ニッケイ新聞 2016年6月3日 戦後71年。米大統領として初めてオバマ大統領が広島を訪問した。核廃絶を訴え続けてきた広島にとっては念願が叶った形だが、当地の被爆体験者らは今回の訪問をどのように見ているだろうか――。 ブラジル被爆者平和協会の森田隆会長(92、広島県)は、「ずいぶん長い歳月を要したという感はあるが、米大統領として現職大統領が広島訪問したことは画期的だ」と肯定的に評価した。 開戦直前に訪日し、長崎で被爆した「帰伯二世」鮫島義隆さん(88)も、最高軍事司令官でもある大統領が国内からの批判を受けながら、「現職大統領として広島を初訪問した決断と行動は称賛すべき」と口を揃えた。 盆小原国彦副会長(75、静岡県)は、「これをきっかけに核兵器廃絶に向けた機運となって欲しい」と強く期待し、「地球上で3度目の原爆投下があってはならない」と常日頃、講演で訴えている言葉を繰り返した。 同会は1984年に設立され、原爆の悲惨さを訴えるため、伯国各地で精力的に講演活動をしてきた。伯国での被爆者は現在約120人程度。毎年漸減しているという。現在は、公立学校や大学などを回り、生徒や学生たちに平和を訴える活動をしている。 「原爆投下された広島は、屍だらけでこの世の終りのようだった」と森田会長は当時を振り返る。「戦争の愚かさを理解してもらい、二度と過ちが繰り返されないよう、訴え続けていかなければならない」と語気を強めた。 今年は、リオ五輪とほぼ同時刻に、広島県では平和記念式典が開催される。それに合わせて、聖市の広島文化センター(平崎靖之会長)では毎年恒例の追悼ミサがおこなわれる。 県連日本祭りで子供らが折った千羽鶴が、その場で同センターに寄贈され、戦後初めて原爆を取り上げた映画『原爆の子~広島の少年少女のうったえ』(新藤兼人監督)が上映される予定だ。 オバマ大統領の広島訪問に際して、平崎会長も「意義のある歴史的な出来事だ。平和に向けて一歩前進した」とした上で、胎内被爆者の一人として「命ある限り、恒久平和のために活動していきたい」と力強く語った。
Dia: 3 de junho de 2016
ブラジル日本語センター(立花敏春アルマンド理事長)の諸川有朋副理事長が来社し、同センターが行っている熊本地震の義援金についての報告と今後の予定を説明した。 同センターでは、5月9日から義援金の募金を開始。フェイスブックなどのSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)やEメールで呼びかけ、2週間で5883レアルが集まった。5月いっぱいで終了する予定だったが、奥地をはじめ問い合わせが多いことを受け、今月20日まで期間を延長することが決定した。 諸川副理事は「センターが行っている『日本ふれあいの旅』で生徒たちが熊本県でホームステイをしており、非常にお世話になっている。募金は気持ちが大事なので値段は気にせず、たくさんの人に募金してもらいたい。最後まで集められるだけ集め、少しでも多く募金できたら」と話した。 集まった5883レアルは既に熊本県人会に贈呈されており、今後送金される予定。 義援金送金については、同センターの丹羽義和事務局長(電話11・5579・6513)かEメール(niwa@cblj.org.br)で連絡のこと。 サンパウロ新聞 2016年6月3日付
ブラジル長崎県人会は2月の総会で役員改選を行った。新役員は次の通り(敬称略)。 会長=川添博。第1副会長=大河正夫。第2同=栗崎邦彦。第3同=牧山ペドロ。第4同=和田佐世子。会計=宗像アレシャンドレ、大河ファチマ。書記=牧山ペドロ。 サンパウロ新聞 2016年6月3日付
ニッケイ新聞 2016年6月2日 岐阜県人会(青山高夫会長)は先月22日、聖州カンポス・ド・ジョルドンを日帰り旅行で訪れた。約30人が参加し、〃ブラジルのスイス〃として知られる冬の観光名所を楽しんだ。ピーク時は氷点下を記録することもある同地だが、同日は晴天で陽気な気候に。ヴィラーダ・クルトゥラル開催中の聖市から、喧騒を離れるように午前7時に東洋街を出発した。 地元ガイドによれば、「高いところで標高1800メートルほど。50年以上前は世界有数の空気がきれいな街であり、結核の療養所としても有名だった」という。同市にある援協の高齢者養護施設「さくらホーム」も、かつてはそんな施設だった。 