沖縄県と世界をつなぐ人材の輩出などを目的とした「第1回世界若者ウチナーンチュ大会」が7月25日~同29日、聖市のブラジル沖縄県人会館及びジアデーマ市の沖縄文化センターで開催される。
同大会は、昨年10月に沖縄県で開かれた第5回世界のウチナーンチュ大会で初となる「若者国際会議」により世界8カ国の代表が議論した結果、開催を発表したもの。
世界の懸け橋となる人材輩出をはじめ、交流を通じたウチナーグチ(沖縄方言)、沖縄人としてのアイデンティティー及び伝統芸能の継承や、ネットワークを活用した事業展開によりビジネスへと発展させることなどが大きな狙いだ。
今年3月現在で、日本、ブラジルをはじめ、アルゼンチン、ボリビア、ペルー、アメリカ(ハワイを含む)、イギリスの7カ国が参加を表明しており、メキシコ、フランス、フィリピン、中国が調整中だ。
大会では、スポーツ交流、シーサー作り、映像フェスティバル、ウチナーグチ替え歌カラオケ大会、国際会議、移民勉強会や郷土祭りなどが5日間にわたって実施される。
同大会開催について与那嶺真次沖縄県人会長は、ブラジルで若者たちのウチナーンチュ大会が初めて行われることの大切さを強調。現在、伯国内に留学生OB組織の「うりずん」、各市町村留学生OB、ジュニアスタディツアー、ニーセーター(青少年)ツアーなどで日本での生活を体験した数多くの県系子弟がいることに触れ、「今はインターネットで国際的なネットワークが築ける時代。若い人たちが三線や太鼓、琉球舞踊など沖縄の文化に関心を持ってもらえることはうれしいこと」と述べ、喜びを示している。
なお、母県の沖縄県人子弟11人をホームステイ方式で受け入れるブラジルで初めての「ホストファミリー事業」も7月21日から同31日まで実施され、第1回世界若者ウチナーンチュ大会のプログラムの一部に参加するという。
2012年4月21日付
