ニッケイ新聞 2016年6月15日 サンパウロ日伯援護協会、熟年クラブ連合会、鹿児島県人会の共催で、17と20の両日、介護の専門家による講演が行われる。日語のみ。 九州大学および山口大学の名誉教授である小川全夫氏が来伯。同教授は生涯現役で暮らす方法や認知症の介護を研究し、東アジアの高齢化問題に取り組んでいる。 17日午前9時から熟連会館(Rua Dr. Siqueira Campos, 134, Liberdade)、20日午前10時から援協5階神内ホール(Rua Fagundes, 121, Liberdade)にて。入場無料だが事前申込が必要。 来社した援協の坂和三郎副会長、熟連の玉井須美子副会長、鹿児島県人会の松村滋樹会長は、「高齢者が増え認知症になる人も多い。興味のある方は、ぜひご参加ください」と呼びかけた。 申込みはそれぞれ熟連事務局(11・3209・5935)、および援協(11・3274・6518/6519)まで。
Dia: 15 de junho de 2016
ニッケイ新聞 2016年6月15日 沖縄県人会(島袋栄喜会長)による『第40回琉球民謡大会』が5日、聖市の沖縄県人会館で行なわれ、46人が出場、約200人が来場した。 島袋会長は開会式で、「琉球民謡はうちなんちゅの絆を強め、人の心をひきつける力を持った大切な文化」と話し、出場者を激励。年齢と技量によって、9部門に分かれ腕を競った。 色鮮やかな琉球着物を纏った出場者らが、琉球民謡独特の緩やかな三線の伴奏と共に日ごろの練習の成果を披露した。新人は自由曲、優秀、最高は「命身節」「恋語れ」などの課題曲、グランプリの部は出場者自身が三線を演奏し自由曲を歌った。 10人の審査員が旋律、拍子、声量、態度の4点を評価し、最高位部門である一般グランプリの部では、伊集ジュリアナさん(36、四世)が「恋ぬ花」を見事に歌い上げ優勝を果たした。授賞式の後、伊集さんは「叶わぬ恋の切なさを表現出来るように、去年から練習してきたのでとても嬉しい」と喜びを語った。 県系人を中心に会場は埋まり、毎年来場しているという田港ネルソンさん(79、二世)は、「皆上手で楽しかった。最近は若い人が多くて嬉しい。これからも続いてくれれば」と大会を楽しんだ。
世界的に活躍している日本の高齢者福祉の第一人者である小川全夫(たけお)氏が、17日午前9時からサンパウロ市リベルダーデ区のブラジル日系熟年クラブ連合会ホール(Rua Dr. Siqueira Campos, 134)で「生涯現役社会をめざして」、20日午前10時から同区サンパウロ日伯援護協会本部5階の神内ホール(Rua Fagundes, 121)で「老いる日本を誰がみる?」と題した講演会を行う。 案内に鹿児島県人会の松村滋樹会長、援協の坂和三郎副会長、熟年クラブ連合会の玉井須美子副会長が来社した。 一昨年、熊本学園の教授を退職した小川氏はNPO法人アジアン・エイジング・ビジネスセンターの理事長や全国老人クラブ連合会の評議員を務めており、アジア諸国を中心に世界各国を訪れ、それぞれの国の介護について比較研究している。 また、同氏は約50年前に日本学生海外移住連盟の第7次団でブラジルを訪問。その後、世界老年学会リオ・デ・ジャネイロ大会で過去2回の来伯経験があり、ブラジルには特別な思い入れがあるという。 案内に来社した一行は「介護問題を抱えている人や、関心のある人に日本の介護状況を参考にしてもらい、ブラジルではどうしていくべきなのか考える機会にしてほしい」と参加を呼び掛けた。 入場は無料で、講演は日本語で行われる。問い合わせは鹿児島県人会(電話11・3862・2540)、熟年クラブ連合会(電話11・3209・5935)、援協(11・3274・6518)まで。 サンパウロ新聞 2016年6月14日付
