熊本県人会役員に義援金を渡す菊地会長(右端)

サンパウロ日伯援護協会の菊地義治会長と足立操事務局長が8日、サンパウロ市ビラ・マリアーナ区にあるブラジル熊本県文化交流協会(田呂丸哲次会長)を訪れ、熊本地震被災者への義援金を贈呈した。
援協では、地震発生直後から義援金の呼びかけを開始。理事をはじめ、職員や運営委員、地区委員、一般の来訪者から義援金を募った。また、日伯友好病院やサントス厚生ホームでも同様に募金活動が行われた。
この結果、援協本部では5898・05レアルと日本円で2万円、日伯友好病院では1万8020レアル、サントス厚生ホームでは610レアルが集まり、合計2万4528・05レアルと2万円が同県人会に寄付された。
援協の菊地会長は「この義援金が少しでも役に立てば。本部や病院の職員には2世、3世が多いが、喜んで協力してくれた。困った人を助けるという援協の信念が消えないよう、日本で何か起こった時はこれからも協力していきたい」と述べた。
義援金を受け取った田呂丸会長は「本当にありがたい。義援金には多くの方の協力があり、日系コロニアの力を感じた。助け合いこそ日本人の精神。同時に一刻も早く届けなければという責任を感じている。義援金で熊本の人々に一日でも早く笑顔が戻ってほしい」と話した。
義援金はこれまでに総額で約30万レアルが集まっている。為替銀行を通じ、熊本県庁の口座に来週振り込まれる予定。また、義援金協力者や団体はすべて一覧にして届けられる。
サンパウロ新聞 2016年6月10日付
