3日に泉田裕彦県知事、早川吉秀県議会議長などを迎え県人会創立60周年記念式典を挙行したブラジル新潟県人会は、泉田知事の来伯を記念して8~10日のフェスティバル・ド・ジャポン会場で「新潟物産展」を行う。
新潟物産展は、新潟県内で生産されている商品や特産物などを即売するもので、3年前の戦後移住60周年記念式典に来賓として出席した泉田知事の来伯記念に新潟県人会とサンパウロ新聞社共催で行ったのが最初で、今回が2回目となる。
3年前に即売した同県の刃物の産地・三条市の包丁をはじめ、ブラジルには少ない新潟県産の砥石は完売するほどの盛況を博した。
今回即売されるのは前回同様、家庭用の包丁(刺身包丁、菜切り包丁、出刃包丁)をはじめ板前さんなどプロが愛用する包丁も並ぶ。また、魚の小骨などを抜く料理用ピンセット、砥石なども用意されている。
また、酒どころ新潟を代表する名酒「八海山」が各種用意されており、「菊水」なども出品される。
さらに、新潟県が本社の亀田製菓のお菓子類も数種類用意され、同社がタイで生産しているあられも特別に出品される。
ちょっと変わったものではS&B食品が同県内の工場で生産しているカレールー各種が並ぶ。前回も出品していたが、日本人や日系人にはなじみが深く購入した人も多かった。しかし、カレーになじみのないブラジル人はどのような味が分からないため「どんなものなのか」との質問が多かった。このため、今回は、毎日数量限定でカレーライスの試食を出して、カレーライス普及に一役買う。
南雲良治新潟県人会会長は、「新潟の物産や新潟の企業が生産した物産を展示、即売することで、少しでも新潟県を理解してくれればありがたい。会場で即売する商品は、すでにブラジルに輸入されているものばかりだが、市価よりも格安で販売するので会場を覗いてほしい。また、毎年販売している人気の白餅なども販売しているので立ち寄ってほしい」と来場を呼び掛けている。
同物産展の場所は、各県人会が並ぶ郷土食コーナーの一角で、ブース番号は53番。大きな「新潟物産展」の横幕が目印となる。
なお、同物産展は、商品を提供した八海山酒造、S&B食品、亀田製菓などが協賛し、輸出元の㈱ワールドリンクス、輸入元の㈱ゼンダイが協力している。
サンパウロ新聞 2016年7月7日付
