汎アマゾニア日伯協会は、10日から15日まで、同協会内で、第83回アマゾン日本人移民の日、「9月16日」を祝って、恒例の日本週間を開催した。9月16日は、アマゾン日本人移民入植80周年記念を祝し、日本人移民を称えるパラー州令、ベレン市令によって、パラー州及びベレン市の日本人移民の日として法令化されていることは、日系社会にもあまり伝わっていなかった。
日伯協会では、新組織として誕生した、北伯県人会協会(4月1日発足。16道・県が参加)と前記法令が日系社会にもあまり認識されていないことからその周知徹底を図った。州と市の法令名と制定日を会場の正面の雛壇に掲載。北伯県人会協会の発足については、同協会々員の協力を得て、販売・展示希望県の郷土食(北海道・香川県・群馬県・広島県)の販売やパンフレット等の展示(栃木県・福島県・宮崎県)を試みた。また、県連協会はブラジル日本都道府県人会連合会々長を招聘し、その発足を宣伝した。
10日から13日までは、日本料理・習字・生け花・琴・折り紙・日本舞踊等のミニ講座とワークショップが開かれた。また、ベレン総領事館提供の日本映画(がんばっぺフラガール、 ロック・わんこの島、 エクレールお菓子放浪記,雲のむこう、 約束の場所、 春との旅、 カルテット)が上映された。
14日には、ベレン総領事夫妻、首席領事夫妻、副領事夫妻、副領事、商工会議所会頭、会議所第一副会頭、会議所第二副会頭、市会議員や北伯県人会協会の招聘にこたえ、サンパウロからブラジル日本都道府県人会連合会々長等が来賓として出席。約2000人の参加者のもと、アマゾン日本人移民83周年記念式典を祝った。式典は、日伯両国歌斉唱、先亡者への1分間の黙祷。日伯協会々長挨拶、各来賓祝辞の後、アトラクションの琴・太鼓・日本舞踊・剣道等を披露した。
今回はこうしたアトラクションに、日系人及びブラジル人の若い世代が参加していて、観衆の喝采を浴び、日本文化がパラー州に根付いたことを物語っていた。
最終日の15日には、日伯協会正面のクアトールゼ・デ・アブリル通りを閉鎖して、盆踊りやヨサコイソウラン節などを近辺の住民や通行人に披露した。北伯県人会協会(北海道・群馬・香川・広島)の郷土料理が来訪者の興味を引いた。北海道(ニシン・サンマ・いちご大福・ジンギスカン)、香川県(讃岐うどん)群馬県(お好み焼き)等が店頭に並んでいた。宮崎県、福島県、栃木県もそれぞれの母県を紹介するパンフレットを展示していた。
日本週間に出店したある県人は、”こうした機会に母県の特産物を紹介できるのは、新組織が出来たお陰です。地理的にもサンパウロに依存していては、思うような活動も母県との交流や子弟の日本留学もままならない。 独立出来て嬉しいです。将来に向けて明るい道が開けました。”
“今さら県人会なんて・・・・”と反論する県もある中、サンパウロ並みとはいかないまでも、北伯に合った活動を喜んでいた。
北伯では母県と交流していない県もあるだけに、会長は無理やり入会を押し付けないで、すでに入会している希望県だけで新組織(北海道、福島、秋田、岩手、宮城、山形、群馬、栃木、静岡、山口、広島、香川、熊本、佐賀、宮崎、福岡が参加)を運営して行く事が望ましいと痛感した。
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アマゾンの日々ー忘れられ行く者の記録
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