ニッケイ新聞 2016年2月13日 ブラジル日本都道府県人会連合会(本橋幹久会長)の「1月度代表者会議」が先月28日、文協ビル同連合会会議室で行われた。各種報告の後に行われた県連創立50周年式典についての議論が紛糾し、関連事業の開催を含め、決定は次回に持ち越しとなった。 来訪者挨拶、収支報告、日本祭り準備の進捗状況説明を終え、続いて50周年式典及び関連事業の開催案を理事会が提示した。 式典は9月18日を予定。出席者は各県人会から各5人を想定し、3~400人を見積もる。開催場所は未定で、式典や関連事業にかかる費用は県連が半額を出資し、残額を各県人会が負担する。全国知事会や日伯国会議員連盟などへの招待状は既に発送しているという。 理事会が同案に対する意見、式典内容の提案を会員らに求めたところ、「大勢の集まる日本祭りで式典を行ってはどうか」という案や、「準備を始めるのが遅すぎる。恥を忍んで来年に延期すべきでは」「簡素な式典のみで終わらせるのもやむを得ない」などの意見が続出した。 結果、意見はまとまらず、本橋会長は「来月までに式典、記念事業の内容、日程も正式決定しなくてはならない」とし、引き続き議論を進めていくと話した。
Dia: 16 de fevereiro de 2016
10月26~30日に開催する「第6回世界のウチナーンチュ大会」への参加を呼びかけるため、今月3日に沖縄県を出発し、ボリビア、ペルー、アルゼンチン、ブラジルと南米4カ国を回っている安慶田光男沖縄県副知事を団長とする「南米キャラバン隊」が11日、本紙を訪れた。 世界のウチナーンチュ大会は、沖縄から海外に移住した移民を先祖に持つ人たちに故郷の地・沖縄に帰ってきてもらい、彼らの各土地への貢献を称えると共に、イベントでの交流を通して絆を深めてもらおうという狙いを定めたイベント。1990年に第1回が催されて以降、ほぼ5年に一度のペースで開催されている。 期間中は、エイサーや琉球舞踊の魅力を発信するワークショップ、沖縄方言「しまくとぅば」によるスピーチ大会など、連携した数多くのイベントも県内各地で行われる。 今回は、より多くの人に来てもらえるようにと前回の宣伝キャンペーンより約半年早めての南米訪問。一行は「前回の延べ入場者数は約35万人にも上る毎回大盛況のイベント。盛りだくさんの内容ですので、ぜひ皆さんお越しください」と同大会への参加を呼びかけた。 サンパウロ新聞 2016年2月13日付
【一部既報】ブラジル福島県人会(永山八郎会長)主催の第9回喜多方ラーメン祭りが、21日午前11時から午後3時までサンパウロ市リベルダーデ区の同県人会館(Rua da Glória, 721)で開催される。 当日は、母県喜多方市から来伯している元産業部長で大和川酒造海外営業部の武藤啓一氏も参加し、県人会と協力して300食分を準備する。 武藤氏とともに来社した福島県人会の曽我部威事務局長は「元々、喜多方ラーメン祭りを始めたのは武藤さんと出会い、指導してもらった結果です。特に今回は、今まで以上の素晴らしい喜多方ラーメンをお届けしようと思います」と当日の来場を呼びかけた。料金は、前売り券がラーメンとギョーザ(5個入り)のセットで25レアル、ラーメンのみは18レアル。当日券はセットが30レアル、ラーメンのみが20レアル。 なお、当日の会場では、大和川酒造の日本酒を来場者に1杯ずつ試飲してもらうサービスもある。 問い合わせは同県人会(電話11・3208・8499)まで。 サンパウロ新聞 2016年2月13日付
