素晴しく充実した一年間 鹿児島研修生思い出いっぱい胸に帰国
二OO八年度鹿児島研修生として一年間、ブラジルの企業で研修生活を送ってきた研修生四人が、研修生活を終え、六日帰国(うち一人は四月三日)した。
帰国に先立って挨拶に来社した下松八重ひとみ、有島弥生、上甫木久美子、宇住庵真弓さんはそれぞれ研修生活を振り返って次のように感想を述べていた。
ピラール・ド・スール日本語学校教師として務めていた宇住庵さん(広島大学卒業)は「最初は日本とブラジルの生徒たちの授業態度が異なるのに違和感を感じた。
日本では授業中の生徒はきちんと、受けるのにブラジルでは、友達同士でお喋りしたり、席を急に立ったりと、落ち着かない。しかし、指導していくうちに、生徒たちも指示に従うようになり、闊達で素直だと思うようになった」と述べた。
日系レストランで働いた上甫木さん(東京外国語大学ポルトガル語科卒業)は「言葉で苦労した。日本料理店だが経営は日本人ではなく、日系ブラジル人。客へのサービスもブラジルが多く、接客に戸惑うことが多かった」。
邦字紙社長秘書を務めた有島さん(鹿児島志學館大学卒業)は「いろいろと日系コロニアの社会のことを知ることが出来た。ありすぎるくらい。旅行もしました」。
同じく邦字紙の社会部記者として活躍した下松八重(歯科専門学校卒業)さんも「日本移民百周年記念の取材に参加出来、また、皇太子殿下のすぐお側近くで取材の機会が持て感激。いろいろと、コロニアの人と大勢、お逢い出来て、楽しい記者生活でした」と充実した研修だった様子。
四人とも異口同音に「ブラジルは素晴らしい。またぜひ来たい」と帰国が名残惜しそうだった。
