研修生枠の増員を要請 長野県人会館で懇談会 21日
長野県人会(北沢重喜会長)創立50周年記念式典を前日に控えた21日午前10時から、聖市リベルダーデ区にある同県人会館で村井仁県知事、望月雄内県議会議長をはじめとする母県からの慶祝団一行との歓迎懇談会が行われ、県人会員ら約50人が出席した。
懇談会では、北沢会長、村井県知事らの挨拶に引き続き、母県への要望事項や今後の県人会のあり方など、率直な意見交換が行われた。
リオ支部長の鹿田明義氏は(1)県での研修生枠の増加(2)長野県名物「そば打ち」講習会のブラジルでの実施(3)サッカー研修など県からブラジルへの若い人材の派遣、の3点を要望した。
また、県人会員側から現在の会館が土曜日、日曜日が閉まって使用できない現状が説明され、「今後の会館づくりへの知恵を貸していただきたい」との意見も出された。
さらに、矢崎逸郎副会長は、県人会活性化を目的にした若い人々の交流と相互の情報交換の必要性を強調。「県側でのホームステイで結構ですので、県人子弟を積極的に受け入れてほしい」と陳情した。
引き続き、歴代県費留学生・技術研修生OBたちが自己紹介と、県で世話になったことへの謝辞をそれぞれが述べ、現在、年間1人だけにとどまっている技術研修生枠の増員を希望した。
これらの意見について村井県知事は、日本がデフレ宣言を行い、県として経済的に苦しい状況であることを説明。反対にブラジル経済が明るい兆しにあることを示した上で、県人会に対して自助努力の方向性を示唆した。
写真:長野県人会員との懇談会で挨拶する村井県知事(奥側中央)
2009年11月24日付