ニッケイ新聞 2016年2月13日 『第19回日本祭り』(7月8~10日)の会場となる「サンパウロ・エキスポセンター」に3日、同祭を主催するブラジル日本都道府県連合会の理事ら20人が視察のため訪れた。昨年から全面的な改装工事が進んでおり、総面積約9万7千平米は「リオ・セントロ(10万平米)」とほぼ同等、中南米最大規模だ。 既に10年以上使用を続け、すっかりおなじみになった同会場だが、例年駐車場が混雑し、会場まで遠いことに大きな不満が集まった。しかし、施設横に4500台収容可能な立体駐車場が既に完成、さらに直接会場に移動できる歩道橋も設置予定だ。雨で足元がぬかるんだ昨年のような心配も解消される様子。 肝心な会場の工事進捗具合は「7割」と関係者は話す。完成は4月で、同月にイベントの開催予定もある。300人、24時間体制で工事しており、今後さらに増員も予定している。 現在は屋根の取り付けが行われ、あちこちで重機が動き回っているが、未だ鉄筋を組む途中の箇所もある。床の舗装は手つかずの箇所も多い。 ただし同祭で使用するのは、全施設のうち約4万平米で、既に使用可能になっている部分が大半で、理事会としては悲観視している様子は見られず、生まれ変わる施設での同祭の成功に期待する声が聞かれた。 しかし、最も進捗状況が遅いのは、会場入り口付近だ。送迎バスなどがスムーズに出入りできるバス専用の駐車場スペースになる予定だが、舗装するどころか、まだ石が転がっている状況。人員も手薄のようで、工期の延長が懸念される。もちろん、同祭にも影響する箇所だ。 視察後は、非公開ながら会場を経営する「GLイベンツ」も交えて会議が開かれた。現在、準備委員長を務める市川利雄(富山)氏が、3月の役員改選後も実行委員長として、同祭を主導する見込みだ。
ニッケイ新聞 2016年2月13日 和歌山県人会(谷口ジョゼー会長)が先月31日午前、聖市リベルダーデの同会会館で定期総会を行なった。会員約70人が出席した。 谷口会長は冒頭挨拶で「初めての二世会長に就任して1年が経過。定款の近代化などに努めた」と報告。新たな試みとして同月に会報第1号を発刊したこと、フェイスブックページの開設などを紹介し、「SNS(インターネット交流ツール)などで県人会のことをもっと共有しましょう。簡易版の定款も配布するのでぜひ目を通して」と呼びかけた。 仁坂吉伸知事からもメッセージが寄せられ、44年ぶりの和歌山国体で同県が男女総合優勝したこと、高野山開創1200年記念大法会の開催、道路ネットワークの整備など、母県の近況が伝えられた。 配布資料で昨年度の事業を確認し決算を報告。収入は約20万6千レ、支出は約18万2千レで、その内お好み焼きが盛況な日本祭りだけで収入約8万5千レ、支出約4万7千レを占めた。また今年度予算は収入22万4300レ、支出20万3970レとしている。 会費の値上げも承認された。80レから100レとなる。総会後はブッフェ奄美による仕出し料理を楽しみ、新年を祝いつつ親睦を深めた。
ニッケイ新聞 2016年2月12日 今年10月、沖縄で開かれる『第6回ウチナーンチュ大会』への参加を呼びかけるために、南米4カ国を巡るキャラバン隊10人が最終目的地のブラジルに到着した。ペルー、亜国、ボリビア、そして当地を2泊ずつ、計8泊12日という強行日程だ。12日に来社した団長の安慶田光男副知事らが強い意気込みを語った。 世界ウチナーンチュ大会は5年おきに開催され、各国から参集する約5300人の沖縄県系人を中心に、日本国内、県内の参加者の総計は35万人にもなる。前回の第5回大会では、伯国だけで約1200人が参加し、ハワイからは1000人ほどがジャンボ機2機を貸し切って訪れる盛り上がりだった。 副知事一行の訪問目的は、大会の開催周知と参加の呼びかけ。11日晩には県人会本部で説明会が行われ、前回の映像が紹介され、見所や参加意義が強調され、参加を促した。 今回は10月26日の前夜祭から30日まで開催。