第2回リオ五輪(オリンピック・パラリンピック)サンパウロ連絡協議会が8日午後7時から約1時間行われ、9日に在サンパウロ日本国総領事館の中前隆博総領事による記者ブリーフィングが実施された。 当日は、日系5団体のほか、サンタ・クルス病院、在伯東京都友会、ブラジル日本青年会議所、慈善インテル会館の各代表者が集まり、4月末にリオで行われた第2回オリンピック・パラリンピック連絡協議会に出席した中前総領事を中心に、サンパウロで行う取り組みについて話し合いが行われた。 会議では、リオで行われた協議会の概要説明、在サンパウロ日本国総領事館の取り組み、日系団体の取り組みの主に3点について議論された。 在サンパウロ日本国総領事館は、同館ホームページに「リオデジャネイロ・オリンピック・パラリンピック・サンパウロ総領事館特設ページ」(URL=http://www.sp.br.emb-japan.go.jp/jp/jnot_rio_jp.htm)を開設し、随時更新していく予定。また「サンパウロで困ったら」と題したリーフレットを作成。旅行会社や宿泊施設、治安当局と連携し、来訪者へのリーフレットの配布を進めていくという。 ブラジル日本文化福祉協会(呉屋春美会長)は2014年のサッカーW杯時と同様にホームページを作成しており、主にサンパウロへ訪れる日本人向けに、文化・ニュース・観光・安全上の注意などの情報を掲載する予定で、同じ内容が見られるスマホアプリも作成中。 また、8月10日午後7時半から予定されているサッカー男子「日本対スウェーデン戦」のパブリック・ビューイングが文協多目的ホールで開催される。これを機に、日系人の幅広い世代間の交流のみならず駐在員やその家族の参加により、日系人と日本人の交流の場となることが期待される。 最後に行われた意見交換では「クレジットカード等のスキミング被害に対する警戒」や「リオでの日本人向け医療サービスに関する課題」が指摘された。 サンパウロ新聞 2016年6月11日付
ニッケイ新聞 2016年6月11日 ブラジル日本文化福祉協会が25、26日に開催する伝統ある「第51回コロニア芸能祭」で、長崎県人会(川添博会長)が念願だった「龍踊り」を披露してフィナーレを飾る。2012年の同県人会創立50周年以来、4年がかりで母県から100キロもある「龍体」を運び込み、今年から青年部らが動かす練習を重ねている。龍踊り委員会の委員長も兼ねる川添博会長に話を聞いた。 龍体は今年1月24日に長崎市と姉妹提携を結ぶサントス市に路面電車とともに到着し、2月23日にようやく聖市文協に。この龍体の到着までには長い道のりがあった。12年のブラジル長崎県人会創立50周年で、長崎の田上富久市長が龍体を寄付すると表明し、サントス市に寄贈する電車内に龍体を入れ、一緒に輸送する計画が持ち上がった。 積み出し港まで輸送手段に問題があり、特別仕様トラックの費用が必要となり計画は難航。貞方賢彦ブラジルヤクルト経営審議会会長の尽力で、創業者・松園尚巳氏の記念財団が費用支援を申し出、電車と龍体の輸送がようやく実現した。 ところが龍体は輸送中の破損が激しく、婦人部が総出で紙製の約300枚のうろこを修理した。龍体の腹を開けてウロコの縫い付けをしたが、布はとても厚く、太い針が何本か折れてしまった。現在は縫い付けを全て終え、棒やウロコなどの色付けをしている。 龍踊りでは龍体の胴体の下をくぐる動作など、「龍衆」と呼ばれる踊り手同士の息のあった動きが必要になる。 毎週日曜日、イタペセリカ在住の青年らが集まって、聖市文協の体育館で龍体を動かす練習している。全長20メートル、重さ約100キロの龍体を持ち上げ上下左右に振り、くねらせながら飛び跳ねたり、走ったりしたりするため、20人以上が力を合わせる必要がある。頭部だけで約7~8キロもあり、4人が交代する。 川添会長は「『生きている龍の姿』を表現するためにすごいスピードで動かし、なおかつ壊さないように注意深く扱わなければならない。もぐる動作や龍体のねじれを作る際、うまくやらなければ婦人部が直してくれたウロコが取れたり、布の切れ目がぱっくり開いたりしてしまう」との苦労を語った。 芸能祭への意気込みを聞くと、「本番まで2週間ちょっとだがやるしかない。龍踊りは長い歴史を持つ。伝統を重んじながら、これからの伯国の龍踊りの歴史を作っていきたい」と語った。長崎市の各々の町では、それぞれの特徴を持った龍踊りが見られる。伯国龍踊りの今後の発展が楽しみだ。 □関連コラム□大耳小耳 「龍踊り」は中国で発祥した雨乞いの儀式。踊りには「玉」と「龍」が使われ、龍が太陽と月を表す玉を追いかけ、飲み込むことで雨雲を呼び、雨を降らせると言われている。日本では340年の歴史を持ち、龍体を素手で触れることは許されないとか。いつか、旧正月にリベルダーデ広場で行われる中華新年の龍と〃対決〃させてみたいもの?!
