06/03/2026

Dia: 21 de julho de 2016

 【既報関連】8月に開催を控えるリオ五輪に向けて最終となる「第4回オリンピック・パラリンピック連絡協議会」が15日、在リオ・デ・ジャネイロ総領事館で開かれた。  多発するテロの影響を受け、かねてより検討されていた女子マラソンの集団観戦の計画を中止することが決定された。ブラジル政府側からもテロや治安対策への注意喚起が促されているという。関係者によると「あくまでも連絡協議会の事業として中止になっただけで、応援を禁止しているわけではない」と説明した。  リオデジャネイロ・オリンピック・パラリンピックリオ総領事館特設ページには、強盗などの被害に遭った場合に文民警察署に提出する日本語訳付きの被害届が新たに掲載されている。  サンパウロの各日系団体の動きとしては、サンタ・クルス病院が期間中、リオに日本語対応のできる医師と看護師を派遣することが決定した。また、援協では緊急連絡先が書かれたカードを3000枚配布している。さらに、文協のオリンピック特設ホームページにはブラジル側からのアクセスが伸びているという。  13日に在サンパウロ総領事館で開かれた記者ブリーフィングで中前隆博総領事は「総領事館や日系団体がリオ五輪に向けて行っている取り組みを、どう宣伝していくかが大きな課題」と話した。 サンパウロ新聞 2016年7月21日付
 沖縄県人会ビラ・カロン支部(上原テーリオ支部長)は「第14回おきなわ祭り」を8月6日午前11時~午後9時、7日午前11時~午後8時にサンパウロ(聖)市ビラ・カロン区の同支部会館そばの広場(Praça Haroldo Daltro s/n)で開催する。去年との変更点は、会場のグランド整備の関係で内側はステージの鑑賞のみになり、屋台などの出店や食事スペースは会場周りの外側テントで行うので注意が必要。  同祭は例年2万人以上が来場する聖市東部の恒例イベント。今年は飲食店とバザリスタそれぞれ50店、計100店以上が出店し、ヤギ汁、沖縄そば、サーターアンダギーなどの沖縄料理や、衣類雑貨、CDなど多種多様な商品が並ぶ。  ステージでは600人の演者による琉球国祭り太鼓、三線、空手、ダンス、歌や踊りなど様々な琉球芸能が2日間にわたって披露される。さらに、沖縄に留学経験のある若者が空手、茶道、仏壇、琴などの歴史や成り立ちを説明するブースや、生け花、漫画、日本語などを教えるワークショップも開催する。  案内に来社した上原支部長、比嘉セルジオ同祭実行委員長、照屋武吉副支部長は「去年は1万5000キロの食料品などの寄付も集まり、日系を含め11カ所の施設に送ることができ、ありがとうございました。今年も大勢のご来場をお待ちしております」と当日の来場を呼びかけた。また、駐車場のスペースが少ないので、地下鉄カロン駅下車後のバスの利用も勧めている。  入場無料だが、保存食品1キロ分の持参が必要。集まった食品の半分は日系団体の施設に、残りの半分はブラジルの施設に寄付される。  問い合わせは同支部(電話11・2296・1120)まで。同祭ウェブサイト=(www.okinawafestival.com.br) サンパウロ新聞 2016年7月21日付
「移民のふるさと」への思い馳せ  グァタパラ農事文化体育協会(茂木常男会長)は16、17日の両日、サンパウロ(聖)州グァタパラ移住地の同会館で入植54周年を祝う入植祭及び収穫祭を開催し、16日には先亡者慰霊ミサと記念式典が行われた。かつての入植者をはじめ、地元や聖市などから多くの人が訪れ、「移民のふるさと」グァタパラに眠る先人たちへ思いを馳せた。(山野美桜記者)  16日午前10時からモンブカ墓地で行われた慰霊ミサには、在聖総領事館の中前隆博総領事、岩嶋健次領事、那須隆一JICAブラジル事務所所長、松尾治文協副会長、尾西貞夫援協副会長、渡辺進南米産業開発青年隊協会会長、前田進コチア青年連絡協議会会長、ブラジル新潟県人会の南雲良治会長、吉田直人サンパウロ日本人学校校長をはじめ、ノルベルト・セリー・グァタパラ副市長ら約80人が参列した。  