これまで以上の盛り上がりを期待
【既報関連】10月26日~30日の5日間にわたって沖縄県那覇市を中心に開催される「第6回世界のウチナーンチュ大会」の説明会が、11日午後7時からサンパウロ市リベルダーデ区の沖縄県人会本部会館で行われ、南米4カ国7回の説明会の中で一番多い、県人会会員を中心とした約200人が出席した。同大会は1990年に始まり、ほぼ5年に1度のペースで開催されている。世界に雄飛した県系人の功績を称えるとともに、ウチナーネットワークを発展させ、次世代に継承。沖縄独自の文化や風土、歴史などのソフト・パワーの魅力の理解を求め、国内外に発信し、その魅力と可能性を活用して沖縄の未来を切り開いていくことを目的としている。
説明会では最初に、キャラバン隊一行の紹介が行われた後、団長の安慶田光男沖縄県副知事が「今大会では、海外各国からの参加者と多くの県民とが一体となり、これまで以上の盛り上がりを見せることを期待しています。140万県民が10月に皆さんに会えることを楽しみに待ち望んでいるので、どうか多くの方々のご参加を心からお願い申し上げます」とあいさつした。
続いて、2011年に開催された第5回大会の模様がDVDで上映され、国際通りでの国別パレードのにぎやかな様子、有名人によるコンサートで盛り上がる会場の様子など、各会場で交流を深める世界各国から集結したウチナーンチュらの姿を参加者たちは熱心に見つめていた。
その後、同大会実行委員会事務局の与那嶺隆氏から、イベントの具体的な内容が説明された。それによると同大会は、10月26日に国際通りでパレードが行われる前夜祭を皮切りに、約3万人が収容できるという県内最大設備の「沖縄セルラースタジアム那覇」で翌27日午後4時から開会式が開催されるという。また、大会前・期間中は各所で各種連携イベントも予定されており、「しまくとぅば世界大会」や、「エイサー大会」、「第5回世界若者ウチナーンチュ大会」が同時開催される。「世界若者ウチナーンチュ大会」は、沖縄と世界10カ国から参加する海外の青年が年に1度集結する若者の祭典。これまで南米、北米、欧州、アジアの4大陸で開催されているが、沖縄での開催は今回が初めてとなる。
企画担当の下地氏と与那覇氏は「ステージを見るだけではなく、とにかく積極的にイベントに参加してほしい」と呼びかけ、開会式で三線を1000人以上で演奏するという企画の参加者や、多くのリクエストにより作ったという紅型、エイサー、カチャーシーなどの各種体験教室の参加者を募った。イベントの詳細は随時、ホームページに更新される。
祖父母がウチナーンチュで、説明会に参加した日系3世の新里明さん(32)は前大会の参加者。「これはとても価値あるイベント。今大会の具体的なイベント内容を聞いて、今とても興奮しています。今年もぜひ参加したい」と目を輝かせた。
最後に沖縄県文化観光スポーツ部の前田光幸部長が「南米4カ国どの会場も、熱い気持ちで迎え入れてくれ、この大会に対する期待と関心を肌で感じることができました。10月には、ここにいる多くの皆様と再会できることを心より楽しみにしています」と話し、説明会は終了。その後、参加者全員で記念撮影が行われた。
同大会の参加は基本的に入場無料だが、航空運賃や宿泊代、その他の実費は個人で負担する必要がある。詳細についての問い合わせは、沖縄県人会事務局(電話11・3106・8823)まで。大会ウェブサイトはhttp://wuf2016.com
サンパウロ新聞 2016年2月26日付
