岩手県人会(千田曠曉会長)は五月三十一日、同県人会会館で『第二回わんこそば食べ放題』を行なった。二百人以上が訪れ、岩手県名物のわんこそばに箸が進んでいた。
調理場前の箱に食券を入れ、着席して待っていると、わんこそば、おにぎり、餃子、薬味や漬物を添えたフルコースが運ばれてくる。椀が空けば巡回している担当者が「おかわり」のそばを入れてくれるサービスっぷり。
百席近い食堂は、正午には満席となり、急遽、二十席ほど増設して対応したが、調理場はてんてこ舞いの忙しさ。「そば間に合ってないよー。おにぎりまだ。餃子は焼けてる」などの声がさかんに飛び交っていた。
婦人部四人を中心としたおにぎり班は、前日に作業要領などを打ち合わせ。米を五キロ買い足し、三台の炊飯器で十五キロを炊き上げた。そばは五十キロ、餃子は九百六十個という椀飯振舞となった。
『食べ放題』ということもあり、来場者の中には前日の夕食や朝食を抜いてくる人も。初めて訪れた三十代女性は、「ずっと続けて欲しいイベント」と、大満足の様子だった。
午後二時過ぎには、二分間で何杯食べられるかを競う、『わんこそば大会』も行なわれた。昨年の話を聞きつけてか、参加者の半数以上は二十代男性。
男性部門は、来伯して八か月、柔術を学んでいる長谷川嘉憲さん(三〇、神奈川県出身)が、予選で五十五杯、決勝で七十五杯と計百三十杯を平らげて優勝。充実した笑みを浮かべながらも、「しばらくわんこそばはいいかな」と、話していた。
女性部門は、四十二杯を記録した『かごしま実習生』の中村瞳さん(二九、鹿児島県出身)が、二位以下に十杯以上の大差をつけて勝利した。子ども部門は、予選で二十八杯、決勝で十八杯を記録してアラン桂一君(一一、四世)が昨年に続き連覇を成し遂げた。
千田会長は、若者が多く来場したことを喜び、「楽しんでもらえて話題になるのでは。皆さんありがとう」と挨拶し、締めくくった。
写真:チャンピオンの食べっぷりに、てんやわんやの千田会長