青空の下、聖歌斉唱が行われ、同地に眠る笠戸丸移民と220人の先亡者に思いを馳せながら、参列者一人一人が「拓魂」と刻まれた慰霊碑に献花した。  午前11時頃から同文協横の屋外イベント場で行われた記念式典では、地元マーチングバンドにより日伯両国歌と市歌が演奏され、華やかな幕開けとなった。  あいさつに立った茂木会長は「グァタパラ移住地では少子高齢化問題は避けられず、人口の減少も心配させられるが、家業を継ぐ家族も徐々に増えてきているように感じ、心強く思います。次世代を担う後継者に当グァタパラ文協としても支援し、力を合わせていきたい」と今後の展望を語った。  また中前総領事はあいさつで「108年前、笠戸丸に乗って来られた最初の移住者の方々が働かれたのがここグァタパラのコーヒー農園。私どもブラジルに関わる者にとって忘れることのできない歴史」と語り、同地のさらなる発展を願った。  当日メーンステージでは、太鼓、歌、踊りなど2日間で計97の演目が行われたほか、午前5時から集まった婦人部により作られた食事コーナー、同地日本語学校の生徒による書道や絵画の展示や収穫祭が行われ、賑わいを見せた。  収穫祭では、農事部が会員家庭に種や肥料を配り、毎年この時期に合わせて各家庭で丹念に育てられたレンコンやしめじ、にんにく、らっきょう、とうもろこし、ジャブチカバのほか、卵や米などが展示され、17日には販売も行われた。農事部の大野卓治さん(34、2世)によると「昔はたくさんいた養鶏家も少なくなり、米農家も今では2家族しかいない。グァタパラは乾燥しているので、農作物を育てるには条件が悪い。農業で生計を立てる日系人はかなり少なくなってしまったけど、年に1回の収穫祭をみんな楽しみにしている」と話した。  1963年に入植し、1年半同地で過ごした久保ユキエさん(69、佐賀)と5年間過ごした山本さだ子さん(66)姉妹は聖市から4年ぶりに同地を訪れ、「元近所だった人や同船者に会ってゆっくり話ができて楽しかった。50周年の時にも来たけど、あの時は忙しそうであまり喋れなかったからね」と口を揃え、思い出話に花を咲かせていた。  茂木会長は同祭を振り返り、「入植祭は毎年賑やかになってきている。グァタパラは他に比べると1世が多いが、確実に少なくなってきている。でも、日本人のお祭りなので、なるべく日本語でやっていきたい。この伝統的な入植祭が今後も長く続くことを確信しています」と笑顔で語った。 サンパウロ新聞 2016年7月20日付
県人会、地元の人々との交流深め  岐阜県人会(青山高夫会長)主催の第38回岐阜県農業高校海外実習生を歓迎するシュラスコ昼食会が17日、サンパウロ州サンミゲル・アルカンジョ市コロニア・ピニャール(福井村)で行われた。 当日は、同県人会会員が午前7時にサンパウロ(聖)市リベルダーデ区グロリア街の県人会館前に集合して出発。一行は同11時15分、目的地のコロニア・ピニャール在住の資産家である天野鉄人氏の宿泊施設に到着した。聖市内では肌寒い曇り空だったが現地では快晴となり、県人会員一行は水曜日(13日)からコロニア・ピニャールの「福井村」近辺の農場で研修していた同海外実習生10人と合流した。  実習生たちは同地の日系農場で、酪農、トマト、キュウリ、ブドウ、デコポン、ビワ、アテモヤなど飼育や収穫実習を行った。  食事の前に、同実習生の生徒代表である岐阜県立岐阜農林高等学校2年動物科学科の中島百悠(もゆ)さんをはじめ、同校3年動物科学科の野網風子(ふうこ)さん、大垣養老高校3年環境園芸科の安藤潮(うしお)さん、同校2年大島邦英人(くにひと)さん、郡上高校3年森林科学科の山田健人(けんと)さん、加茂農林高校2年生産科学科の近藤圭馬(けいま)さん、恵那農業高校2年食品科学科の古井あすかさん、同高2年の山本翔太さん、飛騨高山高校3年園芸科学科の黒木康佑(こうすけ)さん、同校2年環境科学科の若山祐太朗さんが、それぞれ自己紹介した。  