初めに向かったのは屋外美術館のフェリッシア・レイルネール。ポーランド人によって設立された同館の敷地内には、人間や昆虫を模したブロンズ製の芸術品が50以上飾られている。樹齢200年のパラナ松もあり、一際来場者の目を引いていた。 聖州知事の避暑施設「パラシオ・ボア・ヴィスタ」や、修道院「モステイロ・デ・サンジョアン」にも足を運んだ。シュラスカリアで空腹を満たした後は、手芸品市場ヴィラ・ド・アルテザナットへ。約40の店舗が所狭しと立ち並び、手編みのセーターや装飾小物、木製雑貨が販売されていた。 父親が岐阜出身で県人会役員だった山中倶子さん(75、二世)は「3回目のカンポス。手芸の人形とピニョン(パラナ松の実)をお土産に買いました」と笑顔。バスの移動中にはビンゴやゲームに興じ、終日旅行を楽しんだ。 なお次回のピクニックは7月、短期研修のため来伯する農業高校生と共に、聖州サンミゲル・アルカンジョ市のコロニアピニャールを訪れる予定。
長崎市寄贈の龍を使用して練習励み 長崎市から、長崎伝統芸能の「龍(じゃ)踊り」の龍を寄贈された長崎県人会(川添博会長)は、本物の龍を使った初となる龍踊りの練習を5月30日午後7時からサンパウロ市リベルダーデ区の文協大講堂で行った。6月25日と26日に開催される「文協コロニア芸能祭」でフィナーレを飾る初舞台に向け、イタペセリカ・ダ・セーラ、ACAL(リベルダーデ文化福祉協会)、リベイロン・ピーレスの和太鼓グループに所属する14歳から27歳の青少年らが練習に励んでいる。これまでは、長崎県人会で創設された龍踊り委員会(川添博委員長)で練習用の龍体を制作し、3月の中頃からイタペセリカを中心に毎週1回練習してきたが、本物の龍体は重い上に固く、苦戦する様子が見られた。 2012年のブラジル長崎県人会創立50周年を記念して長崎市長から寄贈が約束された「龍踊り」の龍は、サントス市と長崎市の姉妹都市提携40周年を記念して同市から寄贈された路面電車車両「長崎号」の中に入れられて輸送され、約1年の期間を経て今年の2月にサントスに到着した。長崎市をはじめとし、サントス市、さらにはヤクルト記念財団からの支援があり、この輸送がようやく実現された。 しかし、寄贈された龍は中古品だったこともあり、損傷が目立った。川添敏江さんは「3月から長崎県人会の婦人部で協力し、龍のうろこを約300枚付け足しました。糊(のり)だけではうろこが取れてしまうので縫い付けています。これから色が剥げているところを塗り直せばようやく完成する予定」と修理の苦労を語った。 この日、午後7時から同9時過ぎまで行われた練習には、イタペセリカ、ACALの和太鼓グループのメンバーら男女16人が参加したが、長さ20メートル、重さ100キロ以上ある龍を上下左右に激しく動かすには、演技中に交代手が不可欠となるため、最低でも22人が必要。また、重さ7キロ以上ある「龍頭(じゃがしら)」は9分間の演技中に4人の交代が必要という。 14年に長崎市を訪問した際に、長崎女子高校の「龍踊り部」から、龍踊りの手ほどきを受けた川添委員長の指導のもと練習が行われた。身長にばらつきがあるせいか、等間隔の距離を保つことが難しく「エスパッソ(間隔)、ジスタンシア(距離)」と繰り返し叫ぶ声が響いた。 龍が追う玉を持つ「玉使い」を務める今村広三さん(27、2世)は和太鼓グループの指導者でもあり、「最初は軽い気持ちで『やります』と言いましたが、練習を重ねるにつれて『しっかりしなければ』と思うようになりました。龍踊りという伝統的な長崎の踊りを経験できて嬉しいですが、できるかどうか不安な気持ちもあります」と率直な思いを語った。 川添委員長は「いつ龍体が届くか分からなかったこともあり、なかなか本格的な練習に踏み出すことができませんでした。練習期間が短かったけれど、今回の練習で目安がついたので大きな第一歩。これからは速度の変化が激しい音楽に合わせて龍体を動かすのが課題。やれるだけやりたい」と話し、「初舞台が終わってからも、蛇踊りに参加したい人を募って続けていきたい」と今後の抱負を語った。 26日のコロニア芸能祭当日は、長崎の伝統舞踊「皿踊り」とブラジル健康体操による「イッペー音頭」の後、最後に「龍踊り」が披露される。 サンパウロ新聞 2016年6月2日付
