【ベレン発】歩くすき間もないほどに詰め掛けた観衆で、会場はもはやパンク寸前―。第25回目を迎えたベレン名物の日本週間は、9月15日の最終日だけ でも5000人の人出を数え、前日と合わせて8000人の入場者となり、会場の汎アマゾニア日伯協会施設は一時、歩くのも困難な状況だった。
日本文化の普及並びに地域社会との交流を目的とし、在ベレン日本国総領事館との共催で毎年実施されている同催し。記念祭の折にはパラー州関係の大型施設を利用し、5万人ほどの集客力を誇る北伯最大の日系イベントとなっている。
週初めの10日からプログラムがスタートされ、折り紙、書道、日本料理、琴、生け花、盆踊り等の各種講習会が実施されていた。また、この期間中に合わせて同総領事館では州関係の施設で日本映画の上映も行っていた。
今年はべレン市内の各テレビ局からの取材が相次ぎ、連日のようにこれら講習会の模様をカメラに納めていた。その宣伝効果もあり、14日の開会式と 最終日15日には待ち構えていたように観客が会場に押し寄せ、駐車場のスペースを利用して設けられていた12の屋台の食べ物類は早い時間から売り切れ状態 となっていた。
今年発足した北伯県人会協会も参加し、香川、群馬、広島、北海道等の各県、道人会がさぬきうどんやジンギスカン、お好み焼きなどの郷土料理を販 売。このほか、栃木、福島、宮崎等の各県人会が県の特産物や観光用のポスターを展示し会場をにぎわせていた。また、サンパウロからブラジル日本都道府県人 会連合会の園田昭憲会長も駆け付け、県人会協会会員などとの交流やイベント開会式への参加もあった。
昨年から日伯協会前の道路を使ってのパレードも最終日の午後から実施され、鼓笛隊、盆踊り、よさこいソーラン等のチームが2時間にわたりその踊りを披露。周辺の住民たちも一緒にパレードを楽しんでいた。
2012年10月4日付