国井宏祐岐阜県人会副会長、天野氏、福井村の山下治氏のあいさつ後、同地在住の日系人も駆けつけ、一緒に食堂でサンパウロから来た岐阜県人会会員の一品持ち寄り手料理と豪快なシュラスコを昼食として堪能した。  食事後はみんなでビンゴ大会を行ったり、同実習生たちが持ってきた音楽で全10曲ある郡上(ぐじょう)踊りの中から2曲「かわさき」と「春駒」を踊り、実習生から県人会各参加者にプレゼントの贈呈と参加者全員で「ふるさと」と「明日がある」を熱唱し、今後に向け一層の親睦を深めた。最後に天野図書館前で参加者全員で集合写真を撮った。  親子で参加していた中田博之さん(53、3世)は「天気も良くなり本当に良かった。皆にいっぱい食べてもらえて、一緒に話せて楽しかった」と語り、同氏の子息で過去に岐阜県県費留学生として訪日経験もある中田和男さん(26、4世)は「日本での皆さんに良くしてもらったので、今度は僕達がお返しをする番」と笑顔を見せた。 昼食会は短い時間だったが、実習生たちはコロニアの人々と心が通ったようで皆、名残惜しい面持ちだった。その後、一行はサンパウロへ戻り、午後6時40分に解散となった。  岐阜県人会理事の長屋充良さんは「今年も継続して皆さんと交流を深めることができて嬉しい。母県岐阜とのつながりを深めながら、実習生に多くのことを吸収してもらいたい」と話した。 サンパウロ新聞 2016年7月20日付
ニッケイ新聞 2016年7月20日  南米浄土真宗本願寺派(通称西本願寺)の久保光雲開教使による講演会が、23日午後2時から聖市の広島文化センター(Rua Tamandare, 800)で行なわれる。テーマは『極楽への旅路』。同センター主催、日語のみ。入場無料。  画家でもある久保開教使は、先月に落慶した新モジ・ダス・クルーゼス本願寺のふすまと内陣に、約10カ月をかけて極楽浄土の絵を制作した。その作業を見た同センターの平崎靖行会長が企画を提案した。  講演ではふすま絵をスクリーンに映しながら、そこに描かれた蓮の花、孔雀や鸚鵡、2つの頭を持つ共命鳥などの由来を通し、極楽浄土に至る道を解説する。  広島出身の同開教使は、京都市立芸術大学を卒業後、日本と米国にて絵画展と法話会を開催。龍谷大学大学院で真宗学を修め、昨年当地へ赴任した。著書に『光雲な毎日』(コスモスライブラリー刊)。  伯国での初の講演に、「高齢化が進む日系社会だが、『いつ死んでも大丈夫』という安心を得ておくのは大切なこと。仏様からのプレゼントを、あなたも頂いてみませんか」と、人生の〃終活〃に向け参加を呼びかけている。  問い合わせは同県人会(11・3207・5476)まで。   □関連コラム□大耳小耳  23日に講演会を開く西本願寺の久保光雲師は広島出身。第二次大戦で原爆が投下された事実に、大きな影響を受けたという。親族に被爆者がおり、母校の広島女学院でもよく「広島に生まれた責任は重い」と言われた。広島人として果たせる責任を問い続け、仏教に答えを見出した久保師。彼女のホームページ(http://koun18.com)では、聖市の西本願寺で土曜日午前7時から行なっている法話の動画を公開。浄土真宗の教えを分かりやすく解説している。興味のある方、一度のぞいてみては。
ニッケイ新聞 2016年7月20日  岐阜県教育委員会による『第38回岐阜県農業高校生海外実習派遣事業』で、県内の高校生10人が11日から当地で研修に励んでいる。聖市内の視察を経て13日からはコロニア・ピニャール(福井村)へ。5組に分かれ各農家での実習に臨んだ。  びわなどの果樹栽培が盛んな同地では摘葉、剪定、収穫など実際に作業を体験した。山下治元文協会長の農地を訪れた山田建人さん(郡上高3年)は、「後継者育成のため、手間ひまをかけない農業が最善と考えていた。でも山下さんは50ヘクタールの土地を全て手作業で行なっていて、丁寧な生産の姿勢こそ大切だと学んだ」と驚きを交えて語った。  畜産を学ぶ生徒代表の中島百悠さん(岐阜農林高2年)は、「大規模な土地での飼育とあって群に分け管理していた。