サンパウロ州ミランドポリス市内にある第2アリアンサ鳥取村に第12代日本語教師として2年間派遣される大場諒(おおば・あきら)さん(29、鳥取県米子市)が5月24日から来伯し、翌25日に本橋幹久鳥取県人会長らの案内で来社した。 大場さんは出身の米子市や境港市などの中学校教諭として英語や社会を教えるなど7年間活動し、今年2月に第2アリアンサへの教師派遣制度があることを知り、応募した。 一緒に来社した第2アリアンサ日本語学校保護者会会長の河北ナンシー美智子さんによると、同村の日系家族は約30家族で、うち鳥取県出身者及び子弟は3家族のみ。また、日本語学校の生徒は4歳から17歳まで18人が在籍し、クラスごとに週2~3回の授業を受けている。 本橋会長によると、鳥取県が実施している同制度は年間350万円の費用がかかり、2円間の派遣で計700万円もの大金が必要になるという。「第1アリアンサに派遣している長野県も第3アリアンサの富山県もJICAから日本語教師を派遣するようになりましたが、鳥取県は県内の小中学校の教師を海外で経験させることを目的にブラジルへの教師派遣を重要視してくれており、今後も継続してくれるのは本当にありがたいことです」と本橋会長は母県への感謝の意を表す。 また、今年7月23日には第2アリアンサ入植90周年記念式典が同地で開催されることもあり、母県から県庁、県議会、教育委員会関係者など約10人の慶祝団が来伯して出席する予定だ。 大場さんは「ブラジルは日本から一番遠い国で(教師派遣は)なかなかできない貴重な経験になると思う。日本語学校の子供たちや村の人たちとの文化交流を、2年後に帰った時に鳥取の子供たちに伝えたい」と述べ、意欲を見せていた。 大場さんは5月25日夜に第2アリアンサに向けて出発した。 サンパウロ新聞 2016年6月2日付
ニッケイ新聞 2016年6月1日 ミランドポリスの第2アリアンサ移住地(鳥取村=矢尾板暉埜会長、てるの)が今年、創設90周年を迎える。5年ごとに記念式典を実施しているアリアンサ移住地。創設時から関わりを続ける鳥取県からも慶祝団が来伯し、7月23日午前9時から記念式典が開かれる予定。 式典当日、聖市からはアリアンサ郷友会、鳥取県人会などの慶祝訪問団が訪れる。開拓先没者慰霊法要、記念式典、敬老会、祝賀昼食会、日本語学校と県人会による出し物が披露される。 会場となる会館前には、元会長の佐藤勲さんが古い家屋を史料館に改造し、開拓当時の写真を展示する予定。入り口には鳥居も建設中で「式典当日にテープカットをしてもらいたい」と話す。 佐藤さんは、村の人口減少と高齢化に言及し、「今回の式典が最後という話も聞くが、これで終わりにすることなく、今後も続けていきたい」と語った。なお現在、記念事業として会館の改修工事が進行中、壁の塗り替えや天井の修繕が行なわれている。 前回80周年式典には500人以上が参加。今回も母県より県庁、議会から約10人の慶祝団が同地を訪れる予定。県人会と郷友会の慶祝団は、バス2台、80人程度になり、全参加者は約600人となる見通しだ。 矢尾板会長は「生まれてから74年間、今までずっとここに住んでいる。90周年を迎えられるのは本当に嬉しいこと」と喜びを語った。 第2アリアンサは1926年8月7日、鳥取および信濃両海外協会が5250アルケールの土地を購入して創設。鳥取県から大岩村(現岩美町)村長だった故・橋浦昌雄氏が初代理事として移住した。縁の深い鳥取県では、会館建設の支援だけでなく、94年からは日本語教師の派遣を行なうなど、密接な関係を維持している。 最盛期だった1934年には約900人(170家族)が暮らした第2アリアンサだが、現在の日系家族は約30。うち鳥取出身者は3家族のみとなっている。 アリアンサは三つに分かれており、一昨年は第1アリアンサ(長野村)が90周年式典を行なった。第3アリアンサ(富山村)は来年、同式典を行う予定。 □関連コラム□大耳小耳 第2アリアンサ移住地へは1927年5月に第1回の入植者が到着。彼らを乗せて聖市から移住地へ向かう列車が、ソロカバ駅近くで上り列車と正面衝突する大事故が起こる。以降も物資の不足、コーヒーが大霜に見舞われて全滅、伝染病など、開拓期の困難を乗り越えていった。そんな伝統あるアリアンサ移住地の歴史を体感したい方は、聖市からの慶祝バスに同乗してみれば?