新趣向としては、開会式で世界から集まった約千人の三線奏者が一斉に奏でる中、てぃんさぐぬ花などの琉球民謡を大合唱する演出が準備中だという。 ウチナーグチのスピーチ大会やエイサー、沖縄の歴史に関する各種セミナーなど、20以上のイベントが期間中に集中開催される。大会直前(20~23日)には、二、三世の参加増により始まった第5回若者大会も開催されるとあって見所は満点だ。 今年の基本方針は世界交流とウチナーンチュネットワークの発展、若者への継承、ゆいまーる(相互補助)など独自精神への理解深化と国内外への発信、万国津梁という精神の次世代継承と海外への飛躍促進など。 安慶副知事は、「ブラジルからも多くの参加を期待する。琉球文化の発信だけでなく、サンバなどブラジル文化を取り込んでも良いのでは。外国文化の発信もできれば県民も喜ぶはず」。一行は「10月、沖縄にめんそーれ(いらっしゃい)」と呼びかけた。 □関連コラム□大耳小耳 世界ウチナーンチュ大会の参加呼びかけに南米行脚中の副知事ら一行には、各国で沖縄の基地問題に関する応援の言葉が寄せられたという。安慶田光男副知事は「本当に心強いと感じた」と喜んだ。当地でも、すでに「辺野古基金への支援を申して出ている二世グループがいる」との噂を聞く。ハワイとブラジルの沖縄系コミュニティは在外県系人社会の両輪だけに、いずれはブラジルから、もっと大きな母県支援表明が挙がるかも。 ◎ ウチナーンチュ大会へブラジルから何か持って行っては?――という提案が来社、懇談中に生まれた。副知事は熱心に「サンバダンサーを連れてきては」と薦めていたが、編集部一押しは、何といっても「グルッポ・サンセイ」のマツリダンスだ。創始者は県系人の城間美智子さん。日本の歌謡曲に合わせて、ブラジル人の若者数百、数千人が一斉に踊る様は、実に壮観だ。ウチナーンチュ大会の開幕式か閉幕式の前後などに余興で、ビギンの歌などをマツリダンスにしたものを世界中の県系人と共にやったら、さらに団結が強まる?!
1790年に創業し、226年の歴史を持つ福島県喜多方市にある大和川酒造(佐藤和典社長)。同酒造の新製品で日本酒では珍しい発泡純米大吟醸酒の「珠泡(しゅあわ)」をはじめとした製品をブラジルで販売していくことを目的に、同酒造海外営業部の武藤啓一氏、日本側輸出担当である(株)SPAZIO IDEA社の入江啓祐代表取締役、ブラジル側販売担当の日本飲料食品有限会社代表の川添博氏、福島県人会の曽我部威事務局長が11日に来社した。 大和川酒造では、現在までに約40種類の日本酒を製造しており、その中でも特に「大吟醸 弥右衛門」は毎年行われている全国新酒鑑評会で5年連続で金賞を受賞している。 「珠泡」は、新杜氏(とうじ)の佐藤哲野氏が昨年造った新製品で日本酒と同じ製法だが、最後の工程で自然発酵させたスパークリング薄にごり酒。アルコール度数は12度とワインやシャンパンと同じで、きめ細かな泡と酸味と甘さが特徴だ。日本でも女性や若い世代に特に評判が良いという。 世界中に日本酒の輸出を行っている入江氏によると、日本酒の輸出量は過去10年間で3倍に増加しているとし、「珠泡」は既に台湾、ミラノ(イタリア)、パリ(フランス)で輸出販売しており、ブラジルでの販売が海外4カ国目になる。パリでは昨年11月から販売を開始し、高級レストランなどと360本の契約を済ませているそうだ。 今回、ブラジルでは今日12日にサンパウロ(聖)市と、14~16日にリオ市の日本食レストラン(ともにレストラン永山)でそれぞれ「珠泡」などの試飲調査を行う予定で、今後のブラジルでの本格的な販売に向けての視察も兼ねている。 