足裏には身体の臓器や部位のツボが集中している。刺激して痛いところは、その臓器や部位が弱っているところ。毎週金曜日、聖市内のある県人会館の一室で、二人の女性が足裏マッサージを無料で奉仕している。腕は確かで、膝が悪く杖が無ければ歩行困難な人がマッサージを受けて帰るときは杖を忘れるほどで、「杖忘れ足裏マッサージ」とも言われている。噂を聞いて回を重ねるごとに希望者が増えている。
聖市リベルダーデ区の宮城県人会会館二階(ファグンデス街一五二番)で足裏ツボ・マッサージを施術してくれる。
マッサージはベッドを使用せず、患者と対面で椅子に座り、二人は膝の上にタオルを広げ患者はそこに素足を乗せる。
使用するのはツボを刺激する小さな金型の器具と指だけ。しかし、足臭が凄い人もいて、消臭用の香水や治療後足につけてマッサージする乳液など全て二人の負担。見かねた患者からの薦めで、最近は会場に寸志箱が置かれるようにななった。
来場者は圧倒的に高齢の女性が多く、ツボを刺激され良い気分で二人に嫁の悪口をこぼすし、身体も精神もリラックス、晴れ晴れとして家路につく。
谷口、鈴木の二人は「足ツボマッサージは何回も通って効果が出る」と薦める。
