竹で遊ぶ子供たち

第19回日本祭りの「子ども広場」では、エスコテイロ・ド・ブラジル(ボーイ・ガールスカウト)の13団体の少年・少女たち(連日約120人のボランティア)が、来場の子どもたちに竹を組み合わせた器具を使ったアルゴリズム運動やスカーフの折り方を教えていた。
同広場ではそのほか、「イベス・オオタの平和と正義運動」主催の七夕短冊作りや書道、「貞子への千羽鶴作り」、紙工作、折り紙、合成写真、陶芸体験、はしの使い方練習、凧作り、おにぎり・手巻き作りなどの実体験コーナーが用意され、多くの子どもたちが参加。陶芸体験コーナーにいたペルナンブコ州ペトロリーナ市から来ていたトシロウ君(8、3世)は、「柔らかい粘土に触って、形ができるのがとても面白かった」といい、ベアトリスちゃん(5、聖州ペルイビ市、ポルトガル系)も「粘土が柔らかくて面白かった。また、遊びたい」とし、手の汚れを気にせず楽しんでいた。
凧作り体験コーナーでは、非日系のケルビン・テセイラ・デ・オリベイラ君(7、サンパウロ市)が「凧を作ったのは初めてだったので少し難しかったけど、とても楽しかった」と喜び、日本文化に興味があるという母親ともども満足そうな様子だった。
「貞子への千羽鶴作り」コーナーでは、聖市から来ていたあゆみちゃん(11、2世)、たいき君(8、2世)の姉弟が一生懸命に鶴を折っていた。あゆみちゃんは「広島に原爆が落とされたことは、学校で習っていました。鶴の折り紙は、以前に何度か折ったことがあるので簡単でした。8月6日の日に間に合うよう、広島に持って行って下さい」としっかりとした考えを示していた。
紙工作コーナーでは、日本祭りには5回目の来場だというロドリゴ・ウシザワ君(10、4世)が折り紙、竹ひごと要らなくなったCDで、鯉のぼり作りに熱中。「学校では工作するのが大好きで、ここでは色々な体験コーナーがあって楽しめる」と話しながら、工作に集中していた。
折り紙コーナーにいたルーカス・エイジ・タナカ君(16、3世)は、午前中から父親と2人でボランティアとして、日系福祉団体の物販や会場のパンフレット配りを手伝っていたという。その合間に、折り紙や絵を描くワークショップに参加したと言い、「たくさんの人たちに来てもらい、初めてのボランティア経験を皆と一緒にできて、良い経験になりました」と微笑んでいた。
サンパウロ新聞 2016年7月12日付
