第一回東北・北海道祭り(内田マルコス実行委員長)が、同ブロックの青年部主催により十五日午前十一時から聖市ビラ・マリアーナ区の北海道協会会館で開催された。会場は一時期、席に座れないほどの超満員となり、盛況を博した。
同イベントは、「ブロックの会員だけで楽しむのでなく、もっと開かれた祭りにしたい」と青年部が主体となり、五、六年ほど前から温めていた考えを実践。東北・北海道ブロック各県人会の郷土食と郷土芸能が披露された。
会場には各県の郷土品が展示されたほか、長さ四、五メートルほどある鯉のぼりも飾られ、祭りの雰囲気を盛り上げていた。
午前十一時半の時点でほぼ会場は満員となり、舞台上では正午から山形県人会の舞踊「灘の酒つくり」、「花笠音頭」を皮切りに、津軽三味線(青森)、新相馬節(秋田)、白虎隊(福島)、よさこい・ソーラン(北海道)、民謡(岩手、宮城)といった各種伝統芸能が披露。会場外では、夏の蒸し暑さが増す中、青年部と婦人部が協力し、大汗をかきながらの郷土料理づくりに懸命の様子だった。
会場を訪れた六十代の日本人男性(北海道出身)は、「(郷土食の)器が小さく、これなら他の料理もたくさん食べることができる」と感心していた。
郷土名物の「玉こんにゃく」を販売していた山形県人会の婦人部からは「毎年この時期は運動会をやってきましたが、特に昨年は連休が重なったこともあり、参加者が少なかったです。このような(ミニ郷土食)形式でのイベントの方が、たくさんの方にも来てもらうことができ、面白いです」との率直な意見が聞かれた。
また、岩手県人会の千田曠暁会長は「はじめはどうなるかと心配でしたが、若い人たちは行動力がありますね。ブロック内だけで集まるより、かえってこうした方が親睦が深まりそうですね」と満足した表情を浮かべ、若者たちの動きを見守っていた。