ニッケイ新聞 2016年6月10日 ブラジル埼玉県人会に2日、日本からびっくり仰天の一大企画が舞い込んだ。その名も「2020年東京五輪プロジェクト『俥夫(しゃふ)の世界一周の挑戦』」。発案は東京・浅草で観光人力車を引く田中喬祐さん(23、埼玉県)で、リオから東京へ文字通り人力車で世界を一周するというもの。リオ五輪での出張サービスをきっかけに、仲間と目指すは2020年8月、東京での五輪開幕式だ。 埼玉在住の田中さんは今年、芝浦工業大学を卒業。4年ほど前から浅草で観光客向けに人力車を引いている。リオ五輪の開催に合わせ、人力車の出張サービスを企画。競技の拠点となるバーラ・ダ・チジュッカ地区で実際に、観客を運ぶ計画を立ち上げた。 動機としては「世界中のメディアも集まっているところで、日本文化を発信しながら走らせたい。それによって日本からの観客や現地の日本人、そして若者に勇気や刺激を与えたい」。 最寄りのバス停から会場までの移動を無償サポートする。実施は8月10~18日。治安を鑑み正午から午後3時まで。一日の目標は子ども、高齢者を中心に30人とした。 田中さん自身は3~23日に滞伯する。その他、賛同した100人の若者から、志の高い20人が選抜され、現地を訪れることが決まっている。大学生を始め、昨年のミラノ万博に関わった栄養士、スタイリスト、起業家、トレーナーなど様々な人材で構成されているという。 企画書によれば、総経費は約1千万円ながら、「飛行機代、滞在費すべて実費で支払済みです」と気合は充分。期間中は日本食、折り紙など文化発信イベント、薬学生によるリオ五輪の環境問題調査なども行なう方向だ。 このリオ五輪での出張サービスはプロジェクトの一端に過ぎない。「私は一旦帰国し人力車仲間にバトンを渡す。東京五輪に向けて9月、中国・大連から世界一周して日本へ帰ってくる予定です」。別のグループを組織して4年後、各地を分担して東京を目指す。 「国によっては人を乗せられるところと、乗せることのできない場所があるため、柔軟に対応していく。大人と若者が協力し、64年大会を超えるような東京五輪を一緒に作りたい」と意気込みを寄せた。 □関連コラム□大耳小耳 リオ五輪の出張サービスを皮切りに、4年後の東京五輪へ向け、世界一周企画を打ち立てた田中喬祐さん。人力車文化の幅広い発信にも意気込んでおり、五輪版のジャパンハウスとの連携も視野に入れているよう。「施設を訪問する外国人関係者を玄関まで運ぶ」という構想もあるようだ。同館を訪れる世界のVIPも、わざわざ日本から運び込んだ人力車の〃おもてなし精神〃に驚くこと請け合い?!
サンパウロ日伯援護協会の菊地義治会長と足立操事務局長が8日、サンパウロ市ビラ・マリアーナ区にあるブラジル熊本県文化交流協会(田呂丸哲次会長)を訪れ、熊本地震被災者への義援金を贈呈した。 援協では、地震発生直後から義援金の呼びかけを開始。理事をはじめ、職員や運営委員、地区委員、一般の来訪者から義援金を募った。また、日伯友好病院やサントス厚生ホームでも同様に募金活動が行われた。 この結果、援協本部では5898・05レアルと日本円で2万円、日伯友好病院では1万8020レアル、サントス厚生ホームでは610レアルが集まり、合計2万4528・05レアルと2万円が同県人会に寄付された。 援協の菊地会長は「この義援金が少しでも役に立てば。本部や病院の職員には2世、3世が多いが、喜んで協力してくれた。困った人を助けるという援協の信念が消えないよう、日本で何か起こった時はこれからも協力していきたい」と述べた。 義援金を受け取った田呂丸会長は「本当にありがたい。義援金には多くの方の協力があり、日系コロニアの力を感じた。助け合いこそ日本人の精神。同時に一刻も早く届けなければという責任を感じている。義援金で熊本の人々に一日でも早く笑顔が戻ってほしい」と話した。 義援金はこれまでに総額で約30万レアルが集まっている。為替銀行を通じ、熊本県庁の口座に来週振り込まれる予定。また、義援金協力者や団体はすべて一覧にして届けられる。 サンパウロ新聞 2016年6月10日付
Nos dias 08, 09 e 10 de julho, acontece no São Paulo Expo Exhibition & Convention Center...
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