改装により4万平米の会場を使用
7月8日~10日の3日間にわたり、サンパウロ市サンパウロ・エキスポ・センター(Rod. dos Imigrantes Km1,5)で開催される「第19回フェスティバル・ド・ジャポン(日本祭り、主催=ブラジル日本都道府県人会連合会)」。リオ五輪と4年後の東京五輪にちなみ、今年のテーマは「スポーツと健康」。9万7000平米の中南米最大規模を誇る会場は、4月26日に改装工事が終了したばかり。日本祭りでは4万平米が使用され、4500台収容可能な立体駐車場も完備。3日間で18万人の来場を見込んでいる。
【食】
日本祭りで最も人気の高い郷土食広場では、過去最大となる46都道府県が出店し、各県人会の会員が一丸となり、自慢の郷土食を販売する。
和歌山の関西風お好み焼き、香川の讃岐うどん、秋田のきりたんぽ、高知の鯛の蒸し、熊本の辛子れんこん、鹿児島の薩摩揚げ、鳥取の大山おこわ、長野の野沢菜漬など、人気の郷土料理を挙げればきりがない。
日本から食材を取り寄せる県人会もあり、普段ブラジルでは口にすることができないような郷土料理を各県人会が工夫を凝らして用意している。人気料理を食べたい人はある程度並ぶ覚悟が必要で、売り切れ御免。
今年度も去年と同様に、席の回転率を上げるために、通常の座席が2200席、立食用の机が2000席用意されるほか、お年寄りや体の不自由な人のための優先席も用意される。
【文化】
日本祭りでは、日本の様々な文化を知ることができる。舞台では、日本の伝統文化、郷土芸能、武道や新しい舞台芸能が披露されるほか、ミス・ニッケイコンテストや、若者に人気のある秋葉・コスプレ・サミットも開かれる。展示スペースでは伝統的日本文化の紹介や、来場者への文化・芸能の公開指導なども行われる。
昨年同様、スポンサー企業・団体のブースが設置。ブースでは企業・団体の宣伝のみならず、企業によるワークショップや、通常より格安で購入することができるアウトレット品の販売も行われる。県連の山田康夫会長は「ブラジルは今、不景気であるにも関わらず、たくさんの日系企業から協力をしていただき感謝している。日系企業の協力なしで日本祭りを開催することはできない」と語る。
また、在サンパウロ日本国総領事館、観光庁、農林水産省、JETRO、JICA、国際交流基金、サンパウロ・ジャパン・ハウス、文部科学省(筑波大学)など各日本政府機関も出展する。今年で創立50周年を迎える県連は、県連の歴史を振り返る写真展を行う。アトラクション詳細は7月5日付特集で紹介する。
入場チケットは既にサンパウロ州の各施設で販売されており、前売り券20レアル、当日券23レアルで60歳以上は半額、8歳以下と70歳以上は無料となっている。一部の店舗ではクレジットカードも使用できるように準備している。チケットの販売先や同祭に関する情報はインターネットで見ることができる。ウェブサイトは(http://www.festivaldojapao.com/)。
毎年、会場内の駐車場へ行く道路の渋滞が深刻だったが、今年の改修工事により駐車場までの道路が1車線から3車線に増やされた。これにより渋滞が解消されることが見込まれているが、会場最寄駅の地下鉄ジャバクアラ駅から出る無料のシャトルバス(巡回バス)の利用が推奨されている。
サンパウロ新聞 2016年6月28日付
