鹿児島県人会(園田昭憲会長)は2日、灯籠流しで有名なレジストロ市へ慰安旅行を行った。
遠くはサント・アンドレ支部等から集まった総勢33人は、午前6時半にリベルダーデ、午前7時に同県人会会館前からバスで出発。車内で園田会長は、「最後まで事故なく元気で楽しい旅にしましょう」と挨拶し、旅行の安全を祈願した。
一行が、まず目指したのは同市から更に55キロ離れた場所にあるヌークレオ・カベルナ・ド・ジアボ。120年前に奴隷が隠れていたとされる鍾乳洞で、50~60年前にドイツ人によって発見され、現在は観光名所になっている。
8キロに及ぶ鍾乳洞だが、立ち入れるのは入口から600メートル地点まで。年中18度の洞窟内は、照明も少なく冷ややか。初見学という上原美代子さん(62)は、「高所恐怖症なので暗がりの中での段差が少し怖かった」と、興奮した表情を見せていた。
午後4時前に灯籠流し開場に到着した一行は、奉納相撲を観戦し、マンジューバの刺身に舌鼓を打ちながら、リベイラ川の灯籠を鑑賞。多くの参加者が初めて目にしたという幽玄な灯りには、一同、「きれい」という感嘆の声を漏らしていた。
一行は、午後10時の花火と前後して行われた盆踊りにも率先して参加。来伯して5か月の30代学生は、「コロニアの活動で伝統ある行事に足を運べて有意義だった」と、感想を口にしていた。目一杯祭りを楽しんだ一行は、満足の表情を浮かべて翌午前0時、同地を後にした。
写真:親睦を深めた参加者の皆さん
2009年11月26日付
