ONGSESHI ビジネス日本語学校 代表者:村信 政幸 所在地:Av. da Liberdade, 486- 2°andar – Sala 205, Liberdade, São Paulo 連絡先:TEL (11)...
Dia: 5 de outubro de 2016
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ニッケイ新聞 2016年10月1日 ブラジル離任が発表された梅田邦夫特命全権大使が先月29日、サンパウロ市にある本紙編集部へあいさつに訪れた。2014年3月の着任から2年7カ月。話題の多かった任期中を「激動の時代」と振り返りつつ、「たくさんのご支援を頂いた」と日系社会に対し感謝を伝えた。 サッカーW杯やリオ五輪といった一大イベントを終え、外交120周年での皇室ご来伯に、安倍晋三首相も2度にわたり当地を訪れた。「無事に終えてホッとしている」と安堵し、様々な成果を口にした。 五輪では400人もの有識者が日本から訪れ、「東京に何を持ち込めるか、そんな成果を持ち帰ってくれたはず」。「参考にすべき」と言う点に節約型運営、ホワイト・エレファント(無用の長物)を残さないこと、大会演出の巧みさやボランティアの活躍を挙げ、バリアフリー対策は「もっと改善できる」と指摘。東京大会の成功を願った。 約2年半の間に76回の出張を重ねた。サンパウロには実に39回、リオにも15回訪れた。さらに18の州を訪問し、知事との会談機会を持つなど精力的に動き回った。入植100周年を迎えた平野植民地ほか、パラー州のトメアスー、サンタカタリーナ州のラーモスなど多くの移住地にも訪れ、「想像以上の歓迎だった」と喜び。ブラジリアの老人会にも訪問するなど、気さくな人柄はコロニア中で親しまれた。 秋篠宮ご夫妻のご来訪には「各地で熱い歓迎があった」とし、移住者が抱く皇室への思いを目の当たりに。同年には外交樹立120周年を記念した公聴会が上下院で実施され、「こんな国は他にない」と常々称賛してきた。 安倍さんの来訪も大きな転機になった。JICAボランティアの増員につながり、「日系社会との連携強化は最重要案件の一つだった」と語る。その間、議員や軍事交流も始まった。 世界最大のコロニアに対し「日本の国益に直結するという意識で取り組むべき」と日本側へ訴え、「インフラ、治安改善、教育、医療など日本の制度を活用することでより強固な協力関係が築ける」と展望した。 デカセギ子弟や帰伯者の教育は「日伯共通の課題」として捉える。また伯国内の動乱に「変改を見届けたかった」との悔いは残るが、様々な課題は「後任に引き継ぎたい」と思いを託した。 今月上旬の離任に先立ち、同日夜には文協で送別会が行なわれた。150人以上の日系人や駐在員が駆けつけ、笑顔で別れのあいさつが交わされた。 リオの日系団体を統括するリオ州日伯文化体育連盟の鹿田明義理事長は、「五輪を中心に気遣いをして頂いた」と話し大使の離国を惜しんだ。呉屋春美文協会長も「常にコロニアに気を配って頂いたことが、何よりも嬉しかった」と感謝を重ねた。 □関連コラム□大耳小耳 惜しまれつつ離伯することになった梅田邦夫大使。政治経済の動乱も大使にとっては良い経験になったとか。大統領罷免や一連の汚職事件には「学ぶことが多かった。外交官冥利に尽きる」。W杯や五輪に加え、安倍総理や皇室のご来伯にも立ち会うなど、実に多忙な任期だったはず。唯一の心残りはジウマ大統領(当時)の訪日延期か。そこは後任の佐藤悟外交官に期待。