日本にはない考え方だった」。安東潮さん(大垣養老高3年)は、「トマトやきゅうりなど暑い気候を生かした農業を営んでいる」と話し、「実習を受けるにつれ知識不足を痛感した」と、それぞれ刺激を受けた様子だった。  また副代表の古井あすかさん(恵那農業高2年)は、聖州レジストロと姉妹提携を結ぶ中津川出身。「給食でブラジル料理も食べていた」と、身近に感じていた当地を訪れ、「農薬を使わない日系農家が多く、いかに手間を掛けて安全に生産しているかを知れた」との手応えを語った。  同地での実習最終日17日には、岐阜県人会が日帰りピクニックを企画。会員持ち寄りの食事を囲みつつ、郡上踊りなどの余興で親睦を深めた。県人会の国井宏祐副会長は、「38回目の派遣団をお迎えでき嬉しい。農家での実習、県人会との交流を経てブラジルを肌で感じてほしい。将来に役立つ経験を積んで」とエールを送った。  派遣団は同日、県人会員らと共に一時帰聖しオランブラ、イトゥーなどを訪問する。24日に離伯し、次の実習地オランダへ向かう。   □関連コラム□大耳小耳  11日に着伯してから現地で研修する岐阜県の農業高校生ら。最近の派遣団はインターネットで日々の活動を報告しており、彼らもサイト(www.geocities.jp/kaigaihaken2016/)を立ち上げ、毎日更新している。当地での実習以外に、事前研修や機内の様子なども。写真も多くあって読みやすい内容となっているので、がんばる若者を応援する気持ちで訪れてみて。
ニッケイ新聞 2016年7月19日  国際交流基金の招聘による日本の2人組ダンスユニット「Hilty&Bosch(ヒルティ・アンド・ボッシュ)」と、口で様々な楽器音を奏でるヒューマンビートボックス奏者のREATMO(リトモ)。第19回日本祭り(8~10日)に始まり、11日午後には聖市内モンテ・アズールの青年たちと2時間に及ぶダンス交流、12日にはツアー最後となるMASPの公演を割れんばかりの拍手喝采で終えた。  世界各地で公演を行ってきたYOU(ユウ)さんとJIN(ジン)さんだが、伯国は初。 11日午後、モンテ・アズール住民協会文化センターで行われた交流会には、近隣の子どもや青年ら、60人ほどが集った。リモトさんが口で様々な楽器音を奏で、犬の鳴き声から有名な洋楽などを再現して会場を沸かせた。 「Hilty―」も3人の地元青年にダンスを指導。最後は全員で共演した。質疑応答ではたくさんの質問が寄せられ、即席サイン会で熱烈な歓迎に応えた。 翌日のMASP公演では、リトモさんが口で刻む楽器音と共に、それに呼応する形で二人組が圧巻のパフォーマンスを見せ、犬の鳴き真似をする場面では、観客席からは笑いの渦が巻き起こり、会場は熱狂。記念撮影では我先にと駆け寄り、会場が一体となった。 ユウさんは「陽気な国民性で盛り上がるのではという期待があった一方、初めての土地で楽しんでもらえるのかという不安も」という。ジンさんは「伯人観客は話をきちんと聞いて、上手いタイミングで乗ってくれた。こちらとしても非常にやりやすかった」と手応えを感じたようだ。 会場からは「こんなに上手く観客を盛り上げる日本のグループを見たのは初めて」と賞賛の声も。リトモさんに秘訣を聞くと「技を高めることも重要だが、それよりもいかに観客の心を掴み、巻き込んだエンターテイメントにするか。その意味において、ユーモアを常に大事にしている」とのこと。 海外最大規模の県連日本祭での公演に関して、日系社会の印象を聞くと3人とも「日本で聞いていたよりも、想像以上の規模で驚いた」と率直に語り、「当地での日本人に対する敬意を強く感じた。ここまでの信頼を築いた先人たちに感謝したい」と感慨深げに語った。
