岩手県人会(千田曠曉会長)は27日、聖市リベルダーデ区にある同会館で「第6回わんこそば祭り」を開催した。
千田会長が「コロニア名物」と誇る同祭の目玉は、わんこそばを食べる早さを競う「競技の部」。競技は、3分間で何杯のそばを食べられるかを競うもの。今回は男女別に4戦行われ、午後1時ごろ男性5人による「無差別の部」の1回目が行われた。
司会者の笛を合図に競技が始まると、会場に集まった来場者はそばを食べるはしを休めて出場者の食べっぷりに見入っていた。途中、そばの入ったわんが11杯乗った盆が何度も補充されるなど、出場者は順調にはしを進めた。
競技終了後は、わんにそばを補充し続けた給仕係が何杯食べたかを集計。出場者と来場者は、固唾をのんでその様子を見守った。その結果、舞台左端でそばを流し込んでいた同競技の常連出場者、村上ビセンテさん(55、3世)が98杯という記録を打ち立てて見事優勝。
2位以下を大きく引き離して常連の貫禄を見せつけた。
村上さんは千田会長から優勝杯と証明書を受け取ると、「6回目でやっと優勝できました」と満面の笑みを見せた。村上さんは日ごろから自宅で練習を重ね、絶食したのち競技に挑んだという。勝因として給仕係と呼吸が合っていたことを挙げ、初出場で76杯の記録だった藤井尚仁さん(35、神奈川)に対して「そばをつぐ人が良ければ、彼は量的には120杯いけていた」と今後に期待を寄せていた。
全戦の結果は次の通り(敬称略、カッコ内の数字は完食記録)。
【無差別1回目】
優勝=村上ビセンテ(98)、2位=藤井尚仁(76)、3位=池津丈司(70)。
【女性の部】
優勝=菊地マリーザ(85)、2位=近澤マリナ(60)、3位=青木アウレア(42)。
【無差別2回目】
優勝=高橋カルロス(83)、2位=奥田ホジェル(74)、3位=ルイス・フェラース(73)。
【無差別3回目】
優勝=岡田ダニエル(97)、2位=近澤ひろし(95)、3位=アラン・ハッサン( 84)。
2012年5月30日付