ニッケイ新聞 2016年10月1日 広島文化センターと長崎県人会が先月25日、平和卓球大会を初開催した。被爆両県の県人会が、平和活動の一環として共催。27人の出場者が個人戦で優勝を争った。 競技に親しむ長崎県系人が多かったことから、卓球が選ばれたという。会場となった聖市の広島文化センターには4台の卓球台が並べられ、午前8時半から午後2時まで競技を行なった。 優勝したのはムナカタ・アレシャンドレさん(33)。野村アウレリオ聖市議による記念プラッカが贈られ、上位入賞者にもトロフィーが授与された。 報告に訪れた広島の平崎靖之会長は、「初開催とあってどう運営できるか不安もあった。でも好評で、来年はもっと集ろうとの声があった」と喜び。次回に向け「先月立案したばかりで、原爆投下の8月に間に合わなかった。来年はその時期に合わせて開催したい。選手が増えれば、年代別や団体戦など拡大できるかもしれない」と意気込んだ。 戦争や原爆について、広く知ってもらうことが目的の一つ。昼食時には婦人部が用意した料理を囲み、ちびっ子から大人までの選手を含めた約40人の参加者が交流した。
アペル、若林、本橋の3氏を祝い 【既報関連】平成28年度外務大臣表彰の在サンパウロ(聖)総領事館管内での伝達・祝賀式が、9月27日午後3時から聖市モルンビー区の同総領事公邸で行われ、アルビラ・アペル(52)、若林和男(85、兵庫)、本橋幹久(80、鳥取)の3氏が受章した。日系5団体の各代表者が来賓として出席し、家族・友人ら約50人が見守る中、中前隆博総領事から表彰状と副賞の正絹風呂敷が手渡された。 当日は日伯両国歌斉唱後、受章者3氏の功績が読み上げられ、伝達式が行われた。表彰状と記念品を手渡した中前総領事は「御三方がこれからの日伯友好関係を担う若者たちの手本となることを期待し、今回の表彰でさらなる励みになれば」と一層の活躍を願い、3氏の貢献を称えた。 アペル氏はカンポ・グランデ・セントラル観光マーケット協会会長として沖縄移民が伝統的に多い南マット・グロッソ州カンポ・グランデ市で、「フェイラ・デ・ソバ」の会長を2006年から10年にわたり務めている。集客力を高めるために週末ごとにイベントを実施。沖縄そばのモニュメントを設置し、ソバソングのコンテストを行うなど沖縄そばの普及に貢献した。 アペル氏はあいさつで「この受章はカンポ・グランデの日系団体をはじめとした私たちのコミュニティーのもの。とても嬉しく思います」と喜び、「でも、私がやりたいことはまだ半分ほどしかできていません。カンポ・グランデを経済的に盛り上げ、より良い街にしていきたい」と今後の抱負を熱く語った。 美術家の若林氏は約50年間、伯国で絵画活動を行い、サンパウロ国際ビエンナーレを含む多数の展覧会に参加。ブラジル外務省賞をはじめとする賞を受賞している。漆工芸の技法や日本の古典から引用された図柄を生かした作品などを発表し、日本の伝統をブラジル人に分かりやすい形で伝達。後進の指導にも尽力し、日伯文化交流のため献身的な活動を行ってきた。 若林氏は「身に余る受章で非常に嬉しい。個人の表彰ではなく、ブラジルの美術界の中で戦ってきた仲間すべてに対する受章だと思っております」と感謝の言葉を口にし、「これからは我々の美術仲間の仕事に少しでも役立てるよう、今まで以上に集中して貢献していきたい」と意気込んだ。 ブラジル日本都道府県人会連合会前会長の本橋氏は、同連合会と日本の地方自治体との交流促進に貢献。伯国内日系社会のみにとどまらず、南米各国の日本人移住地・コミュニティーを訪問し、日系団体ネットワークの構築に尽力。また、ブラジル鳥取県人会会長として「サンパウロ・鳥取友好の森」植樹プロジェクトを推進し、日伯友好親善と自然環境保護活動に貢献してきた。 本橋氏はあいさつで「今回、私が表彰していただけるのは県連の会長を務めたから。会長としての義務を果たしただけで、貢献できたかは分かりませんが、県連が世間に評価されたという意味では非常に喜ばしい」と受章に対する思いを語った。現在は県連の執行部役員を引退した同氏だが、「『日本祭り』や『移民のふるさと巡り』などのすでに行っている意義ある行事に力を注ぎ、慰霊碑維持のための基金を作ることが今後の目標」と具体的な方針を語った。 受章者のあいさつ後、呉屋春美文協会長が乾杯の音頭を取り、出席者一同が3氏を祝福した。 サンパウロ新聞 2016年10月1日付
