慰霊祭有志一行はピウン植民地を後にし、午前10時ホテルに戻った。ふるさと巡り一行は同11時にホテルから出発することになっているので、記者は最後の1時間だけでも自由時間を取りたいと思ったが、なんだかんだと時間はあっという間に過ぎ、ホテルを出発した。
レストランでの昼食後、時間があれば「プライア・ドス・アルチスタス」の見学だったが、先を行く第2グループのバスが空港についていないという連絡を受け、時間に余裕を持つため空港に直行となった。
午後2時45分頃サンゴンサーロ・ド・アマランテ新国際空港空港に到着。2年前にできたばかりの空港は真新しく、近代的なデザイン。周囲には森林が広がる。フォルタレーザから一緒だったバスの運転手ともここでお別れ。旅行中、記者は彼らと一緒に温泉で遊んだり、何かノルデステ地方土着の魔術のようなものをかけられたりと交流する機会が多かったので別れるのが名残惜しかった。
チェックインをし、飛行機は予定通り午後5時13分に空港を離陸。第3グループはリオで乗り換え、同11時グアルリョース空港に到着した。グループの何人かはここから直接帰宅し、残りのメンバーはバスでリベルダーデへ向かい、現地解散となった。
全行程を終えた玉城道子団長は「病人も事故もなく終了できて良かった」と安堵の表情。
仲曽根正信さん(72、沖縄)は「フォルタレーザに日本庭園があるとは思いもしなかった。ノルデステ地方の日系人と交流できて良かった。映画やテレビでよく見るカレカ丘を見れたのも思い出の一つ」と旅を振り返った。
大崎康夫さん(77、高知)は「クラッシャーに出身地だけでなく、現住所も書かれていると参加者同士の話がもっと盛り上がるのでは」と今後改善して欲しい点を挙げた。(おわり、佐久間吾朗記者)
サンパウロ新聞 2016年4月20日付