今後のブラジルでの販売目標について入江氏は、具体的な数字は明らかにしなかったものの、「ブラジル側で正規の販売ルートもできたことですし、きちんとした日本酒の味を伝え、安定した供給をしていきたいですね」と述べ、意気込みを見せた。 福島県人会(永山八郎会長)では今後、大和川酒造の応援協力を行い、今月21日午前11時から聖市リベルダーデ区の同会館で開催される第9回喜多方ラーメン祭りで、来場者に向けた「珠泡」など日本酒の試飲も行う。 「珠泡」など大和川酒造の日本酒についての問い合わせは、川添氏(電話11・4828・3611、nipponbebidas@yahoo.com)まで。 大和川酒造のホームページは、http://www.yauemon.co.jp サンパウロ新聞 2016年2月12日付
ニッケイ新聞 2016年2月12日 福島県喜多方市から、一風変わった日本酒がブラジルに到着した。輸入されたのは創業200年以上の老舗・大和川酒造店による純米大吟醸スパークリング「珠泡」。シャンパンのように発泡させた新しい日本酒だ。 同店から武藤啓一海外営業部長と、酒サムライ事務局員で輸出入業を行なう「SAPZIO IDEA」社の入江啓祐代表取締役が来伯した。入江さんによれば、「日本では日本酒を避ける傾向の女性などに親しまれている。新商品の提案から消費量を伸ばしたい」という。 武藤さんは過去にJICAシニアボランティアとして当地に滞在し、喜多方市役所産業部マーケティング部長を務めた。それらの経験や人脈を生かし、ブラジルでの地酒PRに努めている。「継続が何よりも大事。県連日本祭りや、来年10月の県人会創立100周年を契機に普及を図っていきたい」と展望した。 今日からレストラン・ナガヤマで試飲会を行なう。12日は聖市イタイン・ビビ店(Rua Bandeira Paulista, 369)で、14日から3日間はリオ店(Shopping Village Mall – Av. das Americas, 3900 – Loja...
ブラジル福島県人会(永山八郎会長)の2016年度定期総会が、1月31日午前10時半(第2次招集)からサンパウロ市リベルダーデ区の同会館で開催され、会員ら約50人が出席した。 総会は先亡者への黙とうの後、永山会長があいさつ。今年度の総会が会員の協力で開催できたことに感謝を示し、「今年はブラジル経済も不穏な動きをしているが皆さんと一緒に頑張って乗り越えたい」と述べた。また、来年10月22日に創立100周年記念式典を開催することが県庁とも相談して決定したことが伝えられ、「元留学生・研修生たちが心を一つにして100周年を開催できることを期待している」と若い世代の参加を呼びかけた。 2015年度事業報告に続いて、15年度会計報告が行われ、前年度繰越金(3万642.79レアル)、銀行利子(795.15)を含めた収入15万937.10レアル、支出12万5311.65レアルで、2万5625.45レアルが次期に繰り越されることが発表、承認された。 16年度事業計画案では、今月21日に喜多方ラーメン祭りが開催されることをはじめ、5月の運動会、9月のカラオケ大会などのほか、10月に創立100周年を記念した母県訪問ツアーを行う予定であることが報告された。 16年度予算案は10万4624.45レアルが承認。また、昨年度の会費(通常会員100レアル、賛助会員120レアル)納入者は会員約400人のうち168人(42%)となっていることが発表された。 さらに、昨年11月に前会長の小島友四郎氏が日本政府から叙勲されたことにも触れられ、総会に出席した小島氏に対して会員からその栄誉が改めて称えられた。総会終了後は新年会が行われ、西徹相談役の乾杯の音頭で杯を交わし、食事の後はくじ引きも行われて盛り上がった。 サンパウロ新聞 2016年2月11日付
