平成24年度外務大臣表彰を受賞したパラー州カスタニャール市在住の岡島博氏(71、群馬)とベレン市在住の堤剛太氏(64、東京)に対する授賞式が、8日午後6時半より在ベレン総領事館公邸で催された。
この日、岡島、堤両氏の家族や関係者など約20人と、日系社会を代表して生田勇治汎アマゾニア日伯協会会長、及川定一アマゾニア日伯援護協会会長、神園良生パラー日系商工会議所副会頭たちが出席した。
公邸サロンに飾られた金びょうぶと日伯両国旗が授賞式を彩り、大岩玲首席領事の司会で進行。はじめに両氏の功績が阪野真司領事より紹介され、沼田行雄総領事より賞状と記念品が両氏に手渡された。
沼田総領事の祝辞に次いで岡島氏、堤氏の順で謝辞が述べられた。式典を締めくくる乾杯の音頭は生田日伯協会会長が発声を行い、総領事館が用意した日本料理で和やかな懇親会へと移った。
岡島氏は現在、岡島農商事有限会社代表取締役を勤める傍ら、北伯群馬県人会会長として540ヘクタールの原生林「群馬の森」を運営管理。アマゾンの環境保護に民間団体が取り組んでいるケースとして、内外に広く知られている。
また、ベレンから300キロの地点にあるパラゴ・ミナスの農園では、モギノ(マホガニー)2万本の大規模な植林事業を行ったり、ピメンタ(胡椒)生産では常に意欲的な農業経営を行ってきている。
堤氏は、汎アマゾニア日伯協会事務局長を25年にわたり勤めており、この間、アマゾン日本人移民60周年祭から80周年祭まで各移民祭の裏方として祭典を成功裡に導いてきている。また、アマゾン移民60周年記念誌(日語)、70周年記念誌(ポ語)の編纂に携わり、その後もアマゾン移民の足跡をたどり、その調査を継続し記録作成に取り組んでいる。
このほか、サンパウロ新聞ベレン支局長として約30年間にわたり、アマゾン日系社会の情報を内外へ発信し続けている。
2012年8月14日付