ニッケイ新聞 2016年6月1日 熊本地震の被災地支援のため、団体客による一部収益を寄付している聖市の川魚料理専門店ランショ・ダ・トライーラ(Rua Machado de Assis, 556, Vila Mariana)。オーナーの坂口功治さん(67、福岡)が熊本県人会に利用を呼びかけ、先月25日夜には関係者向けの食事会が開かれた。 義援金集めのため約30人が参集した。野村アウレリオ聖市議、文協役員の山下譲二、リジア夫妻と松尾治さん、熊本出身の池崎商会社長、池崎博文さんも訪れ、ピラルクーの濃厚な味わいを堪能しつつ懇親を深めた。 先祖が熊本県下益城郡出身という坂口さんが考案し、5月中は16~20人の団体利用時に、売り上げの3割を同県人会に寄付するというキャンペーンを展開している。 これまでに5回ほど団体利用があり、来月には中前隆博在聖総領事ら約60人が来店するという。坂口さんは「少しでも被災地の役に立てれば」と語り、今月末まで期限を1カ月延期する見通しだ。 参席した熊本県人会の清原健児副会長も、「思いがけないところからこうした支援活動があった、本当に感謝している。一刻も早く集められた義援金が被災地に届くように尽力したい」と意気込んだ。 キャンペーンに関わる予約、問い合わせは同店(11・5571・3051)まで。
サンパウロ州ミランドポリス市にある第2アリアンサ「鳥取村」の入植90周年記念式典が7月23日、同地の自治会館(Rua Shigueichi Fujissawa, 691)で開催される。 当日は母県から県庁、県議会、教育委員会関係者など約10人の慶祝団が来伯して出席する予定。午前9時半からの開拓先亡者慰霊法要をはじめ、記念式典、敬老会、祝賀昼食会、日本語学校生徒及び県人関係者のアトラクションなどが行われる。 同村関係者は「1926年に鳥取県から移住者が入植してより、我が第2アリアンサ村は今年の7月で90周年を迎えることとなりました。平素よりお世話になっております近隣の方々とともに祝うことができたらと、村民一同願っております」と当日の出席を呼びかけている。 詳細についての問い合わせは同村会(電話18・3708・1335)まで。 サンパウロ新聞 2016年6月2日付
ブラジル沖縄県人会(島袋栄喜会長)主催の「第40回琉球民謡コンクール沖縄県人会創立90周年記念大会」が、5日午後2時からサンパウロ市リベルダーデ区の同県人会館(Rua Dr.Tomas de Lima,72)で開催される。 当日は少年少女の部(13歳まで)、一般の部(14歳から64歳)、高齢者の部(65歳以上)の3部門が行われ、計45人の出場者が参加する。また会場では協和婦人会特製の沖縄そばや弁当が販売される。 案内に訪れた知念直義実行委員長と米須正審査委員長は「県人会で一番古い催しですが、今年は参加者が少ない。当日の飛び入り参加も受け付けているので、ぜひ会場にお越し下さい」と参加、来場を呼びかけた。 入場無料。問い合わせは同県人会(電話11・3106・8823)まで。 サンパウロ新聞 2016年6月2日付
熊本地震義援金を県人会へ ブラジル健康体操(川添敏江会長)の創立10周年記念フェスティバルが5月15日午前9時半から、サンパウロ市リベルダーデ区の文協大講堂で開催された。当日、会場には熊本大震災への募金箱が設置され、来場者から多くの募金が寄せられた。 集計された義援金5369・45レアル(含200米ドル)が、22日にイビラプエラ公園で開催された九州ブロック運動会で、川添会長により熊本県人会の田呂丸哲次会長へ届けられた。 ブラジル健康体操創立10周年記念フェスティバルには、九州ブロックの5県人会会長をはじめ多数の参加があり、九州ブロック運動会への参加者の中にも多くの募金協力者がいた。それらの人の目の前で、被災者に対する「少しでも義援金を役立てて、早く立ち直ってほしい」との温かい気持ちと共に届けられたら、との願いにより運動会での送呈が行われた。募金の輪がより広がることへの期待も込められたものとなったという。 また、ブラジル健康体操は日常生活を普通に元気に過ごせることへの感謝から、単にイベントで演技を披露するだけでなく、ボランティア活動へも幅を拡大し、憩の園、援協、こどものそのなどへ出向いて体操指導をしている。 一緒に体操でボランティア活動を希望する人は川添(携帯電話11・94383・2285)、小林(97347・7477)、今野(97950・2275)、アリセ(97661・2402)の各氏まで。 サンパウロ新聞 2016年6月1日付
