発想で日ごろの日本語学習の成果を発表する” スピーチの部” に分かれています。   弁論の部の優勝者には、グローバル旅行社のご厚意により、日本への往復航空券が贈呈されます。また、国際交流基金主催の全伯スピーチコンテスト“サンパウロ地区代表” や、日本からの“招へい事業の招待”の選考も兼ねています。今年は、ブラジル日本語センター設立30 周年、日伯修好120 周年の節目の年。 この記念すべき年に、想いを世界に届けませんか。 皆様の応募、お待ちしております。    ...
 ブラジル日本都道府県人会連合会(県連、本橋幹久会長)は「移民の日」の18日午前10時半から、サンパウロ(聖)市イビラプエラ公園内の開拓先亡者慰霊碑前で「ブラジル日本移民107周年開拓先亡者慰霊追悼法要」を営む。同会では法要への出席と、各県人会には過去帳の持参を呼び掛けている。  当日午前9時半に聖市リベルダーデ区の文協ビル前(Rua Sao Joaquim, 381)から無料送迎バスが出発する。問い合わせは県連(電話11・3277・8569)まで。 2015年6月11日付
ブラジル北海道協会(大沼宣信会長)主催の「第20回北海道祭り」が、31日午前11時から午後3時までサンパウロ市ビラ・マリアーナ区の同協会会館で開催され、曇天の下、約400人の参加者が訪れた。 今年の目玉は、初の試みとなる炭火焼きサンマの販売。サンマは北海道の釧路から輸入し、本場の味を提供。恒例のニシンが手に入らず、その代わりとして釧路産のサンマを採用したという。今年で2回目の参加となった70代主婦は「ニシンも美味しかったけど、サンマも美味しい」と満足気だった。 サンマの味付けは塩のみで、大沼会長は「塩焼きが一番良い。薄味にしたのは、サンマの旨味を楽しんでもらうため」と説明した。 一般的に塩辛いものを好むブラジル人たちはどう感じたのか。日本食レストラン勤務のベリン・サユリ・イクナガさん(24、3世)は「魚の小骨が多くなくて食べ易い。普段扱う魚とは味も異なり、美味しい」と言う。一方で魚を食べ慣れていない人には、骨があり食べづらいとの声もあった。 レオナルド・ドラチオートさん(24)は「和食は味が強くないのに、美味しい。ブラジル料理はたくさん調味料を使うから」と話す。 他にも焼きイカの販売や、ちらし寿し、イチゴ大福の販売なども行われた。参加者の近藤堅一さん(65、2世)は「1世が作るちらし寿司は、味付けがしっかりしている」と述べ、料理した同協会婦人部の伊東六子さん(80、北海道)は「口がしっかりしてなきゃダメね」と美味しさの秘訣を話した。 鈴木妙子婦人部長は「具材も値段が高く、下準備をするのには骨が折れる。重い腰を上げれたのは、積極的に手伝いに参加してくれた青年部たちのお陰」とその苦労をねぎらった。 また、青年部のよさこいソーランの披露やビンゴ大会も行われ、大盛況で幕を閉じた。吉野加莉奈さん(23)は「じっちゃんやばっちゃんたちがもたらした日本文化を思い起こせた」と笑みを浮かべた。 2015年6月11日付
ブラジル日本文化福祉協会(Rua Sao Joaquim, 381)は、移民107周年記念行事を次の通りに開催する。 【先駆者慰霊ミサ】18日午前8時からサン・ゴンサーロ教会(Pra;a Joao Mendes, 108)で。 【開拓先亡者追悼大法要】18日午後2時から文協記念講堂で。 【第50回コロニア芸能祭】20日午前9時、21日午前10時から文協記念講堂で。 【白寿者表彰式】21日午前9時から文協記念講堂で。 【第19回桜祭り】7月4、5両日午前10時からサンパウロ州サンロッケ市の国士舘大学センター(Estrada do Carmo, 801 Rodovia Bunjiro...