 広島県人会(平崎靖之会長)主催の「南米浄土真宗本願寺派(西本願寺)の久保光雲(こううん)開教使による講演会」が、23日午後2時から午後3時までサンパウロ市リベルダーデ区のブラジル広島文化センター(Rua Tamandaré, 800)で開催される。  村上佳和副会長によると、6月26日に落慶法要が行われたモジ・ダス・クルーゼス本願寺(清水円了主管)は、地元篤志家・堀井文夫氏と柴田グループが土地と建物を寄付したことで有名であり、落慶法要には約1300人が参加した。  昨年7月にブラジルに赴任した久保氏は同寺内陣(ないじん)のふすまに、幅約5メートル高さ約2・5メートルの極楽浄土の絵を約10カ月かけて制作した。久保氏の絵は、その鮮やかな色使いから地元の人々と各地の本願寺信徒の間で評判を呼んでいる。  広島県出身の久保氏のブラジルでの講演は今回が初めてで、当日はモジ本願寺の絵(蓮の花、孔雀、鸚鵡(おうむ)、頭が2つある共命鳥など)の写真をスクリーンに映し、極楽浄土に行く道を説き、宮島、平和公園、広島市立美術館などの写真も展示される。  久保氏は、「身内に原爆による被爆者を持ち、広島に生まれた者として果たせる責任を問い続け、仏教に答えを見出した」と話し、次山千枝子事務局長も「若い人にも芸術を通して仏教に興味を持ってもらいたい」と、来場を呼びかけた。  問い合わせは同県人会(電話11・3207・5476)まで。 サンパウロ新聞 2016年7月19日付
ニッケイ新聞 2016年7月15日  公的年金または恩給受給に必要な在留証明の交付申請について、在聖総領事館が申請方法を呼びかけている。 在留証明書を申請する場合、同館で配布の在留証明願ほか以下のいずれかが必要。▼有効な日本国旅券▼顔写真付きの伯国身分証明書(イデンチダーデ)▼過去1カ月以内の認証付き写し(コピア・アウテンチカーダ) また受給申し込みには各種申請書に加え、現住所記載の公共料金領収書と、過去に提出したことがない者は戸籍謄本(抄本)の原本も必要。 申請は原則本人。やむを得ない場合は委任状をもって代理でも可。郵送でも受け付け。私的年金以外は手数料無料。 担当者は「手続きも簡単。郵送でも無料で申請できます」と呼びかけている。問い合わせは同館(11・3254・0100/戸籍国籍証明班)まで。受付は平日午前9時~正午、午後1時半~5時。
 8日~10日まで聖市のサンパウロ・エキスポ・センターで開催された第19回日本祭りに、筑波大学のブースが出展された。同大学は12の国・地域に海外拠点を設置しており、国際化に力を入れている。2014年にサンパウロ大学と協定を結び、15年4月から両大学に事務所が開設された。文部科学省との契約で同月から留学コーディネーターとして筑波大学サンパウロオフィスに駐在する八幡暁彦氏(73、東京)は同大学最初の海外拠点であるチュニジアで7年間の赴任経験を持つ。  留学コーディネーターの八幡氏は、筑波大学のサンパウロオフィスを拠点に日本留学の魅力を発信し、伯国から日本の全大学に留学する学生のサポートを行っている。同氏によると、筑波大学とサンパウロ大学間の学生の行き来は徐々に活発になってきているという。将来的には学生のみならず、研究者や大学職員の行き来も計画しており、「お互いの大学の良いところを共有していきたい」と八幡氏は話した。  同祭に出展された筑波大学のブースでは、日本の大学への留学に興味がある来場者との相談会が開かれた。当日は25大学のパンフレットが用意され、日本に留学経験のあるOBやOGがボランティアとして参加し、日本留学の魅力を発信した。  2011年から14年まで東京工業大学に留学し、化学工学の博士号を取得したブルーノ・ラモスさん(30)は「一番人気のある学部は経済学部、大学は東京大学。日本に留学したい人には、自分の経験を話してその人が学びたい分野によってどの大学が良いか、パンフレットを用いて説明しています」と話した。  また、八幡氏は「日本に興味のある若者だけでなく、年配の方も子どもや孫のために日本への留学制度について尋ねてくる人が多い」と話し、「サンパウロは日系社会との関係が深いので、日系社会と連携していくことが重要。地に足がついた協力関係を結んでいき、紙面上の契約だけでなく実績を積み上げていきたい」と今後の展望を語った。 サンパウロ新聞 2016年7月16日付