サンパウロ市ビラ・マリアーナ区にある川魚専門レストラン「ランショ・ダ・トライラ」で5月24日午後7時から、熊本地震への義援金を募る食事会が開催された。 当日は飯星ワルテル補欠下院議員、野村アウレリオ聖市議、池崎商会の池崎博文社長など30人が参加した。 参加者らにはピラルクーの丸焼きが振舞われ、その食事代の一部が義援金に充てられる。義援金は熊本県人会を通じて、現地へ送られる。この食事会は開始から好評を得ており、当初5月いっぱいで終了の予定だったが、今月まで延長となった。終了日は未定。 オーナーの坂口功治さんは「飯星議員、野村議員、池崎さんからは協力させてほしいという連絡がすぐ来た。我々にはこういう形でしか援助できないが、皆さんに来店してもらい、美味しく料理を食べてもらって協力していただけたらありがたい」と述べた。 社員12人と来たJTBグループの文岡マミ取締副社長は「熊本が大変なことになり、少しでも何かできたらと思った。早く復興できるよう、ブラジルから応援したい」と語った。 問い合わせは同店(電話11・5571・3051)まで。 サンパウロ新聞 2016年6月1日付
青葉健康生活協会(中沢宏一会長)の6月度青葉祭りが、4日と18日午前7時から午後4時までサンパウロ市リベルダーデ区の宮城県人会館(Rua Fagundes, 152)で開催される。 地下駐車場では農協婦人部連合会(ADESC)の手作り製品、イビウーナ、カッポンボニート地方の有機野菜、薬草、餅各種、兵庫県産のり、モリンガ関連商品等の販売ほか、家紋調査・製作なども行う。 屋上食事コーナーでは、4日が新商品のニシン定食をはじめ、天ぷらうどん、ハラコ飯、牛タン弁当、餅各種。18日はさんま定食、ハラコ飯、イカ入り焼きそば定食、牛タン定食、ズンダ餅などを販売する。 問い合わせは宮城県人会(電話11・3209・3265)まで。 サンパウロ新聞 2016年6月1日
月例会議で賛否両論の意見飛び交い ブラジル日本都道府県人会連合会(山田康夫会長)は、25日午後4時からサンパウロ市リベルダーデ区の文協ビル5階で5月度代表者会議を実施した。会議では、2005年に行われた第8回日本祭りで会場設営を担当したEXPOSTAR社との訴訟問題が議題の中心となり、20日に裁判所から和解金の支払い命令が下されたという。その結果、修正額を含めて約6万レアルに上る和解金を県連が支払う形となることが発表され、各県人会代表からは、県連として支払うべきか否かの賛否両論の意見が飛び交った。 この日の会議には各県人会代表など37県が出席。山田会長はあいさつで「今日の代表者会議では、問題点もあるが良い報告もできる」と述べ、4月度事業・会計報告後、各種報告が行われた。 8月7日にサンパウロ州議会サーラ・フランコ・モントーロで行われることが決定した県連創立50周年式典について、本橋幹久氏(80、鳥取県人会長)は「県連から送ることもできるが、できれば各県人会から直接それぞれの県に招待状を送り、県に対して県人会の認知度を高めてほしい」と語った。 また、本橋氏自身が今月日本へ行き、日伯国会議員連盟会長の麻生太郎財務大臣や、日伯国会議員連盟幹事長の河村建夫衆議院議員をはじめとした県連や伯国とつながりのある日本の政治家に招待状を直接手渡すという。 さらに第19回日本祭りではルアネー法が適用されることが決定し、黒字が見込まれるほか、東京オリンピック組織委員会との話し合いが進み、日本祭り当日は、2020年に行われる東京五輪の宣伝を兼ねた足湯コーナーが設置される予定。 そして、冒頭で山田会長が前置きした「問題点」とは「第8回日本祭り訴訟問題」だ。