沖縄県人会(与儀昭雄会長)はこのほど、協和婦人会(普天間俊子会長)の四十二年の活動を振り返る記念誌「協和婦人部のあゆみ」を発刊。その祝賀会が八月三十一日午後三時から同県人会館で行なわれ、婦人部関係者をはじめ、編集委員長の山城勇氏らが出席した。
一九六六年、現在の県人会の前身である「在伯沖縄協会」の企画・文化担当理事だった故・宮城松成氏の提案に基づき、婦人の生活向上を主な目的として創立された協和婦人会。各イベントでの食事づくり、各種演芸会参加やピクニックなどの活動も行ない、行事などで売上げた利益の一部を福祉団体や県人会に寄付するなど貢献してきた。
編集委員の宮城あきら氏によると、二〇〇六年には創立四十周年記念式典が開催され、同記念誌はその年に発刊される予定だった。しかし、移民百周年事業など多忙な状況が続き、編集委員会で各種資料を集めながらも、中断せざるを得ない状態が続いてきたという。
今年三月頃から改めて編集作業が行なわれ、七月に終了。八月にようやく出版にこぎつけた。
記念誌は、巻頭の「会員のあいことば」、「協和婦人会の会歌」をはじめ、創立四十周年記念式典や創立当初の活動など約四十ページ分におよぶ写真が使用。第一部の創立四十周年記念式典、第二部の「縁の下の力となって―協和婦人会のあゆみ」と大きく二部構成になっており、そのほかに文芸欄、追悼集や年表による婦人部の活動も記載されている。
特に第二部は、第二十七号まで続いたという同婦人部機関紙の「会報」の内容を抜粋しており、当時の記録が浮き彫りにされている。
普天間会長は祝賀会の席上、「編集委員の皆さんのお陰で立派な記念誌ができました。婦人会を作ってきたすべての先輩方と会員の人たちに感謝しております」とあいさつした。
山城編集委員長は、「最初に集めた資料の整理がつかないままに、移民百周年関連事業となったため、資料がこんがらがって仕事が困難となり責任を感じていたが、何とかできあがって良かった」と安堵の表情を見せていた。
写真:発刊された「協和婦人会のあゆみ」の表紙
写真:祝賀会で杯を掲げる婦人部の皆さん
