ブラジル高知県人会(片山アルナルド会長)主催の「第1回ブラジル土佐祭り」が18、19日、聖市バラ・フンダ区のドトール・フェルナンド・コスタ公園内アグア・ブランカで行われた。
会場には2日間で約1万人(主催者発表)が来場し、アニメのコスプレショー、日系人によるストリートダンス大会やカードゲーム大会など若者向けのイベントが多く催され、たくさんの若者の姿が見られた。 18日午後1時からは太陽が強く会場を照りつける中、開会式が開かれた。片山会長はあいさつで、「これから若い青年部に頑張ってもらって、立派な土佐祭りをやってもらいたい」とエールを送った。
19日夕方には、メンバー25人による沖縄太鼓が野外舞台前で演奏され、会場には約400人の観客が集まり、同日で一番の盛り上がりを見せた。
日本のアニメ「鋼の錬金術師」のエドワード・エルリックのコスプレで同祭に参加したアンドレ・ルイスさん(27)は、「イベントは全体的にとても良かった。特にサムライと忍者の演劇が面白かった」と話し、家族と来場したフランシスコ・シルバさん(34)は、「陽気ですごく元気が出る祭り。1年間に何回もやってほしい」と希望していた。
野外舞台では両日で計28演目が披露されたが、日系団体の演目はわずか4演目(ラジオ体操、よさこい太鼓(2回)、沖縄太鼓)で非日系の団体による演目が大きな割合を占めた。
その背景には同祭を中心となって企画した高知県人会青年部(武田アウグスト青年部長)約30人の中に約10人の非日系人が所属していることも影響している。彼らを含み友人らも演目に携わったという。
同青年部のホウジ・リカルド・武さん(25、2世)は、「天気にも恵まれ、予想以上に成功しました」と語り、同青年部の中村千晶さん(36)は、「両日とも人が多く、全体的に良かった」と喜んでいた。
武田青年部長は「土佐祭りを有名にできたと思う。来年は今回よりもカード大会の規模を大きくしたい」と意気込みを見せる。
片山会長は「青年部が中心となった初めてのイベントだったので不安もあったが、随分青年部員たちが頑張ってくれた」と満足そうに話した。
2012年8月23日付