これは2005年に行われた第8回日本祭りで会場設営を担当したEXPOSTAR社から、契約に無かった工事が当時のボランティア男性の署名によって追加契約され、約21万レアルの追加支払いを県連に求めてきたもの。 県連がこの支払いを拒否した結果裁判となり、第1審では県連が勝訴したものの、EXPOSTAR社が判決を不服として控訴し、和解勧告で2万4000レアルの支払いが県連側に請求された。県連側は和解拒否の姿勢を貫いていたが、20日に裁判所から和解金の支払い命令が下された。正式な額は未定だが、修正を含めると6万レアルに上る見込みだという。 この件に関して「契約していない費用を支払うのはおかしい」という声や、「日本祭りという大きなイベントを行う以上、支払えるものであれば、支払うべきでは」という賛否両論の意見が飛び交った。 山田会長は「『契約にサインをしたボランティア男性にも責任を追及できるのでは』という議論にもなったが、弁護士によるとボランティア男性の責任は問うことができないそう。県連としては、契約していない工事の費用を支払うのはおかしいし、払わないつもりで何度も話をしてきたが、今回は裁判所によって決定が下されたのでどうしようもない。和解金を支払うしか方法がない」と行き場のない思いを語った。 サンパウロ新聞 2016年5月31日付
ニッケイ新聞 2016年5月31日 いよいよ目前に迫ってきた日本祭り(7月8~10日)――。ブラジル日本都道府県人会連合会(山田康夫会長)の「5月度代表者会議」が25日、文協ビル同会議室内で行われ、第19回日本祭り、県連創立50周年記念式典に関する議題などの報告が行われた。赤字額27万9千レアルと見込まれていた予算については、遅れに遅れていた「連邦政府のルアネー法申請」がようやく認可され、黒字見込みに転じた。 今年の日本祭りのテーマは「スポーツと健康」だ。リオ五輪にちなんで、心身鍛錬によるスポーツの意義を発信することが目的だ。 会場ではスポーツコーナーが開設され、柔道や卓球などの競技が行われる。競技などの詳細については現在調整中だが、柔道などの有名なブラジル代表クラスの選手を招聘して、競技を実際に披露することを検討しているという。 また、日本政府からは昨年同様、農水省、経産省、観光庁が参画する。昨年の農水省ブースでは日本の専門家が「飾り巻き寿司」を披露し、有名な当地漫画の登場人物「モニカ」の顔を巻き寿司で再現、笹切り職人も実技を披露するなど話題を呼んだ。 加えて、今年は東京オリンピック・パラリンピック組織委員会も出展することが確定し、来場者の疲れを癒す「足湯」コーナーを設けることも明らかとなった。 市川利雄実行委員長は「中南米最大のサンパウロ・エキスポという素晴らしい会場でやるからには、盛大な祭りにしなくては。誇りを持って一致団結しよう」と協力を呼びかけ檄を飛ばした。 同会場自体は10年以上使用しているおなじみの会場だが、一昨年来の大幅改修工事がようやく終了。今年は、5千台収容可能な立体駐車場や会場までの遊歩道、さらに会場まで新たに2つの道路も完備された。 リオ五輪の次は東京だけに、「今回の祭りの目玉に」というぐらいの意気込みが感じられる、昨年以上に力の入った日本側の取組みが期待されている。 加えて、県連創立50周年については交渉中となっていた会場が決定。8月7日午前9時半から、サンパウロ州議会内フランコ・モントーロ講堂で行われることになった。河村健夫元官房長官招聘や、日本での県連の認知向上のために尽力してきた本橋幹久元会長(鳥取)が引き続き同記念事業を支えており、ようやく招待状が完成した。
ニッケイ新聞 2016年5月31日 宮城県人会の事務局長、後藤信子さんが28日、直腸がんのため亡くなった。享年74。 宮城県出身。コチアの花嫁移民として、1970年前後に渡伯した。同県人会では第一会計を務めながら、事務局長として10年間、会を支えた。 追悼式が来月4日午前10時から、同県人会(Rua Fagundes, 152, Liberdade)で行なわれる。
