1000人の会員増加目標に
ブラジル福岡県人会の第86回定期総会が、1月31日午前10時(第2次招集)からサンパウロ市ビラ・マリアーナ区の大阪なにわ会館で行われた。2008年に会長に就任し、4期8年務めた南アゴスチンニョ俊男氏(3世)が勇退。平山イナシオ秀夫氏が新会長(2世)に就任し、新体制となることが発表された。
総会当日は会員約85人が出席した。冒頭に開会宣言、開拓先亡者の霊に黙とうを捧げた後、顧問、相談役、支部長並びに招待者の紹介に続いて、南会長があいさつ。「自分一人の力では何もできなかったと思う。役員の方々、支部長の方々、会員の方々の協力でここまで続けてくることができた。会長職に就いて、学ぶこともたくさんあった。本当に感謝している。新体制の役員には多くのOBの方々や若い方々が入る。自分が会長を務めた8年間も、1世から3世への変化の年になったが、福岡県人会は良い意味でこれからさらに変わっていくと思う。新役員をどうぞよろしくお願い致します」と8年間を振り返るとともに、感謝の言葉を述べた。
その後、新聞掲載の総会通告の公示読み上げや、80歳以上の高齢者に対する祝い状と記念品の贈呈、2016年度県費留学生の紹介とあいさつなどが行われた。
15年度会計報告では、前年度繰越金や銀行利子を含めた収入が25万9708.76レアル、支出9万6889.57レアルで、16万2819.19レアルが次期繰越となり、事業報告とともに承認された。16年度事業計画案の後、同予算案では10万1200レアルが発表され、それぞれ審議と承認が行われた。
最後に新体制となった役員らが紹介され、前方に一列に並び、平山新会長が代表してあいさつを行った。平山氏は、自ら会長就任を立候補
した福岡県人会への熱い思いの持ち主。総会終了後のインタビューでは「最近は、高齢化などの影響で県人会の会員がどんどん減ってきているのが現実。さらに、世代の差が作り出すコミュニケーション方法の違いなどが関係の溝につながっていると思う。今回の新役員には、若い世代も増えた。会報誌やインターネットを使った情報公開などを活発化させ、現在200人を超える福岡県費留学生のOBなどの日本を知っている若い人たちの力も借りて、出来る限り会員の数を増やしていきたい。それが、県人会全体の活性化につながる。現在700人の会員を1000人に増やすことを1年目の大きな目標としている」と意気込みを語った。
定期総会終了後は新年会が行われ、出席者一同で親睦を深めた。
新役員は次の通り(敬称略)。
会長=平山イナシオ。副会長=福永ミルトン、古賀トシユキ、石崎カンジョ、錦戸エジソン、松田エリアナ。書記=アデマール・カゲ、テレジーニャ・ニタハラ。会計=中村エバンドロ、高田コウジ。
サンパウロ新聞 2016年2月5日付