昨年6月12日に61歳で死去した大部一秋ウルグアイ大使(元在サンパウロ総領事)を偲ぶ会が、日系5団体の共催により12日午後3時からサンパウロ(聖)市リベルダーデ区の文協小講堂(Rua Sao Joaquim,381)で開かれる。同行事に出席するため、日本から夫人の栄子さんが娘の美栄子さんと来伯。8日本紙を訪れた栄子夫人は、「皆様に感謝申し上げたい」と気持ちを語った。 大部氏は2008年11月から12年6月まで在サンパウロ(聖)総領事を勤め、中小企業基盤整備機構を経て13年4月にウルグアイ大使として着任。在任中の14年6月に病気治療のため一時帰国したが、同月12日に肝不全のため東京で亡くなった。在聖総領事在任中は106カ所の日系集団地を訪れるなど、栄子夫人とともに精力的に活動。離任前にサンパウロ名誉市民章を受け、亡くなった日付で瑞宝中綬章、正四位を授与されている。 栄子夫人にとっては大部氏の離任以来3年ぶりの来聖。現在、息子が進出企業駐在員としてサンパウロに滞在しているそうだ。今回のブラジル訪問に当たっては、大部氏が亡くなった時に訪日していた二宮正人文協評議員会副会長の協力もあったと振り返り、関係者に感謝を表す。 偲ぶ会では栄子夫人、家族があいさつするほか、梅田邦夫大使からのメッセージも紹介される予定。 栄子夫人は「主人が帰国する時、心はサンパウロに残ると言っていました。本当にその通りで、どこに行っても皆様のことをお話して、帰ってくるのを楽しみにしていました」と振り返り、「尊敬する皆様に感謝申し上げたい思いで来ました。本人の思いも叶ったかと思います」と気持ちを語った。 2015年6月11日付
奈良県人会長も務めた梅崎嘉明氏がこのほど、9冊目の自費出版本「奴隷と移民」を発行した。 今回の発行は「楽書倶楽部」誌の前園博子代表が、梅崎氏が過去に同誌に発表したエッセイを本にしないかと持ちかけたことが発端となる。収録されたのはエッセイが6編、さらに書き下ろしの小説1編に、梅崎氏が選んだ過去の作品140首。当時の写真も随所に収録されている。 タイトルとなった小説「奴隷と移民」では、梅崎氏が移住をしてきた82年前が描かれている。その頃はまだ元々奴隷だった人々が生きており、奴隷と移民の様子が対比して書かれている。「移住した当時の自分や移民たちの苦労話を書きたかった」と梅崎氏は語る。「コロニア移民の話は、もう受けない」と言われながらも、「奴隷の話は興味深いと周りからは好評だった」と話す。 現在10冊目の本を制作中で「歳も歳だからこれが最後」と笑う。かつてはパウリスタ文学賞を受賞したこともあり、他にも短歌の賞の受賞や、「コロニア文学界」の創立など、文学と共に歩んできた。 価格は20レアル。購入希望者は梅崎氏(電話11・5571・5043)まで。 2015年6月9日付
ニッケイ新聞 2015年6月9日 昨年6月12日に肝不全で突然亡くなった大部一秋ウルグアイ大使(元在聖総領事、享年62)を偲ぶ会が、12日午後3時から聖市の文協小講堂で行なわれるにあたり、妻の栄子さんと長女の美栄子さんが日本から訪れ、8日来社した。 日系社会への感謝を代弁すると共に、「夫はとにかくブラジルが大好きだった」と故人の思いを伝えた。逝去する2週間前まで、ウルグアイ国内の遠隔地に出張するなど通常業務をこなしてきた。体調を崩して一時的な治療だと思って、昨年6月3日に帰国したら、東京の病院でいきなり「余命は数日」と伝えられたという。 未亡人によれば「そんな状況でも自分より人のことを考える人。自分の葬儀の段取り、例えば場所取りや弔辞の依頼などをベッドの上から電話して自分で決めていた。後任のことも考え、執務室のどこに何があるとか、鍵の場所まで細かく指示をし、『やることは十分にやった』と友人に伝え、眠るように亡くなりました。死に顔はこの写真同様に笑顔でしたので、皆さん驚かれていたようです」との逸話を明かした。 3年半の任期で106カ所もの集団地を訪れたきっかけに関し、「最初のころにノロエステを訪問し、プロミッソンの安永忠邦さんらに『移民の歴史を語り継いでほしい』と依頼され、『コロニアには日本人の魂がある』との想いで訪ねて回り、ブラジルを離任した後も約束通りあちこちで移民の話をしていました」と思い出した。 「まさかサンパウロで偲ぶ会を行なって頂けるとは。ご挨拶の機会を設けて頂き、感謝しかありません」と話している。奇しくも息子の一城さんが昨年から聖市で駐在員となり、知り合った伯人女性と今年結婚する運びになった。「このブラジルとのご縁を一番喜んでいるのは夫だと思います」と元気に笑った。