ブラジル日本文化福祉協会(木多喜八郎会長)は去る六月二十八日、文協記念大講堂で『白寿者表彰式』を行なった。今年の表彰者は三十人で、出席した五人と代理にはそれぞれ、表彰状と金一封が贈られた。
当日出席した五人は、車椅子や杖姿で、介添えを受けながらも、はつらつとした表情で舞台に立ち、会場からは温かい拍手が送られた。欠席の二十五人についても親族ら代理が出席し、慶祝モードに包まれた。
来賓として、在聖総領事館の鎌倉由明領事、飯星ワルテル、ウィリアム・ウーの両下議、羽藤ジョージ聖市議、千坂平通サンパウロ総領事館分室室長、内山直明・国際交流基金サンパウロ日本文化センター所長、清水オリジオ・レアル銀行専務、森口イナシオ援協会長、与儀昭雄県連会長らが列席。
木多会長は、「日本より遠く離れた伯国の発展に寄与され、子弟に注いだ心血が現在の日系社会の基盤をつくっている。益々お元気で」と祝いの言葉を述べた。
鎌倉領事は、「幾多の困難を乗り越えてきた」受賞者に敬意を表し、「皆さんの教育、育成があってこそ、今日の日系子弟の活躍がある。家族仲睦まじく、健康に過ごしてください」と、祝辞を寄せた。
表彰者を代表し、矢野若江さん(一〇〇、広島県出身)が、「早くに両親を亡くしたけれど、百年以上生きています。子ども達の成長も神様のおかげ、ありがとうございました」と、元気に挨拶していた。
表彰者は次のとおり。
▽百一歳=藤井はな(千葉)、佐藤たけお(群馬)。▽百歳=河野アヤコ(愛媛)、小川トメノ(福岡)、矢野若江(広島)、田中マスエ(福岡)、大木みなえ(山形)、伊藤直久(北海道)、野田三蔵(熊本)、神谷清次(沖縄)、池田豊年(鹿児島)。▽九十九歳=中西チュウヤ(石川)、かみかわふさこ(広島)、右近いく子(兵庫)、松田いしえ(三重)、寺西伊登子(栃木)、藤マスミ(鹿児島)、松崎松蔵(福島)、小野リウ(石川)、平井静子(山梨)、西村俊治(京都)、簀戸進(愛媛)、中野タキノ(福岡)、池戸とみえ(岐阜)、井芹ツルコ(熊本)、花田頼子(広島)、加納要介(三重)、津野地精逸(山口)、杉森新(岡山)、半田長三郎(福島)。(敬省略)。
