次山事務局長、久保開教使、村上副会長(左から)

広島県人会(平崎靖之会長)主催の「南米浄土真宗本願寺派(西本願寺)の久保光雲(こううん)開教使による講演会」が、23日午後2時から午後3時までサンパウロ市リベルダーデ区のブラジル広島文化センター(Rua Tamandaré, 800)で開催される。
村上佳和副会長によると、6月26日に落慶法要が行われたモジ・ダス・クルーゼス本願寺(清水円了主管)は、地元篤志家・堀井文夫氏と柴田グループが土地と建物を寄付したことで有名であり、落慶法要には約1300人が参加した。
昨年7月にブラジルに赴任した久保氏は同寺内陣(ないじん)のふすまに、幅約5メートル高さ約2・5メートルの極楽浄土の絵を約10カ月かけて制作した。久保氏の絵は、その鮮やかな色使いから地元の人々と各地の本願寺信徒の間で評判を呼んでいる。
広島県出身の久保氏のブラジルでの講演は今回が初めてで、当日はモジ本願寺の絵(蓮の花、孔雀、鸚鵡(おうむ)、頭が2つある共命鳥など)の写真をスクリーンに映し、極楽浄土に行く道を説き、宮島、平和公園、広島市立美術館などの写真も展示される。
久保氏は、「身内に原爆による被爆者を持ち、広島に生まれた者として果たせる責任を問い続け、仏教に答えを見出した」と話し、次山千枝子事務局長も「若い人にも芸術を通して仏教に興味を持ってもらいたい」と、来場を呼びかけた。
問い合わせは同県人会(電話11・3207・5476)まで。
サンパウロ新聞 2016年7月